あらすじ
アダム・グラント、ダニエル・ピンク、
カル・ニューポート他、NYタイムズ、WSJ絶賛の
全米ベストセラー!
「効率的に荷物を詰める方法を
人生の時間の使い方に当てはめるのは間違いです」
ひろゆき氏絶賛!
人生はたった4000週間、
限られた時間をどう過ごすか!?
人の平均寿命は短い。
ものすごく、バカみたいに短い。
80歳まで生きるとして、
あなたの人生は、たった4000週間だ。
「時間が足りない」なんて、
何を今さらと思うかもしれない。
いっぱいになった受信トレイに、
長すぎるやることリスト。
ワークライフバランスに、
SNSの際限ない誘惑。
もちろん世の中には、生産的になるための
「ライフハック」があふれている。
けれど、ライフハックを駆使したところで、
たいてい状況は悪くなるだけだ。
焦りはさらに増していき、
人生の大事な部分には、
いつまでたってもたどり着けない。
さらに、日々の時間管理に追われていると、
本当に大事な問いが見えなくなる。
それは、自分の限られた4000週間を、
いかに過ごすかという問いだ。
本書は古今の哲学、心理学、
スピリチュアル思想を駆使し、
ウィットに富んだ語り口で、
時間と時間管理を実践的に、
そして深く問い直す。
「すべてのことを終わらせる」
という強迫観念を捨て、
自分の有限性を受け入れたうえで、
そこから有意義な人生を築く方法を紹介する。
本書を読めば時間に対する見方が変わり、
さらには生き方が変わるだろう。
全米衝撃のベストセラー、ついに日本上陸!
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
小手先のタイムマネジメントやライフハックではもう通用しないよってことを教えてくれて、一撃を喰らった気持ち。
私たちって忙し過ぎるよね。不安だよね。時間短いよね、やっぱり。
タイパ、コスパ、効率重視だったけど、もしかして、価値は別の場所にあるのかも?効率化を求めた結果、少しのゆとりも許せないっておかしいな?と気づかせてもらった。
それから、自分は何者でもないのだという、わかっていたようでわかっていない、ちゃんとわかりたかったことがしっかり書いてあって、安心感が押し寄せてきた。
全ては出来ないという前提に戻る。
「限りある時間」という言葉を本質的に捉えるための一歩。
何を優先して生きていくかを考える。
何をやって、何をやらない(犠牲にする)か。
切り捨てたものに必要以上に思いを馳せなくてもいいんだよな。もともと縁がなかったという考えに落ち着く。
そして、何の役にも立たない時間をすごす、ただ何もしないで休むことに罪悪感を感じなくていい。「怠ける権利」についても書いてある。
満ち足りるって、こういうことでは?
不足感に苛まれている私たち…その不足感の正体がみえたような気がした。
1番、私の人生を変えたのは、誰だって確信や自信のないままやっていて、この時間は未来のための準備期間ではなく、人生そのものなのだ。というところ。
この辺を読んで、一歩踏み出した。やりたいと思っていながら、燻っていたことを、再開できた!これだけでこの本を読んだ価値がある。人生を変えてくれてありがとうの気持ち。
本を読む時間がないのではなく、読書に気持ちを集中できないだけ。っていう一文も、本当にそれな。
忙しい日々の中で、自由な時間をいつも求めていたけど、自由の定義、個人的なものから集団的なものまで。個人的な自由も求めすぎると生活がバラバラになるというのは、実感してる。集団の力すごい。
本の構成としては、いろんな人が例として出てきて、それぞれのエピソードがあり、それに対してつまりこれは…と続き、私としてはなるほど〜と思いやすい形だった。
哲学者の引用があるけど、やはり過去に学ぶべきものはたくさんあるなーと思った。
この本を読んでる時間を通して考えたのは、あきらめる(諦める、明らめる)ということ。
渋滞に巻き込まれ、子供に振り回されて、思い通りに行かなくても、これでいいんだと思える心の在り方を目指したい。
Posted by ブクログ
よくあるどう効率的に時間を使うか、という書籍とは違い、人生のよりよいするためには、という問いが前提にある。
人の一生は4000週。とても短い。宇宙規模で考えたら一瞬であり、我々が日々頭を悩ませていることもちっぽけで大事ではない。(人生はしょうもないと言っているのではなく、こういった考え方をすることで、悩んでいる物事への捉え方を変えることができる。)
幻想を手放す。将来、大きなことを成し遂げよう、いまはそのためのリハーサルや準備期間であり、いつかそういう人生や、没頭できる時間を過ごせるようになる、という考え方をやめるべし。今に集中し、今をよりよくすることを考える。今を直視し、制約の中で現実的な、よりよい選択をすることに焦点をあてるべし。いつかより良くなる、と考えるとずっとその非現実な妄想とのgapに悩まされて日々の幸福度を下げることに繋がる。
自分には限界がある、やれることは限られている。ことを受ける入れる方が、人生の自由度が増す。
Posted by ブクログ
時間に対する考え方が勉強になったしこういう考えもあるんだ力を抜いて生きていいんだと言う感覚にはなったけれど私の価値観にはピッタリとは当てはまらなかった。頭の隅っこに留めて置こうと思った。
結果を求めてその結果に最短で近づけるように行動するのが良いとされる社会で疲労も貯まり充足感も何となく得られないまま日々を過ごしている人も多いと思う。もちろん結果が得られた時の満足感や達成感がある場合もあるのも事実。ただ、限られた時間の中でいかに今という時間と向き合い結果ばかりを求め生き急ぐのではなく結果に向かう過程や人間関係に真摯に向き合うのかというのが心を満たすのにいいなと思った。
〜心に残った言葉たち〜
・未来は決して確実では無い、コントロールはできないという事実を受け入れることが不安を無くす
・何らかの目標を達成するのではなくただ、活動そのものを楽しむ