あらすじ
もし明日死ぬとしたら、大切な人に今日、何ができますか?
ロングセラー『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングス・ファインダー』著者の実体験に基づく感動作
10代で突然余命宣告…逆境から見つけた「後悔しない生き方」
『ストレングス・ファインダー』 といえば、
「自分の強み・才能が分かる」と大ヒットした書籍ツール。
就職や転職の際には心強い味方となってくれる本書は、
国内だけでも累計100万部を突破しています。
そんなストレングス・ファインダーの著者、と聞いて、
皆さんはどんな方を思い浮かべるでしょうか。
華々しい実績を誇るビジネスパーソンでしょうか?
それとも大成功して巨万の富を築いた実業家でしょうか?
『ストレングス・ファインダー』著者の人生は、逆境からはじまっていた
実は、『ストレングス・ファインダー』の著者であるトム・ラス氏は、
ティーンエイジャーのときに、
「君の命はあと20年だね、その20年も大変つらいものになるだろう」
と衝撃の難病宣告を受けています。
しかし、そんな体験から著者は
・「いつか死ぬ」ことを受け入れて生きることの重要性
・人生で大切なのは「何を残せるか」ということ
・「身近な人」への貢献の大切さ
などに気づきます。
ストレングス・ファインダーも、
「その人がまだ気づいていない才能を見つけてあげること」
が大きな貢献となると気づいたことが発想の原点となったのだそうです。
生きているだけで出てくるあらゆる悩みに効きます。
・何か満たされない、仕事や人生の目標が見失われている。
・毎日どこかしんどい、苦しい
・人間関係や家族の関係に悩みがある
・過去に辛い経験をしたことがある
・前向きな気持ちになりたいけれど、なかなかなれない
日々のモヤモヤが解決されない…とお悩みの方にはもちろん、
そんな状況の中にある友人、家族、身近な方への ギフト としてもオススメです。
自分を超えたものを見つけるとき、
あなたの人生はもっとシンプルで、
生きやすいものとなるーー (本文より)
【目次】
はじめに
あなただけの人生の意味を見つけよう
第1部
自分を超えて残るものを見つけよう
・人は永遠には生きられない
・才能や強みに目を向ける
・自分以外のものに興味をもつ
・できることに集中する
・人生は短いことに気づく
第2部
大切な人たちにあなたができる限りのことをしよう
・物事をポジティブに受け止める
・身近な人たちとの時間を大切にする
・スマホを置いて、相手の話を聞く
第3部
あなたがいなくなった後にも残るものは何かを考えよう
・自分の強みを生かせるものを探す
・人生に自分のありったけを詰め込む
・チャンスが訪れたら逃さない
・相手が生きているうちに感謝を伝える
・誰かの未来に良い影響を与える
・どんな小さなことにも心を込める
第4部
貢献の人生を生きよう
・身近な人に何ができるか考える
・強みや才能で周りに貢献する
・仕事に対する向き合い方を変える
・自分が去った後に残るものは何か考える
第5部
僕は今日、あの人に何ができるだろう?
・あなたに影響を与えた人について考える
訳者あとがき
参考文献
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Posted by ブクログ
人生には必ず終わりがある。残せるものは「他者への貢献」。
身近な人に何ができるか?
できることに集中する。
どんなに小さなことでも心を込める。
Posted by ブクログ
自分の周りの人の人生に貢献すること、そして自分がいなくなった後にも残る人のために力を注ぐことの大切さを学びました。
「今この瞬間に他の人のためにできること」を毎日少しずつ実践し続けていきたいと思います。
Posted by ブクログ
個人的に挿絵が可愛くて好き。自分の大切な人たちにできることに注力することがどれだけ凄いことで重要かに気付かされた本。それが結果的に自分を大切にすることに繋がるのではと思った。
Posted by ブクログ
初めての電子書籍だった。あっという間に読み終えてしまった。著者の壮絶な体験を通して得られた観念としての「貢献」について考えてみた。身近な人と過ごす時間をより大切にしようと思った。
Posted by ブクログ
一気読み
1時間ほどで読んでしまったが、筆者の大切にしている周りへの「貢献」がいかに大事かを腑に落とすことができた
仕事に追われている現状こそ、どれだけ周りの人、私にとっては妻と子ども2人との時間を大切にし、貢献できるかを今から大事にしていきたい
それによって自分がもしいなくなったとしても、考え方や感じ方などを残せたらな、と思わせてくれた
また、次のキャリアを検討し始めた自身にとって、世の中を少しでも良くすること、というのをキーとして仕事を見つけられたら、それは大きなやりがいになるだろう、と感じた
以下、自分用のメモ
・いつか自分は死んでいくものだと悟るのは必要
・この人生で、そして人生が終わった後にも、何を残せるだろうかと考える
・大切なのは、自分がコントロールできることは何か
・一つひとつの付き合いを大切にすること
・返ってきた反応の捉え方はあなたが決められる
・いつでも、どんなふれあいであってもそれを大切にすること
・これはチャンスだと思った時はそれにのってみよう
短い人生、後悔とともに生きていくなんてもったいない
・どんな小さくても心をこめて相手にしてあげられることは尊い
・心の底から他の人に確かな貢献をなしている、
そう思える仕事を見つけよう
・強みやそれを伸ばす努力は、他の人に影響を与えてこそ意義がある
・人生とはこの世の中を少しでも良くするためにこそある
・自分が何によって貢献できるかを考える、そこに人間の成長がある
「明日はすぐに過ぎ去っていく、いや、明日は永遠にやってこないかもしれない
でも今日は今、ここにある
毎日、朝起きた時に思い出そう、人生は自分だけのものではないということを
そして、今日僕はどんな貢献をできるだろうかということを」
Posted by ブクログ
著者はストレングスファインダーを創り出したギャラップ社の創業者の孫にあたる方。
人生において本質的に大切なことをシンプルにわかりやすく記された本。
印象に残ったのは、
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自分がやりたいことよりも先に、自分が何によって貢献できるかを考える。そこに人間の成長がある。
いつも自分に「自分は何をもって世界に貢献できるか?」を問うことで、人はより良い方向に向かえるのではないだろうか。
そこに、自分の好きなことだけを考えて築くキャリアでは決して得られない何かがあると思う。
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という部分。ストレングスファインダーの伝道師らしいと感じた。
そして、ちょうど次のキャリアを選択したタイミングの自分にとって後押しになることば。
ドラッカーと同じく「貢献」に焦点をあてることの重要性を説いているなと。
Posted by ブクログ
私自身、自分の事で精一杯
他人の為に貢献しようとはハードルが高い
しかし、誰かに求められたり頼られたりするのは嬉しい
先延ばしして明日やるのではなく、今日、今、やらなければと思う
Posted by ブクログ
何となく気になったので、購入。
書いてあることで、特に目新しさは感じなかった。
自分のために…ではなくて、人に何を残せるか、と書いてあった。きっとここがキモなのだろう。
何かを成し遂げた人間ではないので、人のためには何も残せないことがわかった。せめて大切な人に何かできたらいいなとそれくらい。