あらすじ
コロナ禍による「ステイホーム」が認知症パンデミックを引き起こしている。コロナと、それに伴う過剰な反応による「自発的ロックダウン」が認知症を引き起こしているのだ。対策としては生活習慣の改善を図り、また早期発見を進めるしかない。薬の服用と運動習慣改善の併用を提案するとともに、認知症の本質に迫り、脳の理想的なあり方を考える。早期発見のためのAIによる顔写真・脳のスキャン画像による画像診断などの最新研究も紹介。認知症の蔓延を克服する道を提示する。
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Posted by ブクログ
認知症パンデミック
【目次】
第1章 ポストコロナは認知症パンデミック
1 2025年に認知症患者700万人――衝撃的予測と「新オレンジプラン」
2 認知症は生活の自立を障害
3 地域医療介護連携による認知症予防対策は機能していた
4 地域医療介護連携の構築――東京都北多摩北部地域の場合
5 コロナ禍で崩れたプラン
6 全国に及ぶコロナ禍の影響
第2章 コロナ禍で切断された緊密な「つながり」
1 ソーシャル・ディスタンスvs心のディスタンス――距離と連帯の二律背反
2 80-50問題はさらに深刻化している
3 医療・介護連携への影響――緊密な連携は「3密」で醸成された
第3章 「ステイホーム」が認知症を増やす
1 過剰な反応による「自発的ロックダウン」
2 海外のロックダウン報告から
3 社会的な不活発による認知機能の低下と生活障害の加速化
4 隔絶された環境では脳が委縮する
5 対策は「つながり」の修復から
第4章 脳への直接的影響
1 急性期の脳障害
2 脳の霧――長期にわたる後遺症
3 アルツハイマー病との奇妙な関係
第5章 認知症の本質とは何か?
1 人類がもつ高度の知能と脳の脆弱性
2 社会性が脳を大きくする
3 最も新しく人間らしい部位から障害されるアルツハイマー病
4 認知症は脳のエネルギー不全
5 老化を感じさせないSuper Agerの存在
第6章 役に立つ早期診断
1 予防も治療も生活改善から
2 運動習慣は海馬を大きくする
3 認知症治療薬は効く薬ではなく効かせる薬
第7章 AI時代の認知症対策
1 AIとどう向き合うか
2 AIによる脳画像や顔写真
1章から4章までがコロナ禍と認知症の関係を記しているのでこういったタイトルになったのだと思います。
5章からは認知症一般的な話で、認知症の起こる原因や予防法などが記されています。
認知症の起こる原因に関しては結構専門的に書かれていますが、他の部分との整合性としてはもう少しわかりやすい平易な書き方の方がよいのかなと思います。
竹蔵