あらすじ
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日本初の“銭湯大使"に任命されたフランス出身の著者が、女性におすすめする東京の銭湯を紹介! 「銭湯」と聞くと、「古くて汚そう」「男性が行くところじゃない?」と思われるかもしれませんが、 最近ではデザイナーズ銭湯や温泉を使用した銭湯、アメニティが充実した銭湯など、女性ひとりでも気軽に入れる銭湯が増えています。もともと銭湯が好きな人も、これまで機会がなかったという人も、ちょっと足をのばせば、きっと銭湯との素敵な出合いがあるはずです。『東京 銭湯めぐり』で集められる 銭湯ハンコ台帳付き!
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Posted by ブクログ
著者2冊目。範囲を”東京”に絞ってくれた。ありがたや。
東京近県のお湯数か所を含む50の銭湯が詳細に紹介されている。
馴染の稲荷湯のペンキ絵は田中みずきさんが毎年描き換えているのか(へ~)、松本湯のロビーにはご主人がモンマルトルで買い求めた絵画が10数点も展示されているとか、前著『銭湯は、小さな美術館』のテイストを継いだアートな目線も健在。
一方で、女性でも入りやすいキレイな都心の風呂として、なぜ清水湯はない? アートならプロジェクトマッピングの久松湯は? まるでマンガ喫茶のようと立川湯屋敷梅の湯を紹介してるが新宿の羽衣湯の蔵書もそうとうあるぞ、等々。
逆に、前著で内装の美しさなら文京区の「ふくの湯」は?と思ったら載っていたし、コミュニティーの場所としてなら「小杉湯」でしょと思ったら、ちゃんとアートギャラリーとしての役目も含めて紹介してあった。
それでもまだ、なんで、そこを紹介して、あそこはないの?というのもあるが、逆に知っている銭湯ばかりを紹介されるより、知らない銭湯が多く載っている方がありがたいと思うことにしよう。
掲載中、訪問済みはざっと10か所(うちの奥さんなら、さらに2割増しだろうか)。残る40か所は、いつの日か入りにいけるを楽しみしておこう。