【感想・ネタバレ】地球はどうしてできたのか マントル対流と超大陸の謎のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

大学出てから30年、今のプレートテクトニクスがわかって面白かった。シュミレーションは色々やってみて外した分があることをちょっと書いておいてくれたらとは思う。それともこの方は外さない人?ごくたまにいるよね。

0
2014年12月07日

Posted by ブクログ

大陸移動説や、それがマントル対流によって起きるという説については子供の頃の科学読み物で知って興味を持ったことがありましたが、大学受験では地学を取らなかったため、これについてあまり深く考えたことはありませんでした。
この本を読んでこれまで根本的に誤解していたことに気づいたのは、「マントル」の性質についてでした。「対流」を起こしているのだから、マグマのような液体状のものだと思っていたのですが、実はかちかちの岩でありながら、それが数千万年から数億年のオーダーでものすごくゆっくりと動くことで「対流」していたのだということでした。
また、太古に大陸が一つに合わさった「超大陸」というものが、実は何個かあり、大陸はくっついたり離れたりを繰り返しており、離れた大陸のくっつき方にも、いったん離れた部分が再び近づいてくっつくパターンと、ずっと離れ続けて地球の反対側からパターンとがあるというのもこの本を読んで初めて知った事実でした。
結構学術的で難しい記述も多かったですが、非常におもしろい本でした。

0
2014年11月10日

Posted by ブクログ

書評にプレートテクトニクスの本として紹介されていたので興味を持って読んだ。マントル対流についてかなり詳しく書かれていて、プレートがマントル内に沈降して上部マントルと下部マントルの間に滞留したり、マントル・コア境界付近にスラブとして溜まったりという話はとても面白かった。ただ、地球史上、何度も出現したとされる超大陸の形成と分裂について紙数がかなり割かれていたが、こちらは、個人的にはあまり関心がなく、その意味では、一冊の半分くらいは頭に残らなかった。マントルプルームについて、一般向けの類書に比べて、かなり詳しく書かれているのが特徴。

0
2014年12月18日

「学術・語学」ランキング