【感想・ネタバレ】40代からの街道歩き 《鎌倉街道編》のレビュー

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Posted by ブクログ

いざ、鎌倉へ!鎌倉街道上道を歩く楽しみを、伝授。
・鎌倉街道全図
・街歩きのアドバイス
・鎌倉街道編 群馬県安中から鎌倉までの上道、約248km。
中道・下道のダイジェスト版、鶴岡八幡宮、
Column、索引有り。

鎌倉街道は、鎌倉幕府と関東武士団を結ぶ街道で、
その実態は不明の「幻の道」。なんせ600年以上前の道だもの。
上道・中道・下道の主要幹線と思われる道があり、
その中から上道にスポットを当てて、その街道歩きを紹介。
群馬県安中から鎌倉までは、かなりの長丁場。
幾つかのコースに分けてルートを繋ぎ、踏破する、
現代人向けの街歩きを教えてくれます。
それぞれのコースに、歩行距離や時間、歩数の目安有り。
各コースは、ほとんどが鉄道駅に近いので、アクセスが楽。
地図とコースの概要に続き、歩く途中に出会う、
寺院仏閣や名所旧跡が、カラー写真と共に紹介されています。
特に、いざ鎌倉!と向かう距離の長いこと。
鎌倉武士や御家人、畠山重忠の本拠地からの遠さ。
新田義貞の鎌倉攻めの行軍も同様。
また、源氏の人々、中でも源頼朝や義経、北条政子、
木曽義仲や息子の義高の伝説、謡曲「鉢の木」の舞台等、
鎌倉時代に思いをはせることが出来る場所も点在。
中先代の乱の戦場跡もあるので、
「逃げ上手の若君」の聖地巡礼にも良いかも。

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2023年06月23日

Posted by ブクログ

「腹も出てきたし、歩こっか」という、まことに中年らしい理由で手に取った。

「鎌倉街道がある」ということ自体は知っていたのだが、主要幹線として西から「上道(かみつみち)」「中道(なかつみち)」「下道(しもつみち)」があるのだとか。本書は主に上道を掲載したものだ。

なかなか丁寧に作られていて、「あれも鎌倉街道か!」の発見もある。鎌倉幕府ゆかりの人物と関係が深い寺や歴史上の事件の現場なんかもあって、字面として知っているだけだった人物や場所を体験する格好のツールになりそうだ。

テレワーク続きでだいぶ脚力も落ちているので、まずは短めルートから探検だな。「中道」「下道」の詳細版にも期待。

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2020年09月07日

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