あらすじ
完全に俺のモノにするから
記憶を失っても、私を抱く手はとろけるような甘さで――
「もっと深くまでキミを教えて」
移動販売の生花店を営む美桜は、自分を庇って事故に遭い記
憶を失くした想い人・玲の婚約者と間違えられ、彼のサポー
トを任されることに。「もっとキミを知りたい」――婚約者
として甘く触れてくる玲に戸惑いつつも、彼を愛する気持ち
に抗えず、密な時間を重ねてしまう。彼の愛に溺れ、婚約者
を演じるたびに美桜の切ない気持ちは募っていき…。
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記憶喪失になってしまっても
彼が記憶喪失になってしまって、不本意ながらも好きだった彼の婚約者になってしまった。
嘘はいけないと悩みながらも、好きな人との時間をなかなか手放せず。
さっさと本当のことを言ってしまえば良いのにと思ったり、あと少しこの時間をと思ってしまい、手放せない気持ちもわかりました。
でも、好きな人は記憶があってもなくても好きな人なんだなぁ。とキュンキュンしました。
前半の、ヒロインがヒーローを騙してる感じが、早く言っちゃった方が良いのにとか、思いながら読みました。これは私の問題なのだと思うけど、いつもこういう設定の話を読むと、そういう感じはあって、でも言えない事情みたいなのがあるから思い悩むみたいな展開が多いと思うのだけども。そんなに言えない事情ないよね?むしろ騙そうとしてる?というのが引っかかってしまって、なかなか感情移入できなかったかな。
でもでも、最終的には誤解解けたから良かったーと安堵。
番外編もすごく良かった。