あらすじ
あたたかな場所でふたり、暮らしていく。
コーヒーを淹れるのはお手の物、だけど料理は壊滅的な潤。素材の味そのままの食パンを食べることにも飽きていた頃、職場の喫茶店に雰囲気のある男性がやってきた。似合わぬ顔で甘~いカフェオレとプリンアラモードを平らげる彼が気になりつつも、いつものように退勤する潤。その帰り道、さっきの男性・慧と再会して──!? 京都の街で偶然出会った二人が織りなす、心温まる生活のお話。
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Posted by ブクログ
人と深い関わり合いを避けていたけど、悩みを抱える二人が出会い、ともに生活し生きていくお話です。
いつもニコニコして、近所の人たちに好かれているけど、どこか一線を引いている潤くん。
でも潤くんの一人でどこにでも行けて、どこでも楽しんでる感じ好き!
人と一緒にいることも大切だけど、自分一人の時間をちゃんと大切にしてていいな~
あんなかわいい顔して潤くんタバコ吸ってるのギャップすぎる~
人間の心の奥底にある悲しい感情を描かれるのがお上手で、絶妙な表現の仕方で読み手が悲しい思いをしない優しい方なんだなって勝手に想像しています。
柴田文先生の柔らかい絵のタッチが大好きで、そして心を優しく包み込んでくれるお話が素敵です。
匿名
徒然なるままに
京都を舞台に青年二人の日々の徒然。こりゃ実写化しそうな感じだけど、こういう穏やかな流れの日常が羨ましい。もちろんそれだけじゃない問題もあるけど、二人の距離感が良かった。