あらすじ
故郷を捨てて放浪する双子の兄弟・コルチカムとサフランは閉ざされた森の奥に住むギルガ族の獣人・ディモルフォセカと出会う。自ら毒を出してしまう体質のコルチカムと獣の姿のまま人化しないサフランは、行く先々で人々から忌み嫌われ、安住の地を求めながらも得られない寂しさを抱えていたが、有毒地帯の森に住むギルガ族の人々は毒に耐性があり、ディモルフォセカが連れてきた二人を優しく迎え入れる。文字を持たず情報もないギルガ族の人々は素朴で心優しく、村全員が家族のような関係で、すさんでいたコルチカムの心を温かく溶かしてくれたが、一方、ディモルフォセカを好きになっていったコルチカムは彼を独占したいと考えるようになってしまい――!?
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間違いなし！
ファンタジー+切なさ、まちがいなしです！作家さん買いでした。今までと同じく、獣人のファンタジーな作風。でもやっぱり人は残酷ってのを見せつける感じです。旅する兄弟に安住の地ができて本当に本当に良かった…できればサフランのハピなターンもみたい。サフラン、本当にいいこなんですよ！
