【感想・ネタバレ】下北沢インディーズ ライブハウスの名探偵のレビュー

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Posted by ブクログ

『下北沢インディーズ ライブハウスの名探偵』
岡崎琢磨/実業之日本社文庫
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マスターの着眼点というかそんな言葉はないけど着耳点というか。推理を聴き分けているのが凄いなと思った。
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音楽活動もされている岡崎さんだからこその細かい描写もあって岡崎さんも楽しく書いたんだろうなぁと伝わった。

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2022年12月04日

Posted by ブクログ

お仕事、青春の日常の謎のミステリーですね。
音楽雑誌「ロッククェスチョン」に新卒で採用された音無多摩子はまだ三ヶ月の新人。
ところが、編集長の大久保祥一から新連載のコラムを担当するように言われる。無名のインディーズバンドを発掘するコラムとの事。
当惑する音無に大久保はある秘策を授ける。
下北沢の『レジェンド』に行け。優れた耳を持つというライブハウスのマスター、五味渕龍仁を頼れ。
早速、取材に出かける音無だか、待ち受けるのは…。

岡崎さんの軽いタッチながら味のある文章で、インディーズの話題が盛り上がる。
音無とインディーズの若きバンドマンたちの青春成長物語であるのも見逃せない。
謎解きは、かなり癖が強い五味渕が引き受けるが、大久保の友達らしいこの男は、音無をワトソンにしてなかなか人使いが荒い。それに、どうやら五味渕の演奏は、音無には聞くに耐えないようだ?
五話の短篇連作。
岡崎さんの作品はポジティブなので、楽しくユーモアも味わいながら読めるのが嬉しいですね。

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2023年08月03日

Posted by ブクログ

ライブハウスに行き慣れてない人にはピンとこない話かも。ライブハウスとそこに集うバンドたちにまつわるミステリーです。キャラ造形でややコメディ寄りになっていますが、ステリ―としては本格です。
実在のバンドやライブハウスがモデルになっているとは思いませんが、なかなかそれっぽくなっています。下北沢でなくても成り立つ話ですが、街の雰囲気含めてやっぱり下北沢がしっくりきますね。

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2023年06月08日

Posted by ブクログ

☆4

馴染みのあるライブハウスやバンドがテーマのミステリーということもあり、とても楽しく読ませて頂きました!
登場人物のキャラもみんな個性的で良かったので、続編が出てほしいなぁと思いました❁⃘*.゚

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2022年11月18日

Posted by ブクログ

岡崎琢磨先生らしい,軽いノリの日常系連作ミステリー.

track 1.ブチギレデジタルディレイ:エフェクターの配線はどうやって切られたの?
track 2.ライブ・フライ・ライブ:浮気はテレポートが必要? 多摩子ちゃんの元彼(先輩)の再登場を期待したい.
track 3.ザ・グレート・ベース・エスケープ:なくなったスルーネックのベースの謎.
track 4.ヒステリック・ドラマー:何がドラマーをキレさせた?
track 5.ミュージック・ウィル・ゴー・オン:SNSで中傷するのは誰?

多摩子ちゃんがカワイイし,五味淵さんもいい味出してる.岡崎先生,続編お願いします.

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2022年11月02日

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