あらすじ
保養地で出会った美しい寡婦ヴァンダと「理想の男女関係」を築こうとする夢見がちな青年ゼヴェリン。女王と奴隷の支配関係を望み、毛皮を着たヴァンダを崇めてその残酷な扱いに身をゆだねていくが、嗜虐行為はエスカレートしていき……。かの「マゾヒズム」の語源となった著者の代表作。
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Posted by ブクログ
自分の思うマゾヒズムを味わえるかと思って期待していたら、最後に裏切られてしまった……。
とても残念だなと思ったけど、後書きが非常に良くて残念な気持ちも吹き飛びました。
人生に起こる出来事がすべて既知の繰り返しに見えるから、とゼヴェリン(マゾッホ本人?)を評価していて、自分が思い当たることも多いです。
日が経てば経つほど、この本の後書きに納得の気持ちが強くなります。