【感想・ネタバレ】確かな力が身につくPHP「超」入門 第2版のレビュー

松浦健一郎 / 司ゆき

[ブクログ · ★★★★☆]

■ダブルクォートの機能
　ダブルクォートを使った文字列には、タブや改行といった特別な文字を表すエスケープシーケンスという記法を処理したり、文字列内に記述した変数の値を展開したり、といった機能があります。

■isset関数
　変数に値が代入されていて、かつ値がNULLでないときに、TRUEを返します。

■連想配列
　添字の代わりに文字列を使って要素を指定できるようにした配列。

■正規表現
「.」任意の1文字
「*」直前の文字の０回以上の繰り返し

■PDO
　PHPとデータベースとの間の接続機能。
　PDOはクラスの一種で、データベースを操作するための変数や関数が、まとめて定義。
　クラスに属する変数のことをプロパティ、クラスに属する関数のことをメソッド
　メソッドを呼び出すには、「->」を使う。例：変数->メソッド

■インスタンス
　クラスで定義された機能を、実際に使用できるようにコンピュータのメモリ上に配置したもの。

■prepareメソッド
　SQL文を実行する準備を行います。prepareメソッドの引数には、SQL文を文字列で指定します。このときSQL文のなかに「?」を含めることができ、?の部分には後から好きな値を設定することができます。

■excuteメソッド
　prepareメソッドに引数として渡したSQL文を実行します。SQL文のなかの「?」部分に設定する値を、配列にして渡します。

[ブクログ · ★★★☆☆]

「超」入門という名前の通り、かなり簡易的なもの。
データベース操作周りも解説されているので、PHPの実践的な全体像を手早く掴むのには良さそう。
その代わり詳細な仕様は相当端折られているので、あくまで最初の1冊程度の使い方になるかと思う。
用語や表現などについては、分かりやすさを重視してあえて別の言い回しを使っている個所もあるので要注意。その旨は注がついているので問題ないけれども。
グローバル変数に$_POSTや$_GETを使わず、$_REQUESTを使い続けているのも、おそらく分かりやすさを重視しているからだろう。