あらすじ
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おひさまがさんさんとふりそそぐ、夏のいちにち。そんな日に、おさんぽで出会ったのは?
前作、『あめふりさんぽ』の主人公が、こんどは夏のおさんぽに飛び出しました。おひさまさんさん降りそそぐ中、どんなおさんぽになるのでしょう。
リズム感あふれるお話に、まばゆいほど夏の季節感いっぱいの絵。夏が待ち遠しくなる絵本です。
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
【ママ評価】★★★★
水彩絵が綺麗。
野草をはじめとする草花が青々しく生き生きと描かれていて、散歩で身近な緑の美しさに出会った時のよう。
温かみがある可愛らしい絵とリズミカルな文が印象的。
タイトルの字体や色合いからも優しく品のある雰囲気が漂う。
短めのシンプルな文で、主人公の女の子目線で進んでいく。
当たり前の何でもないような日常を子ども目線で描かれているので、子どもは共感できるだろうし、親はほっこり楽しめそう。
【息子評価】★★★
「またとんでっちゃったの〜?」と笑いながら読んでいた。
息子より幼い子向けの絵本だからか、ちょっと物足りない感じだったかも。
サラッと読んで終わった。
3歳11ヶ月
【娘評価】
1歳5ヶ月
Posted by ブクログ
えがしらみちこさんの柔らかい水彩による自然の瑞々しさと、女の子の素直な反応が魅力の「おさんぽ」シリーズ(幼年むき)、今回は夏バージョンです。
女の子にとっての楽しいお散歩は、出かける前から始まっていて、今回も鏡に向かってお気に入りの帽子をあれこれと調整している姿は、とても嬉しそうで微笑ましく、更にポシェットにハンカチを入れて靴を履いたら、準備できたよ、いってきまーす。
さん さん さんぽ
いち に さん
と、リズム感のある文体に乗って始まったお散歩、今回は帽子が案内役みたいで、最初は風に吹かれていたそれも、なぜかぴょんぴょんぴょーんと跳ね出す絵本ならでの不思議な面白さもある中、やっと捕まえたその中にいたのは、なんと、ばったさんだったよ。
ばったさん みーつけた
みつかっちゃった
ばったさんの受け答えも温かさを感じる中、また吹かれて行った帽子、今度はどこに行くんだろうね?
ぼうし まて まて
ふわ ふわ ふわ~
ゆら ゆら ゆら~ん
つかまえた!
その揺れている頭から帽子を取ってみると、なんと、その中にいたのは笑顔も可愛いひまわりさんだね。
ひまわりさん みーつけた
みつかっちゃった
まるで、かくれんぼしているみたいな楽しさの中、またまた吹かれていった帽子、でも今度はかなり長い間飛んでいるみたいで、それを追いかけるように夢中で飛び込んでいった涼しげな森の中、この先にはいったい何が待っているの?
そして、ここでの場面転換と合わせた、えがしらさんの劇的な展開の描き方が素敵で、最初は薄暗い幻想的な森の景色から、シンプルな見開きで一拍置いてからの、その先に待っていた爽やかで眩しい景色には、まるで女の子自身が感じた素直な驚きをそのまま描写したような、それは、自然の持つありのままの美しさを感じ取ることができるようで、子どもと自然のふれあう喜びを率直に伝えているのだと、私には感じられました。
それから、その案内人はもしかしたらと思うと、そこにある生き物たちとの繋がりが、夢のある子どもの世界を形作っているようにも思われて、何とも微笑ましい気持ちにさせられます。
表紙の絵の、明るい日差しにも喜びを見出せる女の子の姿は印象に残りますが、ここ最近の暑さは尋常ではありません。くれぐれもお散歩の際には無理をせず、熱中症にお気を付け下さい。
Posted by ブクログ
ぼうしが好きな娘は、帽子が飛ばされて行く様子を見て嬉しそうにしてた。
「さんさんさんぽよむー」と毎日のように持ってきてたお気に入りの一冊。
2歳6ヶ月