あらすじ
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健診で分からない「隠れ心臓病」に要注意。日本では7分に1人が心臓突然死で亡くなっているという現実がある。
元気でバリバリ働いていたアラフィフの医療ライターがある朝突然、山手線で心肺停止に。打ち合わせに向かう車内で倒れ、浜松町駅で駅員によるAED、心臓マッサージを受け、搬送された病院で人工心臓につながれた。
奇跡的に一命を取りとめたが、高次脳機能障害により注意力、記憶力、感情のコントロールに問題が生じ、リハビリ病院へ。生死を分けたのは何だったのか。そのとき、仕事は? 家族は? そして飼い猫は?
Twitterで何度もバズった「ウェブマガジンミモレ」のルポをベースに、予兆リストや胸の痛みの種類、生死を分ける心臓マッサージなど、著者が読者の皆さんに伝えたいことを新たに執筆、再構成した。実用書でありながら、『女はいつまでおんなですか? 莉子の結論』『ママのうつ病をなめてたら、死にそうになりました』で知られる上野りゅうじんがマンガを担当。
自分と大切な人の突然死を避けるために読んでおきたい一冊になっている。
■医療監修
東京都済生会中央病院 循環器内科 医長 鈴木健之
東京都リハビリテーション病院 作業療法科 主査 大場秀樹
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
一人暮しの家族が居るので、自分の事として読みました。備えることや、誰かの為に出来ることをしたいと思います。よくぞご無事で、復活されたと驚きと感動です。
Posted by ブクログ
2022/08/14リクエスト 1
隠れ心臓病、初めて聞いた。
健康診断ではわからないものだそう。
日本では7分に1人が心臓突然死で亡くなっている、それも知らなかった。
この主人公は、なんと医療ライター。ご自身でも、多分過信があったのかもしれない。他の人より、よく知ってるし。のような。それが命取りになりかけた。心肺停止でAEDしても動かず駅員さんの心臓マッサージで救急隊員に繋いでもらい、搬送先で人工心肺に繋がれ、奇跡的な一命を取り留める。
その後、判明したのは、高次脳機能障害により注意力、記憶力、感情のコントロールに問題が生じるという事実。
本人に自覚はないため何度も脱走を試みる…
そして、リハビリ病院へ。
予兆はあったのに、見ぬふりをしていた。
危険なサインはいくつもあった。
最終的に頼れるのはアナログな手段。
メモに名前、親近者の電話番号、持病、かかりつけ医、などを書いて持ち歩く。
スマホのロックはなかなか解除できない。
簡単だけど、なるほどと思った。