あらすじ
数百キロ離れて暮らすカップル。久しぶりに再会したふたりは、お互いの存在を確かめ合うように幸せな時間を過ごす。しかしその後には、胸の奥をえぐり取られるような悲しみが待っていた――(表題作)。16歳の年の差に悩む夫婦、禁断の恋に揺れる女性、自分が幸せになれないウエディングプランナー……。迷い、傷つきながらも恋に生きる女性たちを描いた、10のショートストーリー。
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Posted by ブクログ
石田衣良氏の作品は心にうるおいをもたらすー確かにそうだなあ。今年は石田衣良氏シリーズを攻めることにしたのですが、わたしも心のうるおいを無意識に求めているのかもしれない(笑)
Posted by ブクログ
アラサー恋愛短編集。劇的ではない、ほんのりハッピーなお話が多いので爽やかに読めます。寝る前に一編ずつ読むのにも良さそう。
『ふたりの名前』なんにでも所有権を明記する同棲カップルが猫を飼うはなし。
『誰かのウェディング』退屈な結婚式で出逢ったプランナーの恋。
『十一月のつぼみ』花屋で交わされる視線、乾いた日常に潤いを与える存在、捨てることのできない現実の価値。良くも悪くも転びきらない切なさがリアル。
『声を探しに』ポップな印象だけど、琴線に触れる言葉もあった。かわいいカップル。
『昔のボーイフレンド』元サヤに戻る話。
『スローガール』ほんとうの嘘でも、似たのがあったな、文脈を読めない美人のはなし。今回は会話がスローな純真美女とプレイボーイとのハートフルラブ。
『1ポンドの悲しみ』遠恋カップルの一月ぶりの逢瀬。この方の書くセックスはかなり官能的だけど不愉快にならないのは男性目線のエゴや押し付けがましさを見せないからかな。
『デートは本屋で』本好き女子とコピー機営業の初デート
『秋の終わりの二週間』愛情溢れる歳の差カップル。
『スターティング・オーバー』元仕事仲間たち三人が月日を経て成長させた恋愛観を交換する。
Posted by ブクログ
【2026年24冊目】
所有を分けるカップルが初めてわかちあった命、出会いのないウエディングプランナー、ときめきに迷う既婚者の花屋、声が出なくなったOL、ボーイフレンドとの再会、緩やかな女性に惹かれるプレイボーイ、遠距離カップルの一夜、本好き同士の初デート、歳の差夫婦のかたち、三人が始める新たな旅立ち――恋愛を描いた短編集。
まず、まずですね、あらすじを書いた人に物申したいんですが、表題作について「幸せな時間を過ごした後に、胸の奥をえぐり取られるような悲しみが待っていた」なんて書いてあったら「一体どんな秘密が…!」って思うじゃないですか。ない、秘密なかった。遠距離カップルが離れ離れになってまた会えるのが一ヶ月後っていうそれだけ!いや、悲しいよ、わかるよ、実際作中で「死んじゃいそうになるほど悲しい(意訳)」みたいなこと言ってるけどあらすじが匂わせすぎてる!あと16歳の歳の差に悩む夫婦って書いてあるけど、悩んでるの夫だけだしな!微妙に本筋とちょっと違ってるあらすじの書き方、解せない!
と、かなり勢い込んで書いてしまいましたが、石田衣良さんの短編集です。どれもこれも「わかる」と思ったり思わなかったりで、さらっと読めるのがいいですね。いろんな恋愛や恋人、夫婦のかたちがあるよなぁと。30代をテーマにしてるのもいいですね、次はぜひ40代ならではの話も書いていただきたい。
作家買いしてしまう方の一人です。次は何を読もうかな。