【感想・ネタバレ】メタバースビジネス覇権戦争のレビュー

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Posted by ブクログ

メタバース周辺の動向は、昨今では生成AIの影に隠れてしまった感も否めず
それ以前から諸企業がしのぎを削るフィールドとしてはセカンドライフの印象もあって疑問符がつきまとっていたが
そういった前提を含め、ビッグテックや新興のスタートアップが複雑に絡みながら新たな市場を創造していく過程を概観できる内容になっている。

出版当時からの変遷は、進展という意味ではそう変わらないようにも思えるが、テック企業の目論見がどういったものかを見るには十分まとまっていた。

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2023年07月23日

Posted by ブクログ

『各社のメタバースビジネス動向を丁寧に解説』

世界のメタバース企業の動向にスポットを当てた一冊。「企業」を切り口にしたメタバース本は珍しく、デバイスやプラットフォームなどメタバース経済圏をめぐる各社の狙いや強みがわかります。

やはり一歩リードしているのはFacebookから社名を変更したMeta Platforms。Web2.0時代に苦汁を舐めた経験からオキュラスを買収。これによりマーク・ザッカーバーグ氏がハードとソフトの両面から、メタバースの覇権戦争に懸ける想いが伝わってきます。

他にもGAFAM各社、エピックゲームスやロブロックスといったゲーム業界、日本企業でいえばソニー、その他新興勢力など、各社のメタバースへの関わり方を著者の考察を交えて語られている点が興味深くて良かったです。

2026年には一日の25%をメタバース内で過ごす人が増えると言われています。GAFAM時代が継続するのか、それとも牙城が崩されるのか。楽しみな未来はもう目の前に迫っています。

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2022年12月16日

Posted by ブクログ

XRの事業に関わった時に、直感的に、コンテンツ製作の気軽さがiPhoneやインターネット並みに確保されなけば、一方的に享受する側のユーザー任せでは限界があるような気がした。つまり、エンタメコンテンツとしては映画やゲーム、ポルノによってユーザー数は飛躍するだろうが、一方で製作側のハードルの高さが気になった。iPhone以前のガラケーですら、扇情画像の自作により写メ機能が活性化したが、VRにはそのライトさが無い。法人活用という事で様々なスタートアップ企業が製作側に参入。コンテンツを法人向けに価格設定し、益々個人ユーザーから距離が遠のく。製作ハードルの高さの象徴でもある。法人向けや個人向けゲーム機、動画視聴機の代替以上に、果たしてコミニュケーションツールとしての普及はあり得るか。

メタバース内にアパレルショップ。アイテムや仮想の土地にNFT技術を用いて販売するビジネスモデル。仮想空間内でUGCと言って、ノーコードでユーザーが製作できリアルマネートレード可能なコンテンツも誕生。ザッカーバーグはメタバースにより新たな雇用を作り出すと強調。どうやら、徐々に盛り上がっているようだ。

期待するのは、他の人と共同作業をすることができるプラットフォーム。ニューラルネットワークにより歩行や食事まで補足できれば、更に幅は広がる。没入感という意味では、映画館でも大画面大音響の臨場感によりそれを味わう事ができ、至近、某海賊アニメ映画内でのLive映像を見て不覚にも感動したが、VRの没入感がそれに勝るなら、映画館だけではなくライン会場さえ不要になるかも知れない。
未来がどうなるか、目が離せない分野である。

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2023年01月15日

Posted by ブクログ

・メタバースをいくつか試してみたいけどどれを試したら良いか知りたい
・メタバースビジネスの全体像をさっくり知りたい

と思ってメタバース本を4冊読んみました、

その中で、本書は、わたしの目的には合っていなかったけれど、技術者、ビジネス視点で解説されていて、ところどころ、興味深かったです。

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2022年08月26日

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