あらすじ
「あなたの秘密を知っているのは私だけであってほしい」
【人狼の里】と呼ばれる町の小学校で教師をしている、花田ヒバリは恋わずらい。
片思いのお相手は、黒谷校長。
ある日偶然ふたりきりとなり、ヒバリは口から零れ落ちるように「好きです」とフライング告白してしまう。
年の差や肩書きを理由にあっけなくフラれるが、黒谷校長の正体が人狼という秘密を握ったヒバリは、酔った勢いで1年間の契約交際を迫り…!?
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新感覚
好きな相手が人狼という特殊な世界だけど特殊感なく日常のお話という雰囲気で新鮮でした。ヒロインが好きになった人が人狼であることを悩む展開ではなく自然に受け入れ進んでいきます。逆に校長の方が悩み苦しんでいて、それに対してヒロインがまっすぐで普通に恋する女性として校長に接していく姿が爽やかで清々しい。クスッと笑えてドキッとできるし切なさもあり共感もできる素敵なお話です。
好きな人に触れられると人狼に変身してしまって相手を食べちゃいたくなるってのがもどかしい。お互いに好きで両思いなのに。
好きだけど我慢しなければいけない校長先生の苦悩はこれ如何に