【感想・ネタバレ】もうじきたべられるぼくのレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

号泣必至。
ぼくはお母さんと会えるのか――

TikTokの読み聞かせ動画が
300万回再生された泣ける話、待望の書籍化。

「たべられること」を受け入れたぼくが、
さいごにしたかったこととは。
食育にもおすすめの1冊です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

『もうじきたべられるぼく』 はせがわ ゆうじ 著

 いのちの大切さがわかる絵本。ほかのいのちを「いただく」ことで、自分のいのちをつなげるしかないこの世にあって、いのちを差し出す側の心情が見事に描かれています。また、そうしたいのちを犠牲にしてつなげられた自分自身のいのちも、大切にしてほしいという願いが伝わってきます。

「いただきます」とは命をいただくことへの感謝と聞いたことがありますが、逆の立場も考えると、本当に感謝して食べないといけないなと思った一冊です。

0
2024年09月18日

Posted by ブクログ

食べ物のありがたさと家畜という存在の切なさを思いだす作品です。
本屋で開いて、鼻の奥がツンとして、読み聞かせてあげる相手もいないのに胸に抱えて家路につきました。
最後の言葉はやさしくて、健気で、あきらめないでと言ってこの牛を抱きしめてあげられたらどんなにいいだろう。でも私たちはこの牛を殺します。殺して食べます。殺したんだから食べます。

せめて骨のひとかけらも残さずに丸呑みできたらいいなと思います。

0
2024年08月23日

Posted by ブクログ

作者の思う壺にまんまとハマってしまった感はあるが、それでも泣かずにはいられない。
ほんわかした絵に、淡々とした台詞が余計に切なさをさそう。
生の繋がりを教えてくれる絵本

0
2024年08月15日

Posted by ブクログ

全国の幼稚園小学校に置いて欲しいと思えるくらいに素晴らしい食育の本
こんなに可愛い絵で綺麗事が一切ない
食育というより命の大切さを教えてくれる本

0
2024年08月12日

Posted by ブクログ

「ぼくはうしだから もうじきたべられるのだそうだ」
はじめとおわりにこうつぶやく子牛はたべられていのちをうしなうことをけっしてうけいれてはいないとおもう。
さいごのページはどうかくかまよいにまよっただろうとおもう。こんなうけいれかたを子牛にかたらせるしかなかったのか。

0
2024年07月25日

Posted by ブクログ

最近地震が多いけど、いろんな意味で命や、運命について考えさせられた。
なんだか、泣きたくなる話だった。
大切なことを考えたくなったら読みたくなる本だと思っている。

0
2024年04月12日

Posted by ブクログ

「食べ物を大切にしよう、フードロスをなくそう」って言うよりも よっぽど響くんじゃないかと思う。
動物がそんなこと思うかよ、ってのはあるけども
もらう側として、死んでくれた命に思いを馳せるのは してもいいんじゃないかと。
人に置き換えて親子の物語としてもジーンとくる。

0
2024年02月03日

Posted by ブクログ

哀しいお話ですが、とっても胸キュンの絵本です。
食べられるとわかっている牛さん。
とっても前向きな牛さん。遠くからではなくちゃんとお母さんに会って欲しかった。
生き物の命を頂いている私達人間、改めて感謝をしなくてはと思わせる絵本です。多くの子供達だけでなく大人の人にも読んで欲しい絵本です。

0
2023年10月30日

Posted by ブクログ

本屋さんで出会った絵本です。食用の牛の子の気持ちを表しているのでとても切なく悲しい思いに駆られますが、ただ切なく悲しいだけではなく、「食べ物」に対しての命の大切さ。命を繋いでいく大切さとありがたさを教えてくれる本です。食品ロスが社会問題となっている現代では、子供だけではなく大人にも読んで貰いたい1冊だと感じました。有難く命を頂戴する感謝の意味を持つ「いただきます」「ご馳走様でした」せめてこの言葉はきちんと言いたいと思います。

0
2023年10月08日

Posted by ブクログ

めっちゃ泣けた!!絵本でこんなにボロ泣きしたのは初めて。牛だから食べられるぼく。同じ動物なのに家畜というだけで誰にも知られず愛されず。食べる側は命をいただくんだと強烈に叩きつけられた。ラストの牛のセリフと後ろ姿が胸に刺さる。

0
2022年12月01日

Posted by ブクログ

こりゃあかんわ。
作者絶対泣くの想定してつくってるやろ。


…最後まで読めない。
でも、最後まで読んでほしい。

ぼくはもうじきたべられる。
たべられる前に、もう一度お母さんに会いたくて…
という内容。


きっと、牛は死ぬのを怖がっていないだろう。


…でも、もしかしたら怖かったのかもしれない
最後(最期)の言葉は、避けられない死を
ためらいながら、自分の頭にある
伝えたいことを言ったのかもしれない。


わたしたちは、命をいただいているということを
たまに忘れてしまう。
そんなとき、思い出してほしい。


動物たちだって、できれば死にたくない。
人間と同じなんだ。

と。


べつに、死にたくて死んでるような
悲しいことや辛いことがあった人間とは
違う。彼らは
「生きるという権利を使わなかった」
でも、牛などの動物は、
「生きる権利を失われた」のだ。


自分こそが正義だと感じている戦争のスペシャリストというような奴より、牛や豚は100倍すごい。


うっしっしと笑うような話じゃない。
きちんと読んで、
牛たちに向けられた事実についてもう一度
考えてほしい。


大人から子供まで、全ての人にオススメしたい。


最後(最期)の一言、言いたいなぁ。


あと、
作者のプロフィールも好き。自分も本当にそう。

0
2022年11月14日

Posted by ブクログ

久しぶりに読んで泣く。読むたびに泣くと思う。
淡々としている(ようにみえる)ぼくがお母さんに会いに行く。
もし自分が“ぼく”の立場だったら会わずに帰れるだろうか?
相手の立場に立って物事を考える、ことをもっと大事にしたい。

0
2024年09月12日

Posted by ブクログ

いつも言っている「いただきます」は、私にとって儀礼的ではなかっただろうか。今一度言葉の意味を考え直した。これからは意味のある「いただきます」を言う。うしさん、ありがとう。

0
2024年09月01日

Posted by ブクログ

書店の店頭に出ていたので気になり読みました。
最近、仕事柄絵本に触れる機会が出来ました。
なので絵本にも詳しくなりたい今日この頃。

この絵本じんわりと泣きそうになります。
子供ができたら読んであげたいと思いました。

人間が食べるお肉。わたしも良く鶏肉を食べますが、命をいただいてるんだなあって実感
牛さんにだってお母さんもいるし。人生を振り返ることもある。人間と変わらない。
そのことを忘れずにして生きていきたいな。

0
2024年08月31日

Posted by ブクログ

義両親にもらった本。泣いた…(´;ω;`)ちょっと大きくなった子どもに読み聞かせたい本の1冊になりました。

0
2024年07月17日

Posted by ブクログ

もうじき食べられる牛の僕
最後にお母さんに会いに行きますが…


せめて ぼくをたべた人が
自分のいのちを 大切にしてくれたら

いいな

の言葉がみんなに届きますように

読み聞かせ時間は3分ちょっと

0
2024年03月26日

Posted by ブクログ

泣く、というより食べるってなんだろう?と考えさせられた。人間と動物の食べる食べられるという関係が逆だったら?など思うことがたくさん出てきた。

0
2023年11月14日

Posted by ブクログ

なんだか泣かないようにと思いながら読みました。
牧場で子牛とゆったり過ごす母牛。
お母さんに会うことを止め、電車で帰るぼく。
ふと車中のぼくに気づいたお母さんが、猛ダッシュする場面で涙腺決壊してしまいました。
最後、ぼくのセリフ。
正解があるとは思いませんが、なぜかしっくりしませんでした。

0
2023年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これは泣いてしまう。
小さい子をお膝に乗せて読み聞かせたいかな。食育というより母子の愛。
分からなくてもよい。感じる本。
お肉を毎日毎日食べているのは自分。自分が食べなくても誰かが食べる。
大事にいただこう。

電車で出かけるなら脱走して!と、皆思ってる?

0
2023年08月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もうじき食べられるとわかっているぼくが最後に向かったところ。

生まれた牧場の空気や景色は変わってなかった。
そして、一目会いたいと思っていたおかあさん。

しあわせそうなおかあさんの顔を見たら…。
おかあさんを悲しませるために来たんじゃないと会わずに帰る…。

車窓からこっちを見て走っているのはおかあさん⁈
おかあさんは、わかっていたのかな⁇

最後のぼくの気持ちは受けとろう。


せめて ぼくをたべた人が
自分のいのちを 大切にしてくれたら いいな

0
2023年05月27日

Posted by ブクログ

新聞の広告で見たとき、タイトルとやわらかいタッチの絵にグッときました。

実際読んでみると、「もうじきたべられる」という部分より、「一度でいいから…」のところがせつなかったです。

牛も豚も鶏も当たり前のように食べていますし、かわいそうだからベジタリアンに、とは思いませんが、命をいただいている、という気持ちは忘れずにいたいと思います。
そして、自分のいのちも大切に。

小さい子どもに読むときは、字のないページもゆっくり見せたいです。

0
2023年05月25日

Posted by ブクログ

タイトルを見るだけで、思わずやるせないものがありそうだが、決してやるせないなんて言ってはいけない事だと私は思ったし、タイトルとは対照的で、どこか達観したような、牛の「ぼく」の表情に、安易なお涙ちょうだいの感は無い。

とは言いつつも、終始、明瞭では無い、紗をかけたような絵柄には、まるで、この世との繋がりが消えてしまいそうな悲しさが漂い、一見のどかそうな電車内には、ぼく以外、誰も乗っていない孤独感があり、更には、スライドショーのデザインに、これまでの想い出が走馬燈のように巡っているようで、読んでいる側からすれば、命の終わる前に、どうしてもやりたい、たった一つの大切なことを実行しようとしているようで、正直な気持ち、涙を堪えるのが辛かった。

そして、ぼくがやりたいことは、

『最後にひと目だけ おかあさんに会いに行くこと』

この後に登場する、おかあさんとぼくの慈しみ合った過去の姿は、まさに文章の通り、『とっても大きくて やさしかった』のであり、おそらく、ここまで大きくさせてくれた、おかあさんに、最後の感謝とお別れを言いたかったのだと思い、その物語の過程も、スライドショーの間に、一面見開きの印象的な絵を持ってきたりと、構成もメリハリがあって、ぼくの気持ちに寄り添ってくれている。

そして、ぼくは生まれた牧場に辿り着き、ついに、おかあさんを見つけた!
しかし、そこには、他の子どもたちと笑い合っている、おかあさんの姿が・・

『しあわせそうだな……』

『あんなところに
もうじきたべられるぼくが現れたら
おかあさん 悲しむかな』

この後の見開きの絵は、実際に見るよりもその距離感が遠く感じられるようで、ぼくの後ろ姿から想像させる、その心象風景は、いったい何が描かれているのだろう?

『悲しませるために 来たんじゃないや……』

えっ、本当にそれでいいの?
だって、これが最後にどうしてもやりたいことだったんでしょ?
こんな時まで、自分のことよりも、おかあさんのことを気遣っていて、とてもおかあさん想いなんだね。

しかし、この後の文章の無い一連の展開は、とてもスピード感がありながらも、スローモーションのように見えてきて、それは、たとえ時間にしたら数秒間にも満たなかったとしても、おかあさんとぼくにとっては、永遠とも思える感覚だったのだろうと思わせる描写には、その場面の、本書で最も綺麗で切ない夕焼け空に浮かぶ雲の形が、「おかあさんは、いつまでもぼくと一緒だよ」と言ってくれているようで、胸が一杯になる思いでした。


人間が牛を食しているという事について、簡単に、どうこう言えるとは、決して思いません。
私も食してますしね。

しかし、それでも、人間と牛に上下関係みたいなものは無いと思いますし、牛にだって親も子もあるという、その事実だけは決して忘れないでいたいと、私は、本書を読んで強く胸に刻もうと思いました。

0
2023年04月11日

Posted by ブクログ

食べられるために食べさせられ大きくなった。ぼくはもうじきたべられる。たべられる前にお母さんに会いに行く。お母さんを前に、合わずに人知れず帰って行く。気配を察したお母さんの汽車を怒涛の如く追いかける姿が悲しく郷愁をさそう。このシーンは文字がなく絵だけで表現されている。うし君も食べられるのが当たり前みたいに逃げることもせず、たんたんと語ってゆく。子供も向けの絵本なのか、これ?

0
2023年02月11日

Posted by ブクログ

次女への、私の母からの誕プレ本。

いやなんでこの本を(笑)っていう悲しいじゃん、と思う。母性についても考えちゃうし、食べ物についても考える本。

だが、子どもたちの感想「えー!面白い本」


子供への訴えと
母への訴えの違い。

0
2024年09月20日

Posted by ブクログ

前評判が高かったのでとても期待して読んだが、まあまあでした。
絵は割と好きかな。
お母さんに会いに行って、後から生まれたきょうだいたちと一緒の楽しそうなお母さんをみる。
牛だからしかたないけど…ちょっと可哀想な気がしました。

0
2024年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ぼくはうしだからもうじきたべられる」運命を受けいれたぼくが向かった先は…そして、ぼくが下した決断は―。

TikTokで300万回以上再生され、泣けると話題の絵本。
本はともだち:命を大事に考えてもらいたい
2023.10.28 毎日新聞より 以下引用
「物語は、もうじき食べられることが決まったウシが運命を受け入れ、最後に母ウシを一目見ようと電車に乗って生まれ育った牧場に向かう話」
<動物園のぞうやきりんみたいにみんなに愛されてみたかったな>
<おなじ動物なのに だれにも知られずに やたらと太ってたべられるのか……>
 動物園でめでられる動物と食べるために育てられた動物。同じ動物なのになぜこうも運命は違うのか。そんな理不尽な思いが込められる。
<せめて ぼくをたべた人が自分のいのちを大切にしてくれたらいいな>

++++++++++++++++++++
切なく衝撃的な作品だと思う。はせがわさん自身も「自分でも答えが出ていない問題でうまく消化できていない」とあった。
理不尽な思い、どうしてウシは運命を受け入れられるの?と思うし、そんなことを思っていると想像したら感受性の鋭い人は食べられなくなってしまうかも?など思ったり。それでも、私達が命をいただき生かされているということを受けとめなければならないんだと感じた作品だった。
普通の楽しいハッピーエンドを願うなら、ウシは誰かのために活躍して、そのおかげで命拾いして幸せに暮らしましただと思いきやそうじゃないんですね。
夕空を背に「帰路」にむかうウシの後ろ姿。
そこが一番胸に詰まる作品だった。

食卓にならぶ食べ物。動植物の命をいただく。作ってくれた人、加工してくれた人のおかげで生きることができるのだと問い続ける絵本だと思う。
親子で命をいただくということについて読んで語り合って欲しいと思う一冊だ。
自分一人の命じゃない。
絵と余白の部分からそれぞれがメッセージを受け取る絵本だと思う。

0
2023年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルとイラストでもうなんとも言えない気持ちになる。
もうじきたべられるぼくに限らず、食べ物(だと私たちが思っている生き物)の命に感謝して残さず食べようねって食育になるんだろうけど…
もしも、子供の頃の私がこの絵本を読んだら可哀想になってお肉を食べられなくなったかもしれない…
要するに捉え方は色々だよね。

食育の話よりも
私には生き別れた親子の子供がひと目だけでも親に会いたくて1人電車に乗って見に行ったら
変わらない景色と幸せそうな母親、そこに新しい家族…
声をかけずに帰る子供に気づいて追いかけるけど…
言葉がない絵だけのシーンがなんとも言えない
親子の気持ちはハッキリとは書かれてないけど、心がギュッとなる絵本でした。

0
2023年09月10日

Posted by ブクログ

牛にも人生があることを伝え、残さず食べよう、というメッセージを子供に伝えるための本だと思いますが…こういったアプローチは個人的には好きではないです。これ言い出すとみんなでかわいそうだから肉を食べるのやめよう、となってしまうため…子供に残さず食べてもらいたいなら、いかに身体にいいか、子供に対するメリットを伝えるようにしています。

0
2023年04月03日

Posted by ブクログ

7歳8ヶ月の娘
4歳8ヶ月の息子に読み聞かせ

せつない…

いのちを大切にいただこうね
ってお話した

0
2023年02月10日

Posted by ブクログ

「ぼくは牛だから、もうじき食べられる」自分の
運命を受け入れた牛は、最後に一目だけ、お母さん
牛に会いたくて生まれ育った牧場に行くことにして…。

0
2022年11月22日

「児童書」ランキング