【感想・ネタバレ】85歳現役、暮らしの中心は台所  ~生活道具の使い手として考えた、老いた身にちょうどいい生き方と~のレビュー

あらすじ

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人生百年、心地よい台所で元気に生きよう!

生活道具の使い手として「スペースたかもり」を主宰、日本の伝統工芸を紹介してきた著者。

多忙な生活が一転、リフォームした台所で毎食料理したこの2年。
生活の中心は台所だと実感、台所のブラッシュアップにも力が入った!
改めて見直し、工夫。収納道具も、手放したり入れ替えたり。

本書には、著者の日常生活と、職人仕事が光る選りすぐりの品々が。
使ってこそわかる、23-30年ものの愛用品もあれば、最近発掘したものも。
・漆の汁椀、飯椀、折敷
・染め付けの皿
・山ぶどうのかご
・米研ぎざる、etc.

著者が世に紹介し続けた保存容器「野田琺瑯のホワイト・シリーズ」は、今も大活躍。
定番と新作、その揃えっぷり、使いっぷりも必見。
「高森さんがまた新しい野田琺瑯の使い方を提案してくれました」(野田琺瑯・野田善子さん)

家で過ごす時間が増え、生活をより充実させる「良きもの」をお探しの方、
著者と同年代の方、ご両親が著者世代で気になっている方、
そして、自分がどういう風に年を重ねていけばいいのかと不安に思っている方に。
欲しいもの、好きなものを追求して楽しむという、生き方のヒントをつかめる1冊です。

※この作品はカラーです。

(2022年 6月発行作品)

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Posted by ブクログ

著者がとても 85歳には見えない。
姿勢がとてもいい。
こんな風に歳を重ねたいという 参考になりました。

0
2023年08月09日

Posted by ブクログ

この頃の85歳は元気だな〜
85歳にして台所のリフォームをする。長年生活道具の発信者として、特に漆の器を選び、使っていきた著者...

台所の使い勝手、器の使い勝手、そして常備品の食材など
エッセイ風に綴られている。

好みも使い勝手も、人それぞれ...と思いながらも
やっぱり使って見ないと分からない...
手にとって使っていること、試して見ること、そういうことか...。
豊かな老後を迎えるにはトライ&エラーということか...とも思う。

0
2023年03月28日

Posted by ブクログ

暮らしの中で長年愛用してきた食器を中心とした生活道具についてのエッセイ。
輪島出身の彼女の漆器への愛情を感じました。
実際に買い求めて使い、読者へ紹介するという仕事をしてきた人だからこその審美眼というか、感性が現れていると思いました。
漆器やザル、土鍋や琺瑯、鉄瓶など、昔から使われてきた道具が今はあまりどこの家庭にでもあるものではなくなりましたよね。手作り物はお値段もそれなりにしますし。
でも、お手入れすれば、こんなにも長く使えるのだ、修理もできるのだ、と思えば、結局はお買い得なのかも。
漆器が、使い込むほどに艶を出す、ビフォーアフターの写真をみて、『食器を育てる』という言葉が思い浮かびました。
いいな。こんな食器をいくつか持って、使い込むほどに愛情が増しそう。
何より、日々の食事がより一層美味しく見えるかも。

0
2022年11月26日

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