【感想・ネタバレ】自分で考えて動く社員が育つOJTマネジメントのレビュー

あらすじ

■1on1、グループコーチング、最新AIツールを活用した
進化型のOJTの手法を徹底解説!

OJT=On the Job Trainingとは職場における能力開発、人材育成のこと。
新入社員、転職者、異動者を現場で教育するのが狙いですが
実際のOJTは「現場に丸投げ」なケースが多いのではないでしょうか。

本書は体系的な社員教育に積極的なリクルートグループで
数々のプロジェクト、チームをマネジメントしてきたプロフェッショナルが
現場で磨き上げ、いまなお進化させ続けている
「最新型OJT」をすぐに実践できるレベルで解説しました。

具体的には、1on1、ウォークアラウンド、グループコーチング、
さらにはAIツールを有効的に組み合わせながら行います。

本書で扱うOJTの範囲は単なる新人教育に留まりません。
メンバーが自律的に考え、自ら成長して、
結果的に自律自転して業績を上げ続ける組織が実現するメソッドです。

すべての業種に応用することが可能です。

■本書の目次
第1章 OJTの現状と課題
第2章 進化するOJTとその問題
第3章 今日から始められるOJTレベルアップ
第4章 OJTの目的は自律自転する組織を創ること
第5章 自律自転する組織論が生まれた背景
第6章 OJTに取り入れるべき「グループコーチング」入門
第7章 グループコーチングで活用するG-POPマネジメント
第8章 G-POPマネジメントの全体像
最終章 AIツールで人材の取扱説明書(トリセツ)を活用する

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

上司からオススメされた本。

タイトルの通り、メンバーが自分で考えて動けるようになるための考え方や手法について書かれた本。自律自転という言葉が使われていたが、メンバーが自律自転できるようになるためにはただ仕事を任せるだけではなく、メンバーを継続的に支援できる仕組みが必要であることが書かれている。
かにメンバーに考えさせ、改善させて行動する習慣をつけるかの考え方はとてもためになった。「褒める」は積極的に実行していこうと思う。

0
2024年03月24日

Posted by ブクログ

早速実践してみたい内容。KPIマネジメントもそうだが、一般用語過ぎて書籍タイトルは誤解あるかと思われる。決して普通の事や簡単な事ではなく、愚直に取り組むべき内容。多くの組織はやれていないはず。グループコーチングにも関心が広がった。

0
2020年10月26日

Posted by ブクログ

自律自転するためには思考を止めない組織を作る。
変化を前提に指導すれば、ルールを守らせることよりもどうしたら快適に生活できるかに視点が移る。

0
2021年01月19日

Posted by ブクログ

・企業は誰のものだと考えているか?と言った質問は愚問。誰を優先させるかではなく、すべての関係者に満足を提供できなければうまくいくわけがない。

段取り力を上げるOJT手法
・仕事を依頼する
・メンバーに段取りを考えてもらう
・メンバーが考えた段取りを聞く
・それに対してアドバイスや指示をする
これを最初の30分でやる

0
2023年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本書では効率的なマネジメントの仕組みを、ていあんしている。巷で言う1 on 1ミーティング、グループホームコーチング。これを実行に移すかのうな独自メソッドとしてまとめたもの。そらが本書である。
マネジメントの問題。それは人を増やせば増やすほその効率は下がると言うもの。人の数が2倍になっても生産性は1.2倍にもならない。そんなことが起こる。
筆者の自らの失敗体験。1 on 1ミーティングによる相性問題。時間がかかる。能力差による問題。これらを克服するのがG-POPなるグループコーチング手法。
個人的には本書で概念を理解したら中尾塾に入塾。体験するのが良さそう。本書でも十分触れられてはいる。しかしお話を直接聞いたのとは乖離があった。本書では書ききれない何か。それがキモの様なきがする。

0
2023年03月04日

Posted by ブクログ

OJT…On the Job Training

「仕事を通じて指導」だと新人向け。
「仕事を通じた鍛錬」なら働く全員向け。

ただ、意気込むばかりで「振り返り」しなきゃ成長できない。目標に向けてしっかり振り返る仕組みが手に入る一冊

/////

「企業は誰のものだと考えていますか?」

という質問に対して、「そもそも質問がおかしい。すべての関係者に満足を提供できなければ、うまくいくわけがない」と答えた社長の会社は、数年後成長していた。という話。リアルだ。

人を財産と捉え、成長の仕組みを形骸化させないヒントが満載。実務的!

0
2021年01月18日

「ビジネス・経済」ランキング