あらすじ
支配される側・Subであるキョウは、ある日チャットで支配する側・Domを自称するナギと出会う。Subのイメージとかけ離れた派手な見た目で自分を擬態するキョウとDomらしくない紳士的でクソ真面目なナギ。一夜限りの暇つぶしの相手……そう思っていたはずなのに直接会い、会話を交わすごとに、不思議と興味を惹かれていく――。「……キョウ、《跪いて（Kneel）》」溺愛と支配を織り交ぜた、話題のDom/Subユニバースの傑作がついに電子書籍化!!
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Posted by ブクログ
表紙のあまりに魅力的な絵と世界観に惹かれて購入し、一気読みしました。まだしばらくこの甘々多幸感に浸っていたい。
Dom/Subユニバースって初めてでしたがいいですね。理解できるのだろうかと読み始めるまで疑問でしたがすんなり物語に入り込んでました。このあまあま～でやさしくエロティックな主従関係とてもいいです。
早々に惹かれ合い結ばれたふたりだけど、ナギとキョウの家族やファッションや性格が形成された背景がだんだん分かっていくのもよかったし、首輪とか、ナギのお仕事とか、まさか西園寺雲雀がキョウの兄でしかもブラコン気味って、色々とたまらんです。萌えポイントてんこ盛り。他の登場人物もこれしかでてこないのもったいないってくらい魅力的だし、円陣闇丸先生の挿絵がもう素晴らしかった。キョウの仕草も性格も絵もみんなかわいいし。あー...全部よかったです。ネーミングとか食べ物の描写とかそんなに重要じゃなさそうな細々したところまでセンスも良くて好き。ほぼ表紙買いでしたがこれから作者さん買いします。
あとがきの、ラフ画が届いて興奮する様子がわたしのような一般のファンと変わらないんだーって勝手に親近感を抱いてしまいました。
コミカライズ進行中らしく期待しかない。円陣先生だったらうれしくて踊ってしまいそう。
あとドラマCDもでてほしい。そしたら私がスペース入りっぱなしになりますね…。
1,000円超えの価値がある
今まで読んだDom/Subユニバース作品の中で、ちゃんとdomsubの要素が活かされてると思った。ダントツで好き。
DomとSubにランクがあるのも面白い。
前半受け視点、後半攻め視点。
キョウは、ツンデレやカワイイ系受けじゃないのが読みやすくて評価高い。
ナギも誠実で不安感がない。
ハラハラドキドキ要素もあるから飽きない。
最初のページに絵付きで登場人物紹介があるから、挿絵がまだ出てなくても光景を想像しやすい。
出てくるキャラ、カップルがみんな男同士で成立してるから安心して読める。
私みたいな地雷原読者のために。後半、父親がナギに見合いを持ってくるけどご安心を。見合い相手は男で、そのうえ美味しいシチュです。
理想の世界観です。胸がいっぱいになりました。
