【感想・ネタバレ】素直な狂気のレビュー

あらすじ

部長の絶大な信頼を受けていた松山は、彼の愛人の面倒をみるうちに彼女と関係を持ってしまった。松山は自分の家庭と地位を守るために彼女を殺し、殺人の容疑が部長にかかるように仕組んだ。完全犯罪になるはずだった松山にとって、唯一の気がかりは、殺人を犯した日に電車賃を貸した見知らぬ若者が、何度も松山の所を訪れ執拗に小銭を返そうとする事だった。受け取るとあの日のアリバイが……。意外な結末が胸をうつ表題作他、日常に潜むミステリーを描いた傑作、全6編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

どこかで読んだことがあるような話が6つ。
わらの男
ひろった悲鳴
ラブレター
皆勤賞の朝
インテリア
素直な狂気。

怪奇小説もあれば、恐怖小説もある。
推理小説もあれば、懺悔小説もある。

わらの男は、男の馬鹿さ加減をあざ笑っている自嘲小説かもしれない。

0
2011年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

赤川次郎の短編はあまり読んだことはなかったが、とても面白かった。どの作品もそれぞれの味を持っていて、優劣をつけにくい。一番心に残ったものを挙げるなら「皆勤賞の朝」である。主人公の涙の理由がどこにあるのか…。知るのが怖い。

0
2011年04月23日

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