【感想・ネタバレ】図解即戦力 電子部品業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書のレビュー

野村総合研究所コンサルティング事業本部

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パソコンやスマホなどのIT機器はもちろん，各種の家電製品や乗り物，各種の電子機器など，電気で動くあらゆるものに電子部品が使われています。本書は電子部品業界の歴史，市場の構造・動向，業務内容，代表的な企業，最新技術，業界の課題と展望，代表的な電子部品の基礎知識など，電子部品業界で働いている人や就職を希望する人，電子部品業界をビジネスパートナーとする人が必要とする知識を解説します。

[ブクログ · ★★★★☆]

電子部品業界の動向、業界構造に加えて、求められる人材についてもわかりやすく記載されている。
専門用語も多いが、用語に対する解説が詳しくされており、「わからない」で止まることが少ない。電子部品業界における日本メーカーのシェアの現状と、なぜそうなったのかについて学ぶことができる。
例えば、1980における半導体メモリーの国内メーカーのシェアは圧倒的であった。しかし需給変動の振れ幅が大きく投資リスクが高いため、日本の「総合電機」という経営形態ではマネジメントが難しかったとされている。

[ブクログ · ★★★★☆]

業界外の文系人間にとっては良書です。
電子部品の分類、用途、ビジネスの仕組み、今後の方向性、主要企業が理解できます。
巻末の用語集と索引も素晴らしいです。
電子部品は種類が多く、それぞれプレイヤーや異なる上に、技術やビジネスの仕組みが大きく変化してした様子が理解できました。