【感想・ネタバレ】酔いが回ったら推理どき 酩探偵天沢理香のリカー・ミステリーのレビュー

あらすじ

社会人3年目の進藤久登(しんどう・ひさと)には、お酒を熱愛する年上の幼なじみがいる。

東京で働く会社員の天沢理香(あまさわ・りか)は、お酒を飲めば飲むほど推理が冴える特技を活かして、幼なじみ兼助手の久登とともに、SNSで謎解きを募集している。
ただし依頼の条件が2つ。

ひとつは「お酒がかかわる事件であること」、
もうひとつは「その謎に関係するお酒が飲める店で会うこと」。


つきあいたての恋人同士は、ハイボールですれ違う。
自宅飲み会で不可解な行動をする同僚の本音とは……。
ビールが巻き起こす国際交流の危機!?

ふたりのもとには
今夜もお酒が関係する悩み事とドラマが舞い込んでくる――。

エブリスタ×ことのは文庫【ライト文芸賞】大賞受賞作、書籍化!
お酒の知識と楽しさをちりばめた、一杯飲みたくなる推理劇。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

当方、酒は飲まない飲めないが、出てくるお酒は美味しそうだったし、一緒に供される食事も美味しそうで惹かれた。
お酒に詳しくない人でも伝わるような描かれ方がされていたように思う。

お酒に纏わる日常ミステリということで、宴席での遊びやカクテルが持つメッセージなど、お酒ならではの話題の謎解きが興味深かった
酒が入れば入るほど推理力が増す理香さんがある意味一番の謎だった気が。
後、あれだけ飲んで太らないところとか、金銭面が気になったり。

彼女は彼女で過去にトラウマがあり、純粋にお酒を楽しめないことも。
そんな彼女が最後の依頼では、依頼人と一緒に過去を乗り越えていくような展開だったのが印象的だった。
これからはもっと美味しくお酒飲めるようになるといいなと。
そして、推理力も上がっていくのだろう。
現状が助手な久登くんの出番もますます増えそうだ。

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2022年07月07日

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