【感想・ネタバレ】ロスト・ドッグのレビュー

あらすじ

あなたはペットの命に、いくら払えますか?――愛犬が心臓病になった。手術費用は200万円。ペットショップでは売れ残った犬が鳴き、セレブが集う動物病院では、名医の診察を待つ行列ができている。そんなある日、山中で人間の遺体が発見された。周囲には無数の犬の骨が散乱し、まるで遺体を見守るようだった……。動物医療の在り方を問う長編ミステリ!

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Posted by ブクログ

殺処分ゼロ
飼い主の責任

やっぱり裏があるんですね。

ペットを飼っている身としては、どこかで大きな判断をしなくては行けない時期がくるってのも覚悟しておかないとですね。

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2022年10月20日

Posted by ブクログ

現在老犬2頭いるので、ペットの病気に200万円以上かけられるのか?とても考えさせられながら読んでいました。
家族ではあるし、長く一緒にいたい気持ちはありますが、生活があるし、現実を見ないとなので、出来る範囲ではありますが、最後まで寄り添うのが飼い主の責任だと思います。

ペットビジネス、、、色々と闇があるのかな?って思う所もある。実際山に犬を捨てた業者が事件になってニュースになったのも記憶にあるし、闇ながらの取引の話、少しザワザワしながら読みました。

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2022年12月23日

Posted by ブクログ

ペットの医療について深く考えさせられる本でした。
昔とは形の変わってきた、ペットの在り方。病気をしても諦めざるを得なかったものも、年々技術が進歩し、治せるものが多くなりました。
でもまだまだ、人間の医療に比べ、保険の適用だとか、倫理的な問題だとかの問題があり、さていざ家族同然と思っていたペットの手術に高額な医療費がかかりますよとなったら、あなたはどうしますか…?という問いかけを、本作はしてきます。
高額と一言で表しても、その感覚は人によって違います。簡単に出せる方もいれば、明日から食うのにも困ることになる方もいる。
でも、家族同然の思いは同じ…。大切な存在と思って過ごしているのなら、一瞬も悩まない方はいないのでは。

この作品、初めはペットの医療のあり方についてを切り口に、徐々にその飼い主の思いを逆手に取ったビジネスの闇からミステリーに繋がっていきます。
所々に涙しながら、わたしならどうするか、この犯罪をどう捉えるか、行く末はどうなってほしいかなどの問題提起に立ち止まりながら、読み終えました。

現在3代目となる犬を飼っている、地元の両親にも読んでもらいたい本です。

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2022年10月26日

Posted by ブクログ

09月-09。3.0点。
犬を飼うフリー記者。犬が心臓に病があり、手術に200万と言われる。それをきっかけに「ペット引取処分」の取材をすることになるが。。。

ありそうな話。主人公よりも元妻が活躍。

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2024年09月25日

Posted by ブクログ

大切な家族同然のペット。その家族が難病になった時に飼い主はどういう選択をするのか。高額医療を受けてペットの寿命が伸びたとしても、その後の生活や検診にもお金はかかる。飼い主も生活しなきゃいけない。セレブならペットに何百万も払えるんだろう。ただ一般人は?あなたは犬に200万払えますか?ペットを飼うってそういう問題もあるんだな。可愛いだけじゃ飼えないんだなー。それはそれとして主人公・太一があまりにもへタレすぎない?元妻がいなけりゃ犬もろとも破産していたと思うんだけど。まあそのハラハラで一気読みできた。お金が無ければペットは飼わない方がよさそうだ。

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2022年11月15日

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