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Posted by ブクログ
「フィードバックなしで仕事を続けるのは、「ナビなしではじめての場所に向かう」ようなものです。」と記述されているように、フィードバック、特にポジティブなフィードバックについて記された一冊。
ポジティブフィードバックの基本となるのは4つの「承認」という。
・結果承認(成果・結果に対して、承認する)
・行為承認(相手が行った行為(まだ結果が出ていないものも含む))
・存在承認(相手の存在を承認し、大切に扱う)
・可能性承認(将来(未来)の可能性について信じ、期待し、それを肯定的に応援する)
個人的に発見があったのは「可能性承認」
フィードバックして相手をネガティブな状態にするのではなく、相手の未来の可能性を信じることもフィードバックなのだという気づきがあった。
フィードバックというとネガティブなことを伝えるというイメージもあるが、相手のやっていることだけでなく相手の存在も含めて「良い」「感謝」「正しい」を伝えることもフィードバックに含まれるのだと知った。
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学ぶ事が非常に多い本でした。
印象に残った事。
・辞めるのは会社ではなく、上司から離れていく。退職の原因はほぼ人間関係だと思うが、その人ではなくその上司のフォローが足りない事が原因。
・それいいね、やってみて。だけで結果がでる。ポジティブフィードバックが組織に根付くと、自然と部下が張り切って自ら動く様になる。
・ポジティブフィードバックは、承認する事。
承認には、結果承認、行為承認、存在承認、可能性承認、がある。存在承認の反対は無関心。
無関心は絶対にNG!
・考えの捉え方。コップの水が半分しか入っていないのか、半分も入っているのか。ポジティブフィードバックを前提に、物事を考え相手に伝える事が大切。
・出来る事がなくても認める。相手をリスペクトし、その思いを伝える。
・感情的に叱らない。感情的に叱るという行為は、主観的な言葉。人間は感情の生き物なので、理論より感情に強く反応し、叱られたという事だけを強く覚えている。
・一緒に働くメンバーには、一緒に仕事をするご縁を頂いた大切な相手。その様な考えで相手と接する。
・出来る人の想定内の結果であっても、ポジティブフィードバックを伝える。相手を不安にさせないのも、ポジティブフィードバックの役割。
・やる気がなくても褒められると嬉しい。やる気も責任感もない人でも、毎日顔を出し、現状共有・出来なかった事のリスク・出来る事への励まし、をすれば、必ず成長出来るし期待にも応えてくれる。
今回のポジティブフィードバックの典型的なケースだと感じる。どんな人へでも、親身にポジティブフィードバックを続ければ相手も変われる。
・世界のリーダー達は、無意識にポジティブフィードバックを行っている。
・部下が仕事を頑張って当然だと思わない。その分報酬を貰っているのだからと、上司の立場からすると当たり前と思ってしまう。が、それが出来ない人もいる事を理解する。
ポジティブフィードバックは、「あるが当たり前」から「あって幸せ」に意識を移す事が大切。
難しい部分も多いが、これが普通に出来れば、必ず会社やチームの成果が出る。
まずは、常に感謝の気持ちを持ち、ありがとう+一言、を意識してやらないとと感じます。
非常に勉強になった一冊でした。
Posted by ブクログ
フィードバックなしで仕事をするのは、「ナビなしではじめての場所に向かう」ようなもの
フィードバックは評価、ポジティブフィードバックは承認・成長への導き
4つの「承認」を使い分ける
結果承認、行為承認、存在承認、可能性承認
ネガティヴフィードバックは、結果を出すには改善すべきところがあるときに、期待を込めて行う
部下や同僚には「何かしてほしいこと、ある?」でポジティブフィードバックを聞き出す
Posted by ブクログ
祝子さんのプログラムに入っています。まず感じたのは、どんな時でもメンバー同士、ポジティブフィードバックをし合う事でした。この本で、その理由が実体験を元に述べられています。続ければ人生で巡り合うチャンスの種類が変わる気がします。
Posted by ブクログ
やさしい世界。
個人的には、どちらの立場としても本書のような前向きでうまくいく世界になってほしいと思います。
子育てにも通ずるものがありそうですね。
Posted by ブクログ
太字や、色で文字の構成が分かれていてとても読みやすい!
すらすら読めるし何回でも読めちゃう。
そして、職場環境を改善していきたい
成長する組織にしたいと思う人は一読する価値しかない!
Posted by ブクログ
私は部下を評価する立場ではなく、される立場ですがそうそう!そういう事。
と共感部分が多かったです。
また、事例もとても分かりやすかった。
私は家族に対してイライラし、ネガティブフィードバックをしてましたが、その事が心に引っかかっていたのです。
できない事を強い口調で言いすぎたな。
気を悪くしてるだろうな。
誰にでも通用する、家族にだって同じですね。
考え方を変えようと、気づきもありました。
オススメ。
Posted by ブクログ
耳が痛い、、ポジティブフィードバック、自分がいかにできていないか、を思い知らされる。。
ポジティブフィードバックがなされるチームの方がパフォーマンスが高いこと。
変化を受け入れること。
ネガティブフィードバックの伝え方もポジティブにする方法が学べる。早速実践していこう。
マイクロマネジメントしすぎかもしれない……
Posted by ブクログ
相手をモチベートする方法を学びたく購入。
ポジティブフィードバックを、様々な切り口で説明してくれる一冊でした。
以下、実行したいアクション。
①受け手として、コーチャブルなスタンスを貫く
・ポジティブ/ギャップどちらのフィードバックにもお礼と感謝を伝える
・できるならば、ポジティブフィードバックを相手にもお伝えする
②「平等な存在承認」を行う
・特定の誰かにばかりポジティブフィードバックを行うと、自分にその意図はなくとも「僕にだけ無関心だ」と、返って不信感を招きかねない
③ネガティブな状況な時ほど「プロセス」「未来」に目を向けて「期待を伝える」
・結果の議論に入る前に、「〜してくれてありがとう」と感謝を伝える
・「すでに起きたことは仕方ない、今後どうする?どうしたい?」を前向きに問いかける
・「いつでも相談に乗るけれど、君に任せるよ」と可能性を承認する
・サンドイッチ方式(ポジティブ+ネガティブ+軽めのポジティブ)を取る
・Yes butではなくYes and
④ポジティブフィードバックは短いスパンで定期的に行う
・「一回では伝わらないもの」と理解する
⑤上司にフィードバックをガンガン「おねだり」する
・「聞いて良いですか?」と許可を得る
・具体的に聞く
・すぐに、積極的にお願いする
・隙間時間を狙う
Posted by ブクログ
部下でも上司でも相手を褒めて励ますこと(フィードバック)が人間関係を保つうえで大切とのこと。単純接触、肯定的な内容であれば相手への印象が良くなる、コップの水が半分も入っている、どんな状況も解釈次第、その場ですぐにポジティブフィードバックすること、相手を承認してあげる、改善点は相手への期待とともに伝える、等仕事における人間関係の大切さが良く分かった。
Posted by ブクログ
ポジティブフィードバックはただ誉めることではない。相手の存在や行動を認めるコメントである。当たり前のことを当たり前にコメントしあえる集団、家族、世界を目指したくなった。
Posted by ブクログ
ポジティブフィードバックをしようと最近よく聞くが、単なるフィードバックと、ポジティブフィードバックは何が違うのだろうか?
そこで本書を手に取って違いを考えてみた。通常のフィードバックとポジティブフィードバックの一番の違いは「承認」があるかないかと考えた。
承認があるかないかでメンバーや部下は大きく変わることが分かる。
承認をベースとしているポジティブフィードバックはまず現在・過去に関して大きく3つの承認を与える。
ベースとしては相手の「存在自体を承認」する、そして相手の「行動を承認」しその先に「結果を承認」していく。
そうすることで相手は
・上司は自分を見てくれている
・認めてくれている
・褒めてくれた
と未来に関して自信を持つ。
その後は未来に対しての「可能性を承認」していく。
未来の可能性を信じてフィードバックをするからこそ、相手は信じてもらっているんだ。だからこそさらに改善して頑張るぞ!となる。
通常のフィードバックは現在と過去に関して前提となる「承認」がないため相手は
・これでいいのだろうか
と不安になる。
そして未来に関して承認ではなく叱ると言うフィードバックを行うことで相手は
・やっぱり自分はダメなのだ
と自信を失っていく。
まとめると、「承認」することにより相手に自信を持ってもらい、そして行動を変えていく。それがポジティブフィードバックだと捉えた。
私の行動を振り返ってみると相手を承認する事がそもそもできていない。相手のできていないことに目がいってしまい、そのできていないことをダイレクトに指摘し、こうふればいいんじゃないか?と提案している。
言っているこちらは気持ちが良いが相手は全然気持ちよくないだろう。
フィードバックではなくポジティブフィードバックをするためにまずは存在、行為、結果を承認し、その後に未来の可能性を承認していく。
このフローを意識して行っていく必要がある。
Posted by ブクログ
SNS等に慣れた若者にとって、即時のフィードバックが大事という点が非常に腹落ちした。できるだけ即時に丁寧にポジティブなフィードバックを心がけるようにする。