【感想・ネタバレ】永六輔 大遺言のレビュー

あらすじ

悩みも迷いも吹き飛ぶ「言葉の天才」の遺言。

「活躍の根底にあるのは言葉だった」(黒柳徹子さん)
「自由に自分を生かすことを学んだ」(久米宏さん)
「発想力と知恵にいつも驚かされる」(タモリさん)

ベストセラー『大往生』や名曲『上を向いて歩こう』『見上げてごらん夜の星を』など、日本人の心に残る「言葉の名作」を生み出し続けた永六輔さん。

名だたる著名人たちの人生を変えたばかりか、自殺を考えた女性や仕事を失った職人、自暴自棄に陥った若者らを著作や放送を通して、「言葉の力」で奮い立たせた。

「笑うことは武器になる」「立場や肩書きを裏切れ」「知識に予算はかからない」「叱ってくれる人を探す」「人間関係に順位をつけない」「人間は今が一番若い」「生きているだけで面白い」「聞くは話すより難しい」……

本書では「言葉の天才」と称された永六輔さんの短く含蓄に富んだ数々の名言を、その薫陶を受けた「弟子」のさだまさしと「孫」の二人が余すことなく紹介します。

人生100年時代に役立つ好奇心や行動力を育むコツや、仕事、人間関係、生きがい、老い、病などの悩み、さらにはコロナ禍やウクライナ問題といった社会の難局を乗り切るヒントになる「知恵とユーモア」が満載です!

※この作品は単行本版『大遺言~祖父・永六輔の今を生きる36の言葉~』と、単行本版『笑って、泣いて、考えて。』として配信されていた作品を2冊合わせた文庫本版です。

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Posted by ブクログ

永六輔という大きな自遊人の生き方がわかり、人生への指針となる。▼「欠点を自覚しろ。自覚できたら直さなくてもいい。欠点のまま魅力にしろ」▼「いじめた経験は何にも活きてこないだろうけど、いじめられた側は、その経験をいくらでも活かすことができる」。弱い立場の若者の応援から『上を向いて歩こう』『見上げてごらん夜の星を』が生まれた。▽「人生、明るく生きるはまだ何歳。暗く生きるはもう何歳」▼「人間は今が一番若い。明るく生きるには『まだ何歳』と考えよう」▼「生きているということは、誰かに借りを作ること。生きているということは、その借りを返していくこと」▽「誰かに借りたら誰かに返そう。誰かにそうしてもらったように、誰かにそうしてあげよう」▼孫から『受験で落ちたら浪人するか、それとも別のところに行くか』相談されて、永六輔さんが答えた言葉は…「楽しんで」。▼「人は二度死ぬ。最初は医学的な死。そしてその人を覚えている人が誰もいなくなった時が本当の死だ」

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2024年03月30日

Posted by ブクログ

久し振りに永さん語録を再確認しました。黒柳さんや渥美清さんとのエピソードも読めて良かったです。永さんを忘れずにいたいです。孫の拓実さんの文章も優しさが溢れています。

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2022年10月12日

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