【感想・ネタバレ】白狼王子と溺愛あまあま新婚生活【特別版】(イラスト付き)のレビュー

真船るのあ / 榊空也

【特別版／書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録！】

クリスマスイブの夜。祖母と暮らす幼い登羽は、不思議な樹の下で人狼国からやってきた王子様・リュカと出会う。あれから10年。リュカと共に成長した登羽は、お兄ちゃんでもあり親友でもある彼とずっと一緒にいたいと願うが、成人した途端に「私の伴侶になってくれ」とプロポーズされてしまった！ 狼の姿も獣人の姿も大好きだけど、突然の求愛に戸惑う登羽。怒濤のアプローチに、気づけばまるで新婚さんのような毎日を送ることとなって!? 異世界の溺愛人狼王子×愛され箱入り息子の、妖精の樹が結ぶ一途な初恋ラブ

[ブクログ · ★★★★☆]

逆トリップモノです。
冒頭のシーンに至るまでの道のりが長くてその後のしっかり結ばれるまでも長くてページ数少ないのに大丈夫か！？と心配しましたが無事大団円に終わりました。最後の方は駆け足気味ではあるものの、楽しく読むことができました。
さくさく読める平和なハッピーエンド作品です。
タイトルにするほどあまあまではないなと思います。
作品上面倒なところは魔法の力、祖母の会社だから大丈夫、で解決しているので細かいところが気にならない人におすすめです。

本編に加え、コミコミスタジオ特典の書き下ろしも読んだのですが、他の作品と世界線が繋がっていることがより分かるクロスオーバーネタでした。各作品もお好きな方には嬉しい点なのかも。

[肉まん · ★★★☆☆]

スピンオフ？

あとがきにありましたが、世界観を同じにする作者さんの作品の流れの一部みたいです。私は他の作品は知らずに読みましたが、単独で読んでもちんぷんかんぷんと言うわけではないです。ただ、なんとなーく他に広がりがある世界観の一部のお話なんだろうなーと感じるところも。内容自体はハピエンですしそんなにえげつない障壁があるわけでもないので安心して読めます。