【感想・ネタバレ】紅い牙 ブルー・ソネット 愛蔵完全版 1のレビュー

柴田昌弘

ニューヨークのスラム街で肉親、同年代、と周囲の人間から疎まれていた穢れた少女ソネット・バージ。
少女の周囲で起きていた怪事件を超能力によるものだと目をつけた秘密結社・タロン。母親を殺したソネットを引き入れ、戦士として必要な部位や感覚を残したサイボーグへと改造する。
同じく超能力を有する古代超人類の血を継ぐ少女小松崎蘭(こまつざき・ラン)とその弟ワタルは、東京で小説家の世話になりながら暮らしていた。
アメリカからやってきた転入生・ソネットがタロンのエスパーだと知った一同は、ESP研究所へと向かう…

【収録内容】
ブルー・ソネット（第1部）

※重複購入にはお気を付けください

[匿名 · ★★★★★]

紙の本で全巻持ってます。
物語のラスト近くで、主要なキャラが信じられないぐらいに怒涛の如く死んでゆくことに、茫然とする作品。
女主人公が２人いる話ですが、蘭には虚しさしか残らなかった分、ソネットが少し救われるラストだったのはせめてもの救いかと。