【感想・ネタバレ】君といた日の続きのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

まあ、最後にしてやられました。何が続くんだ、って最後油断してたら泣かされました!作者名で買って期待通りでした。

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2024年04月16日

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ネタバレ

最後まで秘密にきがつかなかったので、気がついたとき色んなことが結び付いて温かい気持ちになりました。夫婦の縁ってやっぱり不思議なつながりがあるのかな。
最後、奥さんの気持ちにきがついて誤解がとけて良かった。みんな表現の出方が違うけど悲しみは必ずもってる。そんなことを改めて気がつかされました。

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2024年01月25日

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ネタバレ

ここのところ、ネグレクトやヤングケアラー絡みの小説を立て続けに読んでいた(意図したのではなく偶然のタイミング)のだが、この作品は病で幼い命を亡くした少女の父親が主人公。娘と死別、妻と離婚、コロナ環境…と、虚無な引きこもり生活を送っていた主人公のもとに、過去からタイムスリップしてきたと思われる亡き娘と同年代の少女が現れ、共に生活することとなる。

虚無と絶望を抱えた主人公が、少女との生活で彩り潤いを取り戻していく描写は微笑ましく温かいが、悪く言えば安易な願望成就系ストーリーとも読めて、「SNSによく転がっている感動系ストーリー投稿やん」と思ってしまったのだが…。

後半以降、少女の正体が分かりつつあるあたりからの伏線回収と、二重の「実は…」が見事。比較的容易に予想がつく仕掛けなのだが、ストーリー展開としてこういう風に回収されていくと、読者としてはもうたまらんのよ。そして、物語の余韻とともに表紙を見て、タイトルを読み直した時の心にこみあげてくる感情ときたら…もう…

子育てを経た大人たちにぜひ読んでほしい傑作。

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2023年10月05日

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ネタバレ

はじめての作家さん、油断していた~。数年ぶりに涙がポロリ。1980年から2021年にタイムトリップした10歳くらいの「ちぃ子」を中年男性・友永譲が保護し、一時同居する。友永は幼い娘を亡くし妻とも離婚、引きこもり生活を送っていたが、亡き娘と近い年頃のちぃ子との生活によるカタルシス。父親のダメっぷりと優しさが共感した。譲が10歳の時に起きた少女連続殺人事件を思い出し、まさか!の展開。何故、ちぃ子がタイムトリップしてきたのか?自分に会いに来たのは偶然なのか?必然なのか?ラストはあり得ないが、心が洗われた。⑤↑

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2023年04月01日

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すごく読みやすく面白い作品でした。
インスタであらすじを読み気になり読みましたが、辻堂ゆめさんの他の作品も読みたくなりました。

読書が苦手な私ですが、3日程度で読み切ってしまうくらい先が気になる小説でした。

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2023年03月31日

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一日で読んでしまった!
それくらい読みやすく、面白かった!
そうだったのかー
運命ってすごい!
それに気づけば、きっと人生は変えられる!

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2023年03月12日

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すごい良かった
伏線もしっかりしていて、夏の日の擬似親子体験
最後はそういう事かと考えさせられる1冊

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2023年03月10日

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凄く良かった!
幼い少女二人の悲しい背景が、切なく読んでいて辛い所があるのですが、読み終える頃には前向きな元気な気持ちがもらえる話でした。他の作品同様後から気付かされる伏線がちりばめられており、気持ちよく騙されました。
『君といた日の続き』と言うタイトルが、正にその通りだなぁ、と思いました。これからの幸せを想像させるエンディングでした。
やはり辻堂ゆめのこの手のタイムスリップを題材にした心に響く作品は凄く良いです!

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2023年03月09日

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途中まではあまり驚かなかったけど、最後の展開には驚かされた。全てが繋がった瞬間、驚きと感動があった。

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2024年05月17日

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タイトルと表紙絵からは想像できないストーリーだった。
一人娘を亡くし離婚した譲のところに、タイムスリップし突然やってきたちぃ子。
なぜこのタイミングでココに現れたのか、全てに理由があった。

後半からは読みながら涙が流れ続けた。

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2023年11月08日

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タイムスリップものは、あまり得意ではないので、失敗かもと思って読み始めたら、あっという間に読み終わってしまいました。

1980年代の流行りや、よく使っていた言葉が出てきて、その頃の楽しかった事を思い出し、懐かしくそして、全てが揃ってしまった今がちょっと寂しくなりました。
小さな変化は気づかないけど、10年、20年経った時に、小さな変化が大きな変化に変わり昔を懐かしく感じてしまうものかもしれない。

子供が亡くなり辛い部分もありますが、最後に全部が繋がり、後味の良い小説でした。

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2023年09月18日

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夫の勧めで読んだ本。
最初、ありきたりなかんじだなあと思っていたけれど、そこから二転三転、予想を超えてきました。
良かったです。

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2023年08月06日

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1980年代からコロナ禍にタイムスリップしてきたちぃ子と、一年前に娘を亡くした譲の、不思議なひと夏。
限られた時間しかないなら、何でも好きなことをさせてあげたらよかった、というのは、子どもを小さいうちに亡くした親なら、誰もが考えそう。実際には、元気な子どもを前にそういうわけにはいかないけれど。

直に読み進めているうちに最後の日になり、はっ!これ辻堂ゆめさんだった!と身構えたら、やはり。普通に感動したかったのに、どんでん返しで少し覚めてしまったような気もする。
でもちぃ子にも譲にも、こういう結末になってよかった。これからの明るい展開を予感させる終わり方。

1992年生まれの作家さんなのに、80年代の出来事とか流行とか言葉とか、いろいろ出てきてすごい。全部調べたのだろうか。譲と年代が近い読者からすると、少し楽しい。

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2023年08月06日

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ネタバレ

過去からタイムスリップしたと思われる少女を拾った主人公。やむを得ず少女と暮らすことになるが、自分の過去の記憶にもつながる少女の正体は誰なのか。
伏線が絡みあうが、途中、なぜタイムスリップなのかを考えながら読んでいると朧気ながら謎の全体像が見えてきた。しかし謎は幸せとは何かを問うこの小説の肝ではない。
この切ない物語は、題名が全てを語っていると思う。心に残る小説だった。

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2023年08月05日

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大切なことは、過ぎてから気がつく。
それを後悔というのかもしれないけど、その思いから、どうやって前に進むかで、後悔ではなくなる。
...と思って、今日も前を向こう。

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2023年05月29日

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カバーのイラストの柔らかい色彩、過去と未来を繋げるようなタイトルから、どんなストーリーなのだろう、と想像しながら読み始めた。

舞台は相鉄線沿線だろうか?
妻と離婚し孤独な日々を送る中年男性譲が、初夏のある日、迷子らしき小学生の少女を見つけて助けるが、その少女は土地勘もないばかりか、覚えているのはちぃ子という名前だけ…着ている服もどこか懐かしさを感じさせるような出立ちだった…。
同じ年頃の娘を一年ほど前に亡くしたばかりの譲は、ちぃ子を娘のように思い、記憶が戻るまで共に暮らすことになる。

過去の事件とちぃ子の関係が謎めくミステリー、譲の人生と家族の再生物語、タイムトラベル…と様々な要素か満載なのだが、それらが滑らかなストーリーとなっていて、無理なく読ませる。

昭和のごみごみとした活気と熱気、コロナ禍の令和の閑散とした町や人の孤独、その対比が胸を突く。
昭和の終わりを知る世代には、郷愁を誘う小説でもある。
2023

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2023年05月07日

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昭和から令和のこのコロナ禍の時代にタイムスリープしてきた10才の少女・ちぃ子と47才の主人公・譲
子どもを亡くし妻とも別れて1人悲しみの中でもがき続けていた譲がちぃ子と出会い、ひと夏を過ごす。
ちぃ子…記憶にあるその名前は過去に自分に起きたある悲しい事件と関係あるのか?

もう途中である程度はわかってしまうんですよ。
でもね!王道のハッピーエンドじゃないとダメな作品ってあると思うんですよ‼︎
この作品はタイムリープの仕組み?そんなことより未来がそれぞれ幸せじゃないとダメなヤツ!
気持ちよく伏線回収されてます笑
思った以上にハッピーエンドで満足です(๑˃̵ᴗ˂̵)


昭和のアレコレを知らない人にはちょっとわからない事を説明っぽい文章が多かったかな?
若い人に向けての作品?じゃ仕方ない_φ(・_・

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2023年04月14日

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譲の弱さを過去と未来から支えるちぃ子、二人をつなげる運命の力、とても素敵だった。どんどん絆が深まっていく矢先、訪れる別れに大きな悲しさを感じたが、そのあと明らかになる事実に驚きと感動を覚えた。気持ちが前向きになれる作品だった。

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2023年03月18日

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ネタバレ

ある日突然家に現れた幼女との同居だけれど、実は未来の妻でしたというオチがなんというか安易だったなーと。
この作者さんはけっこう好きなんだけど、これはあまり合わなかった。残念。

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2023年12月03日

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最終的には良かったが、なかなか辛い内容でした。死についてよく考えるから失った時の喪失感絶望が読んでて泣きそうになった。
あの少女ちぃこの正体は序盤で予想してた通りだったので驚きはなかった。

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2023年11月28日

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前半はただただコロナの時期でもこんな風に優しい親子のような日々が続けばいいのにと楽しい気持ちで読めたけど、後半は展開ががらりと変わり切なくって心が締め付けられる感動小説だった。
タイムリープは苦手なジャンルではあるけど、感動は好きだったから星3つ。

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2023年11月28日

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小学生がタイムスリップしてくるというSFのような設定に最初はちょっとガッカリしたが、読み進めるうちにミステリ要素が入ってきて面白くなっていった。
小学生の正体はあの人では?とは考えたものの、途中でそれを打ち消さざるを得ない事実が明らかになり、最終的にはあの人だった、という展開には舌を巻いた。子供と過ごせる時間を大切にしたいと思った。

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2023年11月19日

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病気に事件、子供が二人も命を落として、この上まだ悲劇が続くのかと暗い気持ちになったけど、救いが用意されていてよかった。

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2023年08月20日

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ネタバレ

雨の日、アパートの前で10歳の少女ちぃ子と出会う。80年代からタイムスリップをしてきた彼女との夏休みのひとときの体験から娘を亡くし離婚した47歳の譲が人生を見つめ直し運命の不思議に気づく。

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2023年07月31日

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子供を亡くし離婚し、生きることに絶望した主人公の前に現れた謎の少女。彼女のおかげで前を向いて踏み出すまでのSFファンタジー。
挿絵もあってかアニメ映画によさそうな作品だった。

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2023年07月23日

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切ない物語 「過去が今の自分を作り、今の自分が過去を肯定する」
読み終わると少しだけ前向きになった自分に気がつきます

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2023年07月13日

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ファンタジーなタイムトリップもの。昭和と令和の時代の対比も面白い。
喪失と再生の物語。バッドエンドではないのがよかった。
しかし表紙が少し誤解を招くような。お兄さんと小さな子供にしか見えない。
心象風景だから良いのか?

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2023年05月01日

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辻堂作品初読み。タイムスリップものと聞いていたので、何となくストーリーを先読みしながらサクサクと読んだ。最後はこうきたかと、驚いた。

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2023年04月19日

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タイムスリップファンタジー

擬似親子の一夏の体験がほのぼのして
そうそう昭和ってこんな感じだったなってクスッと笑えて
伏線もしっかり張り巡らされて
ここに行き着いたかと
胸が熱くなる。

よく出来た話だけれど
気持ちのなかに
なぜかコツンと消化できない種が残る。
私はあまのじゃく?

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2023年02月23日

Posted by ブクログ

二重構造の時空を超えたミステリー - 辻堂ゆめ「君といた日の続き」★★★☆☆

辻堂先生の伝家の宝刀、時空を超えたミステリーです。映像化したら泣く人続出だろうなこれ。残念ながら、読んでいてあれ?って思って読み返したところがポイントだったので気づきましたよ。気づいた上でエピローグは美しかったよね。
子の物語のようで、実は違うのか。なるほど、そこは書かないけど、思い返すと上手いな!!
#引用
・死とは美しいものではない。映画やドラマの中で描かれる死がときに美しいのは、その役を演じる俳優や女優自身が、隠しようのない生の輝きを放っているからだ。
・どんなにつらくても、もう耐えられないと自暴自棄になっても。その「いま」は、永遠ではない。気づいていないだけで、時代はいつだって変わり続けている。

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2023年10月27日

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