あらすじ
■「嫉妬」と上手に付き合う技術
「嫉妬心」は、私たち人間の心に「感情」があるかぎり、
物心がついたときから老年期まで、
一生付き合っていく感情です。
喜怒哀楽につづく、「第5の感情」ともいわれます。
ただ、「嫉妬」というと、どちらかといえば、
隠しておきたい、「やっかいな感情」という
ネガティブなイメージがつきまといがちです。
そんな嫉妬との正しい付き合い方について、
女性人気カウンセラーが、
カウンセリング事例を交えながらわかりやすく解説しています。
嫉妬する人、される人。
人間関係に悩む人。
嫉妬のエネルギーを
仕事やプライベートに活かしたい人。
いずれの方にも
お役に立つ内容、満載です!
■目次
第1章 嫉妬の正体
・嫉妬心はどんなときに湧き起こるのか?
など
第2章 嫉妬する人、される人
など
第3章 男の嫉妬、女の嫉妬
・「嫉妬」はなぜ女偏の漢字を使っているのか?
など
第4章 人の嫉妬から自分を守る方法
・人の嫉妬から身を守るために
など
第5章 嫉妬したときの対処法
・嫉妬心に押しつぶされそうになったら
など
第6章 嫉妬をプラスに変える技術
・嫉妬心が新しい気づきを与えてくれる
など
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分の中の見たくない感情について言語化されている本。
自分の嫉妬心を認めるのはなかなか難しい。だから嫉妬を言語化するのは困難だ。自分以外の人間がこういうふうに「嫉妬」について詳細な考察をしてくれるのは有難い。他人の言葉は客観的で受け入れられる。
考察自体も素晴らしいが、言語化されていることも素晴らしい。自分の感情と向き合うのは辛いが、他者の言語化で「知識」に変わる。ネガティブ感情を認知できてことは財産になりそうだ。
<アンダーライン>
★★★★★
あなたからうらやましいと憧れの気持ちを抱かれている相手は、それと同じだけの「プレッシャー」や「不安感」を味わっています。
★★★★★
「調和」と可能性の「平等」の精神が、逆に、妬みやひがみを生みやすくしている
★★★★★
人は、自ら努力するよりも、他者の足を引っ張ったり、相手に責任があるのだと他人のせいにしたりして、安易でラクなほうを選んでしまいがちです。
★★★★
感情に「良い」「悪い」という判断基準はありません。
★★★★★
比較のないところに嫉妬はない
★★★★★
嫉妬は最高の褒め言葉
★★★★★
嫉妬されて腹立たしくなったら、「自分を認めてくれてありがとう」と考える
★★★★★
嫉妬心の原型を崩し、「妬み」と切り離してみると、「うらやましさ」と「賞賛」の気持ちが残るのです。
★★★★★
自分が自分であっても大丈夫なのだという安心感