あらすじ
「40歳まで遊撃手を守る」「試合に出続ける」という目標をみごとに体現したプロ野球人生18年間。
NPB歴代2位の1939試合連続出場、遊撃手としては歴代1位となる667試合連続フルイニング出場という輝かしい軌跡を辿るとともに、誰にも言わなかった苦悩の日々を初めて本書で明かします。
さらに、プロ野球という個性派集団の中で“ポジション”を守り抜いた著者ならではの思考・発想も紹介!
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Posted by ブクログ
思ってるよりアクティブな性格なんやなってちょっと驚いた。あと、藤川球児も著書で同じこと言ってたけど、やっぱり自分で考えて自分で決めて自分で責任を持つって考え方がプロとして成功させる1つの根本の考え方なんやと思った。
準備の大事さとか、とにかくやってみる精神、あとは家族の話とか多くて、野球をどうやってきたみたいな話以外もおもしろかった。
現役時代の出来事あんまり覚えてなくても、やっぱWBCの盗塁は覚えてるんやな笑
Posted by ブクログ
俺は単純に鳥谷のファンなんやろな。一言一言がかっこよくて、憧れを抱いてしまう。
鳥谷の言葉からすると憧れても真似する必要もなく、自分で選択して自分らしく生きていったらいいんやろうけど、こんな風になりたいと思えて仕方ない。
現役時代は鉄仮面で何事もクールにやってたイメージしかなかったけど、たくさん考え、苦労して野球をしてたんやなと感心させられた。
これからも俺の中でNo. 1の野球選手であり続けるんやろうな。
Posted by ブクログ
現役を引退してから、野球中継の解説やTV出演した際に大変饒舌なのに驚いたが、現役中はあえて感情をあまり表に出さなかった理由も述べられており、鳥谷敬という人間をもっと知ることができた。
一流の選手になるには信念をもって努力し続けないといけないというのも改めて感じた。
よくわからない偉人の伝記を読むよりもまだとっつきやすいし、阪神ファンでなくても読んでためになる本かと。
Posted by ブクログ
阪神タイガースで鉄仮面と評された鳥谷敬さんの引退後初の著書。
阪神タイガースを選んだ理由から考えられる逆算理論や、一挙手一投足をメディアやファンに見られる人気球団だからこそのメディア対応策など、プレーに支障をきたさないための合理的な考え方をもとに、行動されてきた現役時代。プロという厳しい世界で1939試合の連続出場、遊撃手として1768試合、39歳9ヶ月での最高齢出場などいくつになっても高いパフォーマンスを維持するためのトレーニングや思想は、並々ならぬ努力がないと続けられないと思うと、敬服に値する。
Posted by ブクログ
阪神の名遊撃手だった鳥谷。引退した今だからこそ振り返る現役時代、そして現在。
徒然なるままに綴られたエッセイ的内容。堅実なプレーを思い起こさせる思考。
Posted by ブクログ
阪神とロッテで活躍した鳥谷選手の本。
鳥谷選手のことはほとんどわかっていない中で、
手に取りましたが、野球選手の考えの一端を知れる
良い本でした。
選手としてのプロフェッショナル意識を感じることができましたし、
(意外にも)小学生の頃はサッカーや柔道を主にやっていたという
マルチスポーツな面があったという点も興味深かったです。
個人的には、幼少期のマルチスポーツは
スポーツに良い影響を与えるのではないかと考えている派ですが、
にも関わらず鳥谷選手はフィジカル面では
決して突出していなかったそうです。
おそらく”プロの限られた上位層の中では”という話なんでしょうが、
そのあたりはもう少し分析して欲しかったという気持ちもあります。
どちらかと言うと、
そんなマニアックな面を知るための本と言うよりは、
阪神ファン・鳥谷選手ファンのためにあるような本。
そういった人は、読んでみるとよいように思います。
Posted by ブクログ
連続フルイニング出場やWBCの盗塁など、とても納得できる内容だった。
準備することの大切さ、日々積み上げていくことの大切さがこういった記録を作ったのだと思う。
すごく自分ルールを持っていてぶれない強さを感じた。