あらすじ
――本当はもっと前から、自分の気持ちに気付いていたんだと思う。 かつて、ヒロインとして召喚された乙女ゲーム。その続編ゲームの世界に再び転移した仁奈。とはいえ、ヒロインの聖女は別にいる。今回はスローライフを決め込むも、運命のいたずらで仲間たちと次々再会する。みんな再会を喜んでくれたが、王子アルヴィンのニナへの執着は異常なほど。しかし、恋愛音痴ゆえに仁奈は気づかない。そんな中、前回の転移で世界を救った後に自分を殺し、元の世界へ戻る原因となった男と遭遇してしまう。仁奈は急に姿を消した理由をみんなへ打ち明け、男の正体を調べるべく動き始めるが、なぜかアルヴィンの様子がおかしくて…？
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完結です
ニナの家族の話、アルヴィンの過去と二人の出逢い、色々回収されて満足な一冊でした。お姉さんキャラのラーラと弟属性のテオの笑いを誘う会話も楽しく、あっという間に読んでしまいました。ディルクには幸せになってもらいたい。あ、もちろん全員(笑)
完結おめでとうございます
作家さん買いです。
琴子先生の作品はとにかく続編続編となるので、今回で終わったことにびっくりしたのとほっとしました。
アルヴィンの謎も全部明かされて、ニナの過去も明らかになってスッキリ。
そりゃあ元の世界に戻りたくなかろうね…よく曲がらずに育ったこと…。
ここまで読んで気づいたのですが、私は乙女ゲームの世界に転生するというお話が苦手なようです。
乙女ゲーム転生ものが好きな方はとっても満足できると思いますが、残念ながら私はとりあえず終わってよかった、という気持ちでいっぱい。
琴子先生らしくテンポもよくてちょいちょい笑いもあってよかったです。
シリーズ作品レビュー
