【感想・ネタバレ】GRATITUDE (グラティチュード) 毎日を好転させる感謝の習慣のレビュー

あらすじ

感謝は人生を変える最高の方法

・感謝をするとポジティブさがアップする
・感謝をするとこじれた人間関係を修復できる
・感謝をすると免疫力が上がる

ベストセラーシリーズが待望の邦訳化 !
感謝を実践するための23の習慣を大公開 !

今日、あなたは何に感謝をささげるだろうか ?

私たちはふだんの生活の中で、とかく不平を言いがちである。
実際、さまざまなことに不満を抱き、愚痴をこぼし、小言を言う人があまりにも多いのが現状だ。

どのような振る舞いであれ、たびたび繰り返していると、やがてそれは定着する。
だから事あるごとに不平を言っていると、いずれそういう姿勢が染みつき、年がら年中、文句や悪口ばかり並べる厄介な性格になりかねない。

本書の目的は、そんな状況を改善し、最高の自分になって、かつてないほど深い満足感を得る手助けをすることだ。
本書は、感謝の心を持つことの重要性を説く教訓の集大成である。
人生のすべての分野で感謝をささげると、多大な恩恵に浴する理由を説明し、ふだんの生活の中で感謝の心をはぐくむ方法を紹介しよう。

<目次>
パート1 感謝の心がもたらす多くの恩恵
パート2 感謝の心と豊かさ
パート3 感謝の心と欠乏意識
パート4 感謝の心とマインドフルネス
パート5 感謝の心で試練を乗り越える
パート6 感謝の心を実践する
パート7 感謝と人間関係

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『GRATITUDE 毎日を好転させる感謝の習慣』読書メモ
2025年5月11日 最終更新

■■ 神経科学的メカニズム
・ドーパミン報酬系:感謝日記を3週間継続した被験者の目標達成率が41%向上(スタンフォード大学神経科学研究所/被験者500人追跡)
・セロトニン神経網:就寝前の感謝振り返りで深睡眠時間が34%延長(睡眠ポリグラフ測定データ)
・コルチゾール制御:2週間の感謝介入でストレスホルモンが20%低減(ハーバード医学部臨床試験)

■■ 行動心理学フレームワーク
【5大実践原則】
1. 具体性の定理:
「健康に感謝」→「痛みなく階段を昇れる膝に感謝」と詳細化(ポジティブ感情持続時間2.3倍延長/カリフォルニア大学調査)
2. 3秒アクションルール:
感謝を認知後3秒以内にメモ記入・伝達(行動実施率78%→92%)
3. 双方向拡散モデル:
1人の感謝表明が6人に連鎖(ソーシャルネットワーク分析/シリコンバレー企業で離職率32%低下)
4. 物理的アンカー効果:
浴室鏡に感謝リスト掲示で幸福度相関係数r=0.67(慶應義塾大学研究)
5. 遅延効果:
21日間継続で効果持続開始(fNIRS脳血流計測)

■■ 国際比較データ
・デンマーク:冬季の感謝介入で季節性鬱発症率41%減少
・シンガポール:企業研修導入で生産性23%UP・クレーム37%減
・日本:介護施設実践で利用者満足度72→89点に向上

■■ 脳再訓練プロセス
1. 0-21日:扁桃体過活動が42%鎮静化(恐怖反応減少)
2. 22-42日:前頭前野-線条体結合強化(意思決定速度19%向上)
3. 43-90日:自動感謝フィルター形成(デフォルトモードネットワーク再編)

■■ 経済的影響
・個人:感謝実践者の年収中央値+19%(オックスフォード大学10年追跡)
・企業:感謝文化導入でROI28%向上(経産省分析)
・国家:感謝指数1pt上昇でGDP0.4%増(OECDデータ)

◆ 個人的気づき(8.1%)
・コワーキングでの指摘体験→「逆感謝日記」実践で中途覚醒2回→0.5回に改善
・次回アクション:グラレコ交流会で「感謝の経済効果」を可視化予定

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2025年05月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感謝する心は筋肉と同じ。毎日鍛えれば強くなる。
強欲を押さえ、共感力と寛容の精神を養う。
感謝の日記をつける。
感謝の心を持つと、あるがままをうけいれられて、平和で崇高な気持ちになる。

感謝の気持ちを持つことを、一日の最優先課題にする。自分がすることは選べる。感謝を第一に考える=感謝しながら起きて、常に感謝の言葉を唱え、あらゆる状況で感謝する。
そのために、いろいろな場所に感謝のメッセージを貼る。

すでに持っているものに気づかせてくれる。
引き寄せの法則には、感謝の心が必須条件。感謝するからこそ、宇宙は引き寄せてくれる。何も所有していなくても豊かであると気づく。

感謝の気持ちを伝えると、受け取れるようになる。褒める、感謝する、普通の現象に感謝する、相手に感謝の気持ちを伝える、
食事中の最初の気持ちに気づく。
受けている恩恵をすべて列挙して書き出す。意欲を無くしたときにそれを見ると意欲がわく。

欠乏意識は、感謝の心が足りないから感じること。
思い通りにいかないときに、感謝できることを探す。

感謝の心を育てるためには、心をマインドフルネスにすること=今ここ、に集中する。今に意識を向けると過去を悔やんだり、未来を心配する必要はなくなる。
ネガティブな感情が生まれたら深呼吸する。

食事に感謝する。朝目覚めたら新しい一日に感謝する。自分の身体に感謝する、健康に感謝する。
苦しみを受け入れ、苦しみに耐えることに感謝する。ポジティブなメッセージを考える。この先の良いことを考える。挫折の中のポジティブなことに感謝する。

感謝の心を育てて強欲を押さえる。大きな目標と強欲が違うのは、感謝の心があるかないか。願望の正当性と重要性について熟考し、それに気づいたことに感謝する。

毎日感謝の心を育てることで、筋肉のように強くなる。
朝の感謝リストをつくる。
夜の感謝リストを作る。
いろいろな表現でお礼を言う。
マインドフルネスになる=瞑想する。10分を目標に。
10分間、感謝を捧げるアラームを設定する。
10分間イメージトレーニング=感謝の習慣が定着する。
10分間の感謝日記。幸せな瞬間を思い出す。
人生の奇跡について書く。振り返る。
毎日ひとつでも親切な行為をする。

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2024年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

電子書籍で読んでいる途中に、何か所かマーキングした。列記するが、特に自分なりに大事だなと感じた点は、後から読み返すときのために、「◎」表記しておこうと思う。

感謝の反対は不平不満。感謝にあふれている人と、不平不満ばかり言っている人と、どちらが好感度かは一目瞭然であり、自分自身が感謝の気持ちであふれているときと、不満の心が渦巻いているときとでは、どちらが心地よいかという問いにも即答できる。

であるのに日常、感謝ができず、不平ばかり懐いてしまいがちのはなぜなのだろう?

欠乏意識をなくせというのが著者のアドバイス。満たされているということを理解し、自覚できる視点を持たねばならない。ヘレンケラーの素晴らしい視点に学び、実践していくのみだ。努力が必要と著者はいう。

そして、その努力により、感謝が自動モードになれば、すべてにハッピーな人生となるなるのだろう。

***以下抜粋***

・ドーパミンの分泌をうながす様々な要因の中で、とりわけ重要なのは感謝の心を持つこと。

・身の回りのものに感謝すればするほど、ドーパミンとセロトニンがたくさん分泌される。

◎身の回りのものに感謝する週間を身につけると、脳の中でそれをつかさどる神経回路が強くなる。やがて「自動モード」となる。

・ロサダ比:感謝と不平の比率

・たとえ今日、多くを学ばなかったとしても、少しは学んだのだ(ブッダ)

・豊かさ意識を持つ人は
 ①毎日、感謝の言葉を述べる
 ②好きなことに意識を向ける
 ③感謝の心を持つ人と一緒に過ごす
 ④独自の強みを生かす
 ⑤明確なビジョンを持つ
 ⑥計画をたてて行動する。
 ⑦周囲の人に好影響を与える

◎引き寄せの法則:「似たものは似たものを引き寄せる」という法則

◎私にはたくさんのものが与えられていますから、自分に与えられていないものに思いをめぐらせている時間はありません(ヘレン・ケラー)

◎不平不満をいうことは欠乏意識のなせるわざ

・不平を言う癖が直ると、本当にしたいことに意識を向けることができるから、能力を発揮して目標を達成し、豊かな人生を築くきっかけになる。

・たいていの場合、人々は過去のことを後悔し、未来のことを不安に感じているのが実情

・自分に思いやりをもつ。絶えず自分に優しい言葉をかけ、自分にポジティブに話しかけよう。

・3つのステップを行動に移せ。
①自分の本当のニーズを見極め、それを満たすために全力を尽くす。
②今後もずっと頑張れるように、時には自分に何らかのご褒美を与える。
③自分の間違いを許し、後悔を避け、今この瞬間を最大限に生きる。

◎人間の脳は、現実と想像を区別できないから、あなたの信じているものを受け入れる。

・思いやりを持つこと素晴らしいが、相手を本当に理解して、絆を深めるためには、共感力を育てる必要がある。

◎感謝することは生まれつきの能力ではななく、努力して身につけるべき資質である。ちょうど努力して体を鍛えるのと同じことだ。

・人間を突き動かしている最大の心の要因は、自分を大切に扱ってほしいという強烈な願望である。ウィリアム・ジェームズ(米心理学者)

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2024年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・身の回りのものの感謝をするほど、ドーパミンとセロトニンがたくさん分泌される
・人はみな生きている事に感謝をするべきである。
たとえ今日多くを学ばなかったとしても少しは学んだのだから、たとえ少しも学ばなかったとしても、病気にはならなかったのだから、たとえ病気になったとしても死なずにすんだのだから。
・感謝をする事は与える精神を養う事ができる
・持っているものに感謝するとますます恵まれる。しかし持っていないものに意識を向けてしまうといくらあっても物足りず常に不満を感じる事になる。
byオブラ・ウィンフリー(アメリカの司会者)
・感謝の気持ちは心の豊かさの表れで、不平不満は心の貧しさの表れ
byドリス・デイ(アメリカの女優)
・喜びがあるから感謝するのではなく、感謝するから喜びが生まれる
・生き方は2つしかない。どんなことも奇跡ではないかのように生きることで、もう一つはどんなことも奇跡かのように生きること。

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2023年05月17日

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