あらすじ
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恐怖――。
深夜のドライブするエミリーのあとを猛スピードで追いかけてくる車の目的とは>
戦慄――。
ニューヨークの下水溝にひそむとうわさの危険生物。その正体は……。
世界中に広まる奇妙であやしい都市伝説。
そんな、奇妙な都市伝説を読んで、真相を推理せよ!
「読解力」と「考える力」が身につく、新しいタイプの謎解き本の誕生です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『恐怖の構造』(平山夢明)で都市伝説の話になった時に、その関連本をもっと読みたいと探して見つけたのが『都市伝説探偵セツナ』(都市伝説探偵事務所)。
お話の流れとしては、小学生の頃に読んだ怪談本の雰囲気そっくりで懐かしく読みやすかったです。
ただ、その頃のものと違うと感じたポイントは【未知の現象に関する世界規模の過去事例とそれに対する人の考え】が語られる事でしたね。
【未知】だけで終わらさないの。
昔はただただ【神の祟り】や【怨霊】【妖怪】が事を起こしてそれに触れてしまった人々が「怖いッッッッ」と思うだけで片付けられていた事が、
本書では、
【〇〇年、▼▼という場所でその怪異現象は起き、当時の人々は◎◎という結論を出した記録がある】
といった事も物語中に出てくるので、
「ほー、こんな事実際にあったんだ」とか、
「あっ、これ過去に読んだ事がある。懐かしいな」とか
「えっ、あの歴史的書物にこんな事書いてあんの」とか思っちゃって、
いろいろ知れて楽しい。
なので、参考文献として載せられている本も「どんな事書いてあるんだろうなぁ」と気になっています。
読みたい本がまた増えちまったなぁ。