【感想・ネタバレ】僕が愛した歌声のレビュー

あらすじ

物語は、ある霧の晴れた日、二人の男女が出会うところから始まる。オペラ歌手を夢見る少女、有泉麻耶(ありいずみ・まや)と25歳年長の男、桐原孝信。父のいない麻耶は孝信を「パパ」と呼び始め、家族となるのだが…。少女時代、思春期、大学を経てひとりのオペラ歌手へと成長する麻耶の姿を中心に、15年にわたる二人の愛が熟すまでの“ゆらめき”の過程を、家族に忍び寄る犯罪など豊富なエピソードを取り込んで斬新に描いた純愛ロマンの傑作!

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Posted by ブクログ

ある日7歳の少女〈まや〉は自転車で遊んでいて、怪我をした。その時に出会ったのが桐原孝信。彼は〈まや〉の怪我を熱心に手当をした。母子家庭で育った〈まや〉は孝信が自分の父親になればと思い、孝信にお願いする。〈まや〉はオペラ歌手を夢見る少女。〈まや〉の母親・真由美は対人恐怖症を患う翻訳家。孝信はこの少女の父親になることを決意する。

オペラ『椿姫』のエピソードと〈まや〉親子のエピソードが混じりあって切ないけど、何だか綺麗な物語のように感じた。

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2010年11月27日

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