感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『死亡通知書』の前日譚で、刑事羅飛が登場。
ゾンビのように人の顔を食いちぎる男、鳩の群れを追ってビルから飛び降りた男…怪事件を裏で操るのは催眠師だった。ネット上で犯人を名乗る人物が数日後に開かれる催眠師大会に参加すると表明したことで、羅飛は大会主催者の協力を仰いで捜査を進めるが…
催眠の力がチートすぎる気はするが、息をつかせぬ展開で面白かった。犯人の壮大な計画とぶっ飛んだ動機がすばらしい。
Posted by ブクログ
最後まで、肝となる「催眠術」に馴染めず…。
羅飛が、凌にも白にもやられっぱなしでもどかしく。最後は伏線も回収できてよかったけど…。
歪んだ野望を持った人間が、催眠術の力なんて持ってしまったらとんでもないことになる、ということは、よく分かった…。
Posted by ブクログ
「死亡通知書」がとても良かったので、その前作品との事で読んだ。ひとつひとつの流れが素晴らしく期待度も高かったが、半分位から、あれ?どうした?と疑問をもつ程進展が遅くなり、それが全体のテンポを損わせたよう。もっと短くても良かったのでは、と思う。
Posted by ブクログ
はじめて中国の作家の小説を読んだ。
名前が日本名だったら日本が舞台でも全然行けるなって思った。
内容は、催眠術がチートすぎるのも含め割と面白かったんだけど、後味がちょっと悪かったな〜〜
続編の志望通知書に期待!
Posted by ブクログ
「死亡通知書・暗黒者」の前日譚らしいが、未読でも然程問題なし。華文ミステリは陳浩基氏の作品しか読んだことがなかったが、理路整然として上品な印象は今作も同じく。催眠術師の能力がサイキックさながらだったり、登場する女性が全員絶世の美女という御愛嬌もありつつ、芯の通ったエンタメ警察小説に仕上がっている。如何様にも盛り上げようのあるクライマックスからラストシーンにかけて、淡々と収束させてしまうのは勿体ない気もするが、これはこれでアリだと思った。今作に関して、無理目な設定の数々に突っ込むのは野暮というものでしょう。