感情タグBEST3
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直木賞作家なのにまだ小説を読んでなく、この本が朝井さんの一冊目です。すぐにファンになりました。朝井さんのフィルターを通すと世の中がこんなにも面白くなるのか!と感動したし、電車内で読んだ時は吹き出すのをこらえてニヤニヤしてしまいました。他の2冊のエッセイとまだ読んでいない小説と、これから楽しみです。
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朝井リョウさんのエッセイ集第3作目、独特な言い回しがずっと笑えて元気が出る一冊。
お腹やお尻の悩みはやっぱり消えなくて、情けなさが描かれていて、惨めに見えてしまうが、“待て待て直木賞作家だぞ”という心の声が聞こえてくる。
人生のイベントをこのように昇華してるのは尊敬するし、他の作品も読みたいと思わせてくれる。
クリスマスが近づくとケーキ食べたくなってくる気持ちが共感できた。私もクリスマス期間に怒涛のケーキ祭りやってみたいな。
空回り戦記では、どれだけじっくり考えても空回りしてしまうのは、思いが伝わっていないのだと学んだ。私も空回りしてしまった経験があるので、次回から相手に思いを伝えることを念頭に置いて行動したい。
お金にならないことを全力でやる。大人になるとお金にならないことに全力を注ぐことは難しい。ただお金にならないことを全力でやることはどれだけ楽しかろう。今後の人生において、全力を出す機会が何度あるかわからないが、お金にならないことも全力を尽くしたいと思えた。
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あー面白かった〜〜
読み終えるのが勿体無くて少しずつ読んだ
辛いことがあったけど、これ読んでいる間は声出して笑えて、本当に救われた!
次作もあるといいなあ
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帯のとおり!ほんとになーんも考えないでただただ楽しめる本!!!
『レーエンデ物語(2)月と太陽』が途中でつらくて(主人公の境遇がつらかっただけで物語自体はめちゃくちゃ面白いです!)、「何か明るい話読まないとやってられんわ……」となりこの本と併読しながら読み進めることに。
毎日寝る前に読んでたのですが、高低差ありすぎて感情ぐちゃぐちゃになって毎日眠れなくなりました。とにかく楽しい気分になれます。
特に共感したのが心のスタンプを押すために南米に行く話です。私も同様の理由でエジプトの遺跡を清掃するというボランティアツアーに行ったことがあるので……。何となく学生のうちに海外とか行っといた方が後々後悔しないんじゃないかと思いまして……。ええ、知らん大学生同士で集まってボランティアツアーとか青春〜!就活の時のネタにもなっちゃうな〜!とか邪な考えで参加してました。エジプト、暑くてごはん美味しくなかったです。コーディネーターのムハンマドが「エジプト暑くて老人すぐしぬよ〜」と言ってたのが印象に残っています。
ちょくちょく過去のエッセイに触れる記述がありますので、これから読む人は刊行順に読むのが良いかもしれません。
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一作目二作目すっ飛ばして読んでしまいましたが、…。
こんなに笑いながら本を読んだことがあっただろうか…。
あの「何者」とか、「正欲」とかかいたひとだよね?ね?ね?
親近感がすごくわいて、ますますファンになりました~。
お腹、心配です。
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大好きなゆとりシリーズ。
こんなにも記憶に残るエッセイは他にはなくて。
お誕生日おめでとう広告と、友達との旅行のトイレ代、行ったことになっているマチュピチュ、クリスマスケーキとか身近だけど、奇抜な話ばかり。
人に迷惑をかけない範囲で、無自覚にかけてるリミットを外したり、日常を能動的に面白くさせようと色々考えて過ごしたりすると、もっと人生楽しくなるかもと思わせてくれる!
同世代のゆとりなので、朝井リョウのエッセイとともに歳をとりたい!エッセイの続編出るといいな。
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電車の中で新年早々吹き出しながら朝井リョウの本を読んでる人がいたら、それは私でした。
似合わない店に行こう、と、脂質異常の話が特にツボでした。なんでこんなになんでもないことを面白く書けてしまうのか、唸った。
だって誰だって、いつも行かないようなお店に行くことはあるだろう、食べ過ぎてしまうことはあるだろう。ダイエットだってする。
日常を逸脱してるわけではないのに何なのだこの面白さは。
三作目には全然ゆとり世代関係ないやんけ、という感じだけどタイトルも大好き。
四作目も、読みたいな。
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「腹と修羅」の、トイレのないオシャレな街•銀座で利用できるトイレを探して駆けずり回る最中、アスリートの如く"うんこゾーン"に突入してしまう描写で見事に新年初笑いを捧げてしまった。宮沢賢治の有名な詩集「春と修羅」をもじっているウィットを感じさせるタイトルにも拘らず、やっていることが便意に耐えながらひたすらトイレを探すこと。しかもそこでクソ真面目に「うんこゾーン」って……!思わず声を上げて笑ってしまった。クソ……うんこだけに……。(別に上手くはない)
このほかにも、アメリカに住む友人を訪ねた際に深夜にやってきた唐突な便意から借りたトイレを詰まらせてしまい、その後同行者たちと詰まったトイレを前に悪戦苦闘するエピソードなども収録されており、朝井氏の前作、前前作エッセイもそうだったが、この本でもとにかく「うんこ」「トイレ」という言葉が頻出する。お恥ずかしながらわたしはいい歳して未だにこうした単語に弱く、一時間くらい笑ってしまうピュア(悪く言うと、幼稚)な感性の持ち主なので、今回も思う存分笑ったし、面白がらせていただいた。
しかし朝井氏のエッセイを読むと、つくづく人間は自然の摂理(排泄)には抗えない生き物であることを実感する。わたしも暫くトイレに行けない長時間移動に挑む時は確かに緊張する。だからこそ、昔トイレが併設されている長距離移動車両を初めて見た時には感動した覚えがある。この車両だったらあの緊迫感を抱きながら電車に乗らなくてもいいんだ……!みたいな気持ち。確かJR常磐線……いや東海道線?だったかも。そして電車といえば、なかなか駅に停まらない快速とかも腹痛に襲われるとなかなか厄介だった記憶がある。特に一限に向かう電車の中でそれが起きた時とか、もう絶望。
個人的には、19日間でホテル仕様の豪華なホールケーキを5つ食べたクリスマスのエピソードも大変夢のある話だった。覚悟を決めてケーキを注文するまでの、スイーツの神様との自問自答コーナーもコミカルで面白い。わたしも自分へのご褒美を買う時は確かにこうやって全肯定してくれるなんらかの"神様"を召喚してしまいがちだ。(朝井氏に一番縁深いのはスイーツの神様というより、トイレの神様のような気もするが。絶対寵愛されている。そうでなければあの頻繁に襲い来る便意とトイレとの対面ペースに説明がつかないって!)
しかしケーキ……ホールケーキ5個かあ。やっていることはもう大変というか……まさに不健康の見本のようなものだが、わたしも甘党なので憧れてはしまう。というか、やってみたい気持ちがある。5個は流石にアレだから……1個でも!ただ、わたしも毎年健康診断でコレステロール値を指摘されているので、実際は難しいような気もする。とりあえず、甘いものを食べた話を読んでしまったからには、甘いものが食べたい。この週末はパンケーキを食べに行こうかな!
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拍手拍手。
文章で人をこんなに笑かしてくる人いる?
今年1番笑ったことは?でこの本って答える。
それくらいウケる。
途中なんでこんなに笑ってんだろ、私ってこんなに笑えるんだって我に返って元気になったもんね。
自分の元気メーターを知りたい方是非読んでください。
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アメリカ旅行のスタンドバイミーが面白すぎた(笑)紙の上で一緒に遊んでくれてありがとうございました。って素敵な表現!こちらこそ楽しませていただきました、ありがとうございました!!
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「ゆとり3部作」の最終巻。
今回もたくさん笑いました!
カフェで読んでいて、思わず声に出して笑ってしまい、恥ずかしかったです。
「読書は楽しい!」ってことを改めて思わせてくれたエッセイでした。
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自分はなんてつまらないんだろう、と自己嫌悪に陥っていたときに、頭を空っぽにしたくて読んだ本。
結果、頭空っぽになった。
自分自身ゆとり世代なので、「そして誰もゆとらなくなった」というタイトルにも共感。
(さとり世代、Z世代の方が、響きがいいよね。)
エッセイというジャンルが好きだけど、笑えるものは尚更好きだ。
お馴染みのお腹弱い系の話が多く、電車内で眉を顰めながら笑っていた。マスクをしているから、単に眉を顰めている人になっていた、はず。
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ただただおもしろい文字情報を摂取したいときにぴったりです。バスの中で意味もなくスマホをいじっていた時間が、楽しみな読書時間になりました。
「似合わない店に行こう」と「ホールケーキの乱」がお気に入りです!
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ゆとり三部作ラスト、大学を卒業してもオモシロエピソードに事欠かない朝井リョウに脱帽。
なんでも物怖じせず、外国まで行ってしまうフットワークの軽さに彼の肛門がついていけてないのが不憫というか面白すぎるというか…笑
友人夫婦と渡米する前に肛門税を納税する宣言からおもろかったが、期待を裏切らず現地住みの友人のトイレを詰まらせマーケットで買ったゴボウまで使って格闘しだしたときは声が出た笑
ホールケーキをワンシーズンに5個食べる異常者(褒めてます)な朝井リョウがますます好きになった!
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著者の作品は初読みです。帯なんか見ないで購入したのでもちろん小説と思ってました。でも、本を開いたらなんとご自分のことを書いたエッセイでした。そして、ご本人は予想に全く反する人でした。結果、面白かったです。本を読んで笑ったのは久しぶりの様な気がします。もちろん、頭が良くて才能があって私なんかとは住む世界が違う人なのでしょうが好感を持てました。このノリで小説を期待して良いのでしょうか?
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朝井リョウの文章は本当にすきだ。何度も声を出して笑った。たまに気持ち悪くてドン引きもした。
おわりのさくらももこのエッセイについて、わたしも小さい時読んでこれと同じように面白かった思い出があり、うれしかった。
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著者の直木賞作家という話題が大きく、これまであえてあまり読んでなかったが、もう30代なのか。さくらももこさんのエッセイに憧れたという著者、何も考えずに楽しませるのも大変なんだな。
表紙が最初何を表しているのか分からなかったけど、後で見るといい感じです。
サイン会のエピソードが好きかな。
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活字でこんなに笑ったのは水野愛也(敬也)以来、10年ぶりの快挙です!
朝井さんの文字遊び、言葉の選択…全てにおいて私の中でクリーンヒット。
推し確定。
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4.3
なぜか書きおろしで大好きです。目次を見ると、ああこんな話あったなあと思う感じの、特別記憶に残るわけではないけどもゆるくてちゃんと面白くてすぐに読めた。
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朝井リョウのエッセイ、ゆとりシリーズの第三弾。「時をかけるゆとり」「風と共にゆとりぬ」と続けて読むとより楽しめる。
特に好きだったのは「他力本願スマートハウス」と「精神的スタンプラリーin南米」。ちょっと汚い話もあり、前作、前々作よりも星を一つ下げてしまったが、笑えるエピソードが多く、カフェや電車など外で読むのは危険であることは変わりなし。
エッセイは3部作で一旦終わりとのことだが、いつか是非また新作を読みたい。「おわりに」にある「紙の上で一緒に遊んでくれてありがとうございました」という表現が素敵でした。かつてラジオをされていたとは知らず、当時聴いておきたかったなと思ったりもした。
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朝井リョウくんの小説が大好物なので、
小説だと思ったら、あれ、エッセイだった!
結果、小説と100%真逆のテイストで良い意味の驚き。
すごい才能だね、朝井くん。
文のリズム、語彙のセレクト、トピックの選定、自虐具合がうまくまとまっていて、しかも小説みたいな問題提起感ゼロで、ここまで逆にふれられるって、どういう努力をしているのだろ。
2023年に読んだ本ののエッセイ部門暫定1位!
ケーキの話が好きだったなァ。
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前作エッセイの『風と共にゆとりぬ』に続いて読みました。やはりひたすら面白かったです。結婚式の本気の余興も、空回り戦記も、「何で?」「どうして(思考が)そっち行く!?」と読みながら思わず大声出して突っ込みつつ笑ってしまいました。マチュピチュ、ウユニ塩湖への旅とか、ロサンゼルス在住の友人を訪ねて行った旅行記もハプニング続きで愉快でした。
結果が「こんなものか~」と期待どおりいかなかったとしても、それもあとで笑って思い返せれば、人生捨てたもんじゃないのかも、と思えるような気がします。
ただ面白いだけでなく含蓄が感じられるエッセイになってました。
塩見三省とちいかわを足して2で割ったアラフィフ男性C氏の素顔がとても気になりました。
そして、さくらももこさんのエッセイを読み返してみたくなりました。
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たしかに頭空っぽで読める本だった笑
ただただ、朝井リョウさんが一生懸命生きているのに
どうしてこんなにネタばかり集まるのか。
小説疲れ、お話疲れにはぴったりだと思う。
ふらっと開いて、活字をつらつら読んで
大声で笑ってができる本です。
Posted by ブクログ
⚫︎受け取ったメッセージ
朝井リョウさんの
おもしろ自虐エッセイ!
⚫︎あらすじ(本概要より転載)
『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』に続く第三弾にして完結編。
怒涛の500枚書き下ろし!頭空っぽで楽しめる本の決定版!
修羅!腹痛との戦い
戦慄!催眠術体験
迷惑!十年ぶりのダンスレッスン
他力本願!引っ越しあれこれ
生活習慣病!スイーツ狂の日々
帰れ!北米&南米への旅etc……
一生懸命生きていたら生まれてしまったエピソード全20編を収録。
楽しいだけの読書をしたいあなたに贈る一冊です。
⚫︎感想
朝井リョウさんの「正欲」「何者」を読んだ後に、エッセイあるんだ〜と思って読み始めたら、めちゃくちゃ面白かったです。イメージアップした笑
どれも笑えたけど、催眠術体験好き。