あらすじ
看取り方、看取られ方に正解ってあるのかな? 超高齢化社会のいま、どのような最期を迎えることが幸福なのかは、大きな社会問題になっています。病棟看護師として多くの死を看取り、また自身の家族の看取りも経験した、「漫画家しながらツアーナースしています。」シリーズの著者が描くヒューマンコミックエッセイ。「新人時代から長く付き合う患者さんとの最期の時間」「一家を支える元気なパパが突然死してしまった家族」「認知症の妻を最期の瞬間まで待った夫の奇跡」「最期の迎え方の考えが異なる家族と患者」「自宅で最期を迎えたい父と家族を想う長女の本音」など、誰しもが必ず経験する物語を、やさしくやわらかなタッチで描く全13話。<著者プロフィール>明(みん)●漫画家・看護師。「漫画家しながらツアーナースしています。」シリーズのほか、『リヒト 光の癒術師』(小学館クリエイティブ)『Ming短編集』(ナンバーナイン)などがある。
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Posted by ブクログ
人生折り返した感があるので、自分の最期、身内の最期のことを時々ふと考えます。
見送られる側はさておき、見送る側はできる限りのことをしてもいくらかの後悔が残るんだろうし、そんな中でも気持ちに折り合いをつけていかないとダメなんだろうな…と読んでいて改めて思いました。
何かやってあげたくても拒否されることもあれば、余命いくばくの身内のお願いを自分や家族の心を守るためにも断らないといけないこともある。各人にとっての最適解を求める難しさを感じます。
テーマは良かったのですが、ちょくちょく話があっちこっちに飛んで読みづらかったのが少々残念でした。
Posted by ブクログ
『いのち』とは。
受け止め方は色々、ではありますが
子供と親の考えが違うのも当然。
の前に、その関係性の問題も出てくるわけで。
どれだけ望んでも、家族が受け入れられないなら
あきらめるしかないわけで。
すべてにおいて、物語があるんだな、と。