あらすじ
【韓国で発売半年で4万部突破、話題のエッセイ】
・2022年1月発売後、たちまち韓国大手書店KYOBO文庫の自己啓発ベストセラー1位に!
・KYOBO文庫ではレビュー平均評点9.7(10点満点/レビュー38件)、韓国のネット書店YES24では平均評点9.5(10点満点/166件)の超高評価!
・感動の声続々!「これまでチャンスがあっても自分からあきらめてきたが、これからは好きなこと、自分に合うことを追求して価値ある人生をつくっていきたいと思った」「より良い選択をしたいと願う人たちにすすめたい本」
決めること、選ぶこと、自分の意見を主張することは面倒なもの。波風を立てないために、つい周りの人の意見に合わせてしまって自分のやりたいことがよくわからなくなり、流されるように生きている人も多いものです。
普通の会社員である著者は「店員にすすめられて、必要のないものを買ってしまう」「本当はよくないのにどっちでもいい、と言ってしまう」「旅行の計画をうまく立てられず、結局どこにも行かなかった」など、自身のことを「決められない症候群」と呼ぶほど、選択・決断するのが苦手でした。
周りに合わせすぎて「何を考えているかわからない人」と言われていた著者が、自身の決められない性格によって多くのチャンスを逃していたことに気づき、「もう二度と、人の視線や基準に合わせて選択と決断をしたくない」と一念発起。本書はそんな著者がいかに「決断のプロ」になり、チャンスをつかめるようになったのか、その過程が記されています。
著者が実体験に基づいて得た気づきと具体的な選択・決断のためのノウハウが31のエピソードにまとめられた本書。「自分の好きなことよりも他人の意見に従ってしまう」「選択・決定すること自体がストレス」「決めてから後悔する」「どちらでもいい、が口グセ」。そんな人たちにこそ読んでいただきたい、人生を豊かにするノウハウが凝縮された1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ささいな決断ができずに周囲に誤解され自己嫌悪に陥ってしまっていた著者が、自分を変えようと一歩を踏み出して行動習慣やマインドを見直して自信をつけることができた。その手法やマインド、行動を共有している。
決断ができずに自己嫌悪し悩んでしまう人たちがいる。その人たちはまわりの雰囲気を壊したくないと考える協調性の高い人であったり、やさしい人である半面、「人からどう思われるか」を気にしすぎて、自己肯定感が低く自信の持てない人たちでもあるのだろう。
誰もが傷つくのは恐いと思うだろうし、人からどう思うかを気にすることはあるだろう。かつての自分もそうだった。多くの人たちとの出会いや別れを繰り返し、失敗して、学び、そこから「死ぬこと以外は大したことない」と思えるようになったら、アタマも心もカラダも軽くなる。そういったテイストが含まれている一冊だと思う。
Posted by ブクログ
ランチのメニューさえ選べない、そんな経験から決めると言うことを分解して組み立てを見直す著者の自論。
多くの選択がありタイトルの通り「決める」を行っている。
自分の意思でない時もある。それは協調性と言うものが理由の時もあるし、優先順位を考えて別の選択をする時だってある。
この本を通して、改めて内省することの大切さに気づいた。
著者は日記が良いと書いており、1日の締めくくりに30分日記を書く時間を設けていると。
ベストな選択をしていくにはまず自分の気持ち、自分という生き物の好き嫌いから洗っていく必要がありそうだ。
人に流されたり、空気を読んだり、たくさんのストレスと向き合って選択していくと、本当は何が好きなのかさえ上書きされているのかも知れないと…それが気づけた。