【感想・ネタバレ】身代わりのきみに、また恋をしたのレビュー

あらすじ

従妹の代理でお見合いをした美咲。相手がまさか初恋の人だなんて!偽りの婚約者として御曹司の柊哉と付き合ううち、募る想いが溢れてゆく。けれど私は今だけの身代わり……。切なさに苛まれていると、彼に突然本当の名を呼ばれ!?「俺は美咲が好きなんだ」熱い唇が首筋を辿り、巧みな指先に敏感な場所を次々に暴かれれば、心まで蕩かされて。甘く一途な恋愛物語!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

従妹の代理としてお見合いに出席した美咲。
けれど、そこで出会った柊哉は想像と違い、冷静さの裏に不器用な誠実さを秘めた男性だった。
最初は“形式上の婚約”のはずだったのに、彼の真っ直ぐな眼差しに心が揺れていく。
「身代わり」としての自分に、彼の優しさを受ける資格があるのか――
ヒロインの迷いと同じように、ヒーローもまた彼女を特別視することを恐れていて、
その“互いの理性と感情のすれ違い”が、この物語の切なさをより深くしていました。

柊哉は、愛し方を知らない人。
立場や責任の重さに縛られながらも、心の底では誰かを本気で愛したいと思っている。
けれど、そんな彼が唯一理性を失ったのが美咲でした。
“代わりの婚約者”として始まった関係が、いつの間にか手放せない存在になっていく。
それでも彼女の立場を思い、自分の想いを抑えようとするところが本当に苦しかった。

本当の名前を呼ぶシーンでは、張りつめた空気が一瞬で解けるような優しさがあって、
それまでの我慢と想いが一気にあふれ出す瞬間に心が震えました。
彼にとって“身代わり”のはずだった美咲が、
“唯一の人”へと変わる、その過程が静かで、真摯で、涙が出るほど美しい。

恋に落ちる音がこんなに静かなのに、こんなに激しく胸を打つなんて。
白崎小夜さんの筆致は、優しさの中に確かな熱を持っていて、
ラストの穏やかな幸福に辿り着くまでのすべてが、まるで祈りのようでした。

0
2025年10月19日

匿名

ネタバレ 購入済み

よかったね再会できて

ヒーローが何故に婚姻届を渡したのかが、いまひとつ分からないけど。なんたってこのヒーローカッコ良すぎる。ベタベタつきまとう女が出そうで出てこなかった。
従姉妹ちゃん良い子です!細かく考えすぎるとアレコレ気になるけど、良いお話でした。

0
2023年07月31日

匿名

ネタバレ 購入済み

母親を亡くし、伯父家族に、勝手に、身代わり見合いさせられ、その相手が、かつて助けてくれた相手で。お互い想い合いながら、身代わりとは、気づかずに、惹かれ合う。

#切ない

0
2023年12月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

身代わりなのに恋してしまう展開、切ないですが好物です。
ヒーローはヒーローの方で、無自覚ながら忘れられない女性がいるのに、婚約者の偽者に惹かれてしまう。
何故惹かれたか、それは……再会するべくして再会した二人である。

身代わりを頼む必要なくないか?と思えるほど怪しい、いとこの行動。
どうも主人公に都合のいいように仕組んでいるように見えたが、一方で過去に主人公に無理矢理結婚を押し付けようとした叔母が絡んでいるからややこしいことに。
まさか叔母の考えがそうなっているとは思わなかった(最大級のネタバレを避けるための婉曲表現)

身代わりである必要性がなくなってからは幸せいっぱいかと思いきや、そうは問屋が卸さず、敵は「ですよね」の位置とまさかの位置にいた。
主人公は結婚に対して外部からの茶々が多い不幸体質だなとしみじみ思った。
それに対しての防御がヒーローのお蔭で間に合っていて本当によかった。
無論、体張って助けにも来てくれるけれど、別方向からの防御が取れていたことは大きいと思う。
ちゃんと彼女に手を出そうとした側は物理的にも立場的にも痛い目を見るので、非常にすっきりしてから主役二人の恋愛に浸れるのがいい。

それにしても、結局主役二人は初恋を実らせた形だな。
今にして思うと近年稀に見る純粋カップルかもしれない。
何しろヒーロー、初恋の自覚が遅かったから……びっくりである。
そんなところもまた素敵だが。

0
2021年05月23日

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