あらすじ
狐に化かされた、大入道に出くわした、河童の写真を撮った…ほんの数十年前まで、多くの日本人がそれら「妖怪めいたもの」の存在を信じ、その体験を語り継いでいた。妖怪たちはなぜ、かくも長い年月にわたって普遍的な存在たりえたのか。広範な資料から日本の妖怪譚を収集し、その謎を探る。上巻には、路上、家、川、山などに現れる妖怪およびロクロッ道・一つ目小僧ら「ぶきみな化け物」、狐狸や猫、蝦蟇など「動物の怪」を収録。索引付 207ページ
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Posted by ブクログ
今では都会の場所があれば今は放射能処理場になっている場所の怪談もあり、何だか複雑な気持ちになる。
誰が読んでも自分の近所の怪談を見つけることができそうな程、様々な地域の話を集録している。
ただし、方言と思われる言葉が、そのまま記載されているので、そこが難所。
構成も好き。最初にその妖怪について色々な見方が書かれているのが良い。