【感想・ネタバレ】秀吉を討て―薩摩・明・家康の密約―(新潮新書)のレビュー

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Posted by ブクログ

薩摩の島津家に焦点を当てた一冊。
鹿児島が、かっては海洋国家として明と交易を交わしたり、朝鮮出兵時には、民と内密に朝鮮からの撤兵を行ったりという。
秀吉からは、薩摩の島津家に対して、民との無理な口利きを頼まれたりと、散々だが、身内を直接でないにしろ、秀吉に殺されたこともあり、感情としては、良いはずがないと言うことも分かりました。
関ヶ原の戦いでは、豊臣方についたにも関わらず、お咎めなし。さらに琉球への出兵を認められたり、家康から家の字をもらう厚遇ぶり。家康の明との関係を見直したい思いがあると筆者は考える。それたけというのためにと思いますが、こればかりは当時の人しか分からないかなと。

もし島津家が秀吉との抗争に勝っていたら、日本の歴史もガラッと変わったのでしょうか。

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2022年10月02日

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