【感想・ネタバレ】男性不信のレビュー

あらすじ

今から男という生き物の愚かさを発表したいと思います――。雑誌『hon-nin』連載時から話題騒然!! 男=淫獣たちとの果てしない格闘を綴った、辛酸なめ子(本名・池松江美)の半自伝的小説! 男は全員強姦魔予備軍なのでしょうか……? 辛酸なめ子」の原点。女たちの苦しみ、哀しみ、悔しさ、そして私のトラウマが渾沌と溶け合い、熱い塊となってこみ上げます。……私たち女は、ただ、ずっと、大切にしてほしかったんです。……非婚化、セックスレス、熟年離婚……諸悪の根源は、男が女を尊敬しなくなってしまったこと。どうしてこのような世の中になってしまったのでしょう。尊敬がないと愛なんて生まれないのに、男たちは自分よりも弱くて幼い女を選び、つまらないプライドを満足させている。この、負の連鎖を断ち切らないと!(本文より)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

よく、人や作品を評して、「童貞をこじらせている」っていう言い方・言われ方を良く耳にするんだけど、それになぞらえて言うなら、この小説は「処女をこじらせた自己」っていうのを文学史上初めて書ききってる。

なんでもそうだけど、初めてやったヤツが一番エライ。てなワケで、☆5つでっす。

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2011年09月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ノンストップで悪態をついているような文章。心の声を余すことなく聞いている感じがして爽快だった。屈折した気持ちを私と同じように皆が持っているんだろうな、と思うと親近感が沸いてきました。
表現がとにかく面白かった。
おしゃれヒエラルキー最下層の私が、小学5年生からブラをつけているような子に勝てるわけがない、みたいなくだりが印象に残りました。
最後も洞窟をパンパン拝みながらパンパンしながら終わるところも楽しかったです。
ワケ分からないまま楽しめました。

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2014年10月29日

Posted by ブクログ

昔に読んだ本。
大人気コラムニスト辛酸なめ子さんの本名、池松江美さん名義の自伝的小説。
男性に対しての嫌悪感満載の本書は女子校育ちの彼女ならではの表現ではなかろうか。
しかし、、、男性を遠ざけるための工夫、辛酸なめ子ならぬ主人公「虫酸ラン子」などなど、おもしろ所満載!!

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2012年07月20日

Posted by ブクログ

多分、なめ子さんって分かって読むから面白いんだろうなと思った。上手く言えませんが・・・

でも面白かったです。

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2009年10月04日

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