【感想・ネタバレ】問題解決力を高める「推論」の技術のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年09月09日

演繹法・帰納法・アブダクション について
とにかくケーススタディしてくれるので理解が進む。
要素を置き換えるだけでもすぐ実践できそうな内容も多く
配下に読ませたいと思った

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Posted by ブクログ 2022年03月21日

基礎教科書として手元に置いておきたい。

推論の技術
アブダクションを用いる
法則を当てはめるときに、洞察的帰納法を用いる
アブダクションを完結させる

その仮定を検証するために演繹法を使う

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年03月04日

困難に直面した際に、より確実性の高い可能性を見い出す力、それが推論力。
推論とは頭の善し悪しで決まるものではなく、方法を知っているか知っていないかでその差が決まる。

目の前に起きた事実から、なぜその事実が起こったのか見えない法則を見つける。
そのためのプロセスとしては
①事実を正しく認識する
②事...続きを読む実に対して問題意識を持つ
③推論する
④仮設を導き出し、検証をする
⑤結論を出す

推論の方法としては大きく3つ
・帰納法
・演繹法
・アブダクション

■帰納法
複数の事実から共通点を見つけ出し、そこから結論を出す。
A=B、B=C、つまりA=C
帰納法は目の前の事実から共通点を抜き出す手法のため、目の前の事実に依存をする性質を持つ。
そのため事実に偏りがあったり、第3の事実が出てきた際には論理が破綻する可能性がある。

帰納法で最も大切なのは、正しい事実を認識し、
事実の中から見える法則だけでなく、裏に隠れた見えない法則も見つけること。

■演繹法
前提となるルールに目の前の物事を当てはめる。
AなのでBはどうなのか?
演繹法は正しいとされている法則を元に結論を出すため、二者択一で結論を出すことができる。
演繹法は前提のルールが正しい条件が必要であること、ただルールに当てはめるだけなのでルールの裏に隠れているものも読み取る必要がある。

■アブダクション
起こった現象を説明できる、もっともらしい法則を導きだす。
Aが起こった。Bが起こればAになるので、Aが起こったのはBが原因である。

演繹法は正しいとされる前提に目の前の物事を当てはめることで、今後の予測を行う。
アブダクションは起こった現象に、正しいとされる法則を当てはめ、原因の仮設を立てることができる。
未来の予測を行うか、過去の原因を見つけるかの違い。

アブダクションは法則すらも自身で見つけ出すことができるため、他での応用などとしても使うことができる

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Posted by ブクログ 2022年02月11日

3日で身につく競争力は、3日で真似される競争力でしかない。

すぐに真似される「情報」や「知識」を追いかけるより「考える力」を身につける方が、真似されにくい競争力になる。

本書は「考える」上での頭の使い方を丁寧に教えてくれる書籍です。

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Posted by ブクログ 2022年02月07日

1.考えるということをもう一度自分の中で整理してみたくて読みました。

2.推論はコンサルや経営者だけの特殊な才能ではなく、日々のトレーニングによって積み重ねられる技術です。ただ、それを習得するにはコツが必要になり、本書では帰納法、演繹法、アブダクションの3つの思考の整理方法によって推論の技術を高め...続きを読むていくことができると述べています。

3「真に意味のある成長とは、陳腐化する知識を得るのではなく、時代を超えて使える再現性の高い法則をストックしていくこと」という言葉がとても印象深く残っております。つまり、知識を得るのではなく、生き残っていくための法則まで分析し、自身の理論を活かしていくことが意味のある成長ということです。
だからこそ賢者は歴史から学ぶのだと確信しました。今まではみんな読んでるから読んでいましたが、明日からは実社会での法則を創りあげていくこと、自分って立てた仮説を恐れずぶつけて丸ごとから始めていきます。

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Posted by ブクログ 2022年02月05日

本書は、3つの論理展開手法「帰納法」「演繹法」「アブダクション」の「頭の使い方」「組み合わせ方」「実務への応用イメージ」が解説されており「考える力のドリル」といった趣です。

この一冊を何回も繰り返し読んで実践に応用していけば、短期間で思考力が身に付くはずです。

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Posted by ブクログ 2022年02月05日

良書です。

帰納法、演繹法、アブダクションなどの推論法から始まり、課題を解決するための仮説の出し方まで。

「仮説を出して」と言われて困っている人向けのビジネス書です。

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Posted by ブクログ 2022年02月05日

頭の使い方が上手くなる本。

この本を読んで「優秀さ」とは、頭の良し悪しというよりは「頭の使い方」という「技術」なんだな、ということがわかりました。

再現性があります。とてもおすすめ。

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Posted by ブクログ 2022年02月05日

同じ著者の「読書の方程式」が素晴らしかったので、こちらの「推論の技術」も購入。

「読書の方程式」では、

■結論=視点(何を考えるか)×法則(どう考えるか)

と定義し、どちらかと言えば「視点の獲得の仕方」が中心でしたが「推論の技術」では「法則の獲得する頭の使い方」を中心に解説されています。

...続きを読む方をセットで読むと理解が深まると思います。

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Posted by ブクログ 2021年12月01日



近頃割と話題になっていた一冊
ロジカルシンキングの学び直しにお勧めです(もちろん初めて学ぶ方にも)

こうした推論や具体化・抽象化の往復を日頃からできる人が所謂「地頭の良い人」であり、学びや成長のスピードも速い人かなと思います!

理解していても実際に活用するのは難しいですね…

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Posted by ブクログ 2021年10月31日

筆者のサイトを経由してこの本に出会いました。
本書には、思考の例や活用法が詳細に記されています。読者が推論の技術を身につけられるように寄り添った、丁寧な内容です。

解決策は考えるけれど、何を考えれば良いかわからなくなったことがある方、どうすれば方針が定まるのか迷った方におすすめしたい一冊です。

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Posted by ブクログ 2021年10月31日

本書には、思考の例や活用法が詳細に記されています。読者が推論の技術を体得できるように寄り添った、懇切丁寧な構成です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年06月13日

以下メモ


■「正解」から「推論」へ
・当時思い描いていた「正解がある世界」で重要だったのは「自分が正解を知っているかどうか」であり、「正解を知らないこと」は「恥ずかしいこと」とイコールになる。
・このようなメンタルモデルが回りだすと「正解」はおのずと「探すもの」「与えられるもの」になっていき、問...続きを読む題に対する態度は受け身なものになっていく。その結果、何か分からないことがあると、すぐにインターネットで検索し始めたり、詳しい人を捕まえて話を聞いたり、ひたすら本を読んで知識を学ぶという行動に出るようになる。
・しかし、そこに「正解」などあるはずもなく「情報」や「知識」が断片的に散在しているだけだ。やがて、情報や知識の裏側にある「見えない前提」や「関連性」、あるいは「法則」に気づきにくくなり、自分の頭で考えることをしなくなる。結果、常に周囲の顔色を伺い、主体性を失っていく・・・。
・人は、主体性を失うと自信と誇りを失っていく。なぜなら主体性がないということは、自分の人生を他人任せにすることであり、自分の人生を放棄することを等しいからだ。
・社会も、ビジネスも、そしてこれを読んでいるあなたも、常に未来に向けて進んでいる。そして、未来を正確に予言できる人間など存在しない以上、この世の中には「絶対的な正解」など存在しない。あるのは未来に向けた様々な「可能性」だけであり、その「可能性」は能動的なアクションを通して変えたり、つくったりしていけるものだ。
・未来とは、万人にとって「未知のもの」である以上、「正解」や「不正解」という概念自体が存在せず、自らの推論力と実行力で切り拓いていけるものだ。
・「正解」を探し続けるメンタルモデルは「本来、ないはずのもの」を追いかけることになる。その結果、常に「自分は正解に至っていない」と言う自己否定の感情を生み、その感情が、自分に対する自信を削り取っていく。
・もしあなたが「正解がある世界」の幻想から解き放たれ、未知のものに対する「推論力」を身につけることができれば、問題解決はもちろん、自分自身の在り方自体も変えていくことができる。無いはずの「正解」から逸脱することを恐れ、何も行動しない自分を変えることができる。
 
■「根性論」から「方法論」へ
・推論力は「頭の良し悪し」という能力の問題ではなく、「頭の使い方の上手い下手」という「方法論」の問題だ。そして推論力が方法論の問題である以上、そこには再現性が存在する。つまり「頭の使い方」や「その手順」を理解し、地道に習慣化すれば「誰でも」「頭の良し悪しとは関係無く」身につけることが可能だ。
 
■本書の構成
・第1章では、本書における「推論力とは何か?」を定義し、推論力を身につけるべき5つの理由について解説する。
・第2章では「優れた洞察を生み出す推論法」である帰納法について解説する。帰納法といえばロジカルシンキングを学ぶ上で必須の論理展開とされるが、巷の解説の多くは「論理展開の方法」にしか触れられていない。しかし、真の意味で帰納法をマスターするなら「論理展開の方法」だけでなく、「頭の使い方の手順」や「どのような局面で実務に活かせるのか?」を理解し、習慣化することが極めて重要になる。
・第3章では「予測と検証を可能にする推論法」である演繹法について解説する。演繹法は極めて厳密性の高い推論性であるため、「ビジネスでは扱いにくい」と評価されることが多い。しかしそれは誤解であり、演繹法を別の視点で捉えれば、ビジネスでの活用局面は大きく広がる。演繹法といえば「ガチガチの三段論法」という印象を受けるかもしれないが、頭の使い方を工夫することで「常識を覆す発想」を生み出すことも可能になる。
・第4章では「仮説を生み出す推論法」であるアブダクションについて解説する。アブダクションは、近年脚光を浴びつつある推論法であり「仮説思考」には欠かせない推論法だ。また、あなたの成長を加速させる「入口」ともなりうる推論法でもある。
 
■推論力とは何か?
●困難に直面したときに必要なのが推論
・ビジネスは、困難の繰り返しといっても過言ではない。
・ビジネスの現場では、大なり小なり様々な困難に直面する。しかしこれらを生じさせている原因を見抜いたり、解決に向けた仮説を考えることができなければ、ビジネスを前に進めることはできない。そして、問題の原因を見抜いたり、仮説を考えたりする際に必須となるのが「推論力」だ。
●本書が定義している「推論力」
・推論力=未知の事柄に対して道筋を立てて推測し、論理的に妥当な結論を導き出す力。
 
●推論と仮説について
・一般に推論のプロセスは、①事実を認識する→②問題意識を持つ→③推論する→④仮説を導き出す→⑤仮説を検証する→⑥結論を出す、という6つのステップを辿る。
 
■なぜビジネスに推論力が必要なのか?
●ビジネス思考力の要となる 推論力①
・もしあなたが優れた商品開発担当者なら、手始めに外部環境を分析しようとするはずだ。なぜなら、世の中に存在するあらゆる商品やサービスは、政治・経済・社会・テクノロジーといった世の中の動向に影響を受けるからだ。これらの動向は「世の中全体を動かす大きな機運」であるために、一企業の努力だけで流れを変えることは難しい。だとすれば、
┗世の中の大きな機運を「前提」として捉え、
┗その機運ほどどのような変化を生み出すかを「推測」し、
┗その推測を元に「結論(商品コンセプトや仕様)」を生み出す。
という手順が必要になるはずだ。
・このように、多くのビジネス活動は、まずは動かせない周辺環境を「前提」に置き、その前提を元に「推論」を働かせ、その推論を元に「結論」を生み出すというプロセスで成り立っている。
・もし、あなたに「前提を置くスキル」がなければ、物事を考える取っ掛かりさえ掴めず、「そもそも、何を考えていいのかすら分からない」という状態に陥る。さらに「推論を働かせるスキル」がなければ、「どう考えていいか分からない」という状態になる。その結果、「何を、どう考えていいか分からない」という思考停止状態に陥り、有益な結論を生み出すことは難しくなる。
・こうして考えれば、「前提」から「結論」へとつなぐ「推論力」は、ビジネス思考の中核的な能力であることが理解いただけるはずだ。
 
●分析力の向上に欠かせない 推論力②
・分析とは、物事の特徴を正しく捉えた上で、それぞれの物事の間にある「関係性」を見抜くことだ。
・複雑に入り乱れた物事を正確に捉えるには、ただ全体を捉えるだけでは不十分であり、「個々の中身を吟味し」「それぞれの関係性がどうなっているのか?」まで深掘りしていく必要がある。
・誤解を恐れずにいえば、この世にあるあらゆる物事は「事実」と「その関係性」で成り立っている。「事実」は目に見えるものなので捉えやすいが、「関係性」は目に見えないものである以上、「推論」でしか捉えることができない。そして、もしあなたが「目に見えない関係性」を推論で捉えることができなければ「分析が甘い」と言う状態に陥る。
・つまり分析とは、「事実」と「事実同士の関係性」を推論で解明していくプロセスであり、そのために必要不可欠な能力が「推論力」だ。
 
●ビジネスコミュニケーションに必須 推論力③
ビジネスの世界では、
・話全体の中で、相手はどの部分のことを聞きたがっているのか?「前提」の話か?「推論」の話か?それとも「結論」の話か?
・自分が伝えようとしている事柄は「前提(空)」→「推論(雨)」→「そこから得られる結論(傘)」の筋道が論理的か?
という2つのポイントを押さえておけば「伝えたいことが伝わらない」という状態を回避できる。この2つのポイントを押さえる上で要となるのが「推論力」だ。
 
●生産性の向上に役立つ 推論力④
・もしあなたが「重要な20%」について適切な推論を立てることができれば、その20%ガ80%の成果を生むのだから、生産性は4倍になる。
 
●提案力の向上に必要不可欠 推論力⑤
・提案が通らない原因は、大きく分けて2つある。それは、そもそもの「置いている前提」が間違っている場合か、あるいは前提は正しいものの、前提から結論に至るまでの「推論」が適切でない場合だ。
・ビジネスには多かれ少なかれ投資が伴う以上、その推論が根拠のない思いつきであってはならない。「なぜうまくいくと言えるのか?」と言う根拠が必要であり、根拠も含めて「提案」するには論理的に妥当な結論を導き出す「推論力」が求められる。
・こうして見ていくと「優れた提案」とは、過去の常識を覆すことで「期待」をつくり、かつ「これならうまくいきそうだ」という「納得」をつくる仕事であり、その両方に高いレベルの推論力が必要である。
 
●推論力は、今後希少性が高まるスキル
・情報は古くなるが推論力は古くならない。
 
■第1章のまとめ 7つのポイント
・1.推論力とは「未知の事柄に対して筋道を立てて推測し、論理的に妥当な結論を導き出す力」のことを指す。
・2.推論力は、より確実性の高い「可能性」を見出すために必要不可欠な能力である。
・3.推論力は「ビジネス思考力」「分析力」「コミュニケーション力」「生産性」「提案力」の向上に寄与する中核能力である。
・4.推論力は、情報洪水時代に希少価値となる能力である。
・5.推論力は、今日明日では真似されにくい、長期的な競争力のある能力である。
・6.推論力の具体的な方法論は「帰納法」「演繹法」「アブダクション」の3つがある。
・7.「帰納法」「演繹法」「アブダクション」は「頭の使い方」を工夫することで「これまでになかった物事の新たな可能性」を見出すことができる。
 
■帰納法とは何か?
・帰納法の本来の真価とは、数多くの「法則」を発見できることだ。
・本書では帰納法を「妥当性の高い論理を導くための手法」としてだけでなく、「有益な法則を導き出す推論法」という意味合いでも解説していく。
 
●共通点を見つけて結論へ
・帰納法の「帰納」とは「物事が落ち着いて(帰)、結論に納まる(納)状態」を指す。
・帰納法:複数の事実から共通点を発見して結論を導き出す推論法。
 
●帰納法を扱う際の3つの留意点
・1.事実に偏りがある場合
・2.共通点の発見に飛躍がある場合
・3.結論部分に飛躍がある場合
 
●ビジネスで帰納法を活用する2つの局面
・1.環境の変化を捉えて、方針や戦略を策定する局面
・2.世の中の事象から「法則」を発見し、学びに変える局面
 
●世の中の事象から法則を発見し、学びに変える局面
・真に意味がある成長とは、すぐに陳腐化してしまう「知識」を得ることではなく、時代を超えて使える再現性の高い「法則」をストックしていくことだ。
・独自性&再現性の高い「法則」を手に入れることは、あなたの成長にとって決定的に重要となる。そこでフル活用して欲しいのが「帰納法」だ。
 
■帰納法の頭の使い方4ステップ
・STEP1:様々な事実に気づく。
・STEP2:複数の事実の共通点を発見する。
・STEP3:結論や法則を見出す。
・STEP4:アナロジーを使って「法則」を応用する。
 
■ビジネスに帰納法を活かす方法
帰納法は「複数の事実から共通点を発見して結論を導き出す推論法」であることから、ビジネスにおける次のような局面と相性が良い。
・世の中の機運を捉えて、ビジネス機会を発見する。
・市場の環境を分析して、戦略を策定する。
・ライフスタイルの変化を捉えて、コンセプトワークに活かす。
・複数の事実を根拠に、提案をする。
・複数の事実から、問題の根本原因を発見する。
帰納法は、何か問題が生じた際に、断片的な事実から根本的な原因を見抜く上で必要不可欠な推論法だ。
ビジネスの世界には、少ない情報量から数多くの仮説を生み出し問題解決行動を起こせる「一を聞いて十を知る」人が存在するが、それができるのは「洞察的帰納法」をマスターし、頭の中で使いこなす術を心得ているからだ。
 
■第2章のまとめ 7つのポイント
・1.帰納法とは「複数の事実から共通点を発見して結論を導き出す推論法」のことを指す。
・2.帰納法とは「観察を通して直接的に共通点を発見する観察的帰納法」と「洞察を通して共通点を発見する洞察的帰納法」の2つがある。
・3.真に意味がある成長とは、洞察的帰納法を通して再現性の高い「法則」を手に入れることである。
・4.洞察的帰納法を使いこなすには「見てている事実から発想する」のではなく「見えない共通点を発見して、そこから発想する」と言う頭の使い方を習慣にする必要がある。
・5.何をやらせても優秀な人は、どんな些細な事実からも「見えないもの」を見抜き、それらを「法則化」し、様々な分野に応用する習慣を持っている。
・6.帰納法を見つけるには「帰納法のトレーニングのために時間をつくる」のではなく「今ある習慣や業務の中に帰納法を組み込む」のが賢いやり方である。
・7.帰納法を応用すれば「共通点を根拠に結論を出す」だけでなく「例外を発見して可能性を広げる」こともできる。
 
■演繹法とは何か?
・本書では「演繹法」を「論理(三段論法)」の側面だけでなく「常識や前提を覆す」という側面からも解説していく。
・演繹法とは「前提となるルールに物事を当てはめて、当てはまるか、当てはまらないかで結論を出す」推論法を指す。
・演繹法:前提となるルールに物事を当てはめて結論を出す推論法。
 
●演繹法を扱う際の2つの留意点
・1.前提となるルールに誤りがある場合
・2.過度に推論形式にとらわれてしまう場合
 
●ビジネスで演繹法を活用する3つの局面
・1.ビジネスの環境変化を予測する局面
・2.提案の良し悪しを検証する局面
・3.洞察的帰納法で得た「法則」から価値を生み出す局面
 
■演繹法の頭の使い方3ステップ
・STEP1:「前提となるルール」を見極める。
・STEP2:「前提となるルール」に目の前の物事を当てはめる。
・STEP3:結論を出してチェックする。
 
■ビジネスに演繹法を活かす方法
演繹法は「前提となるルールに物事を当てはめて結論を出す推論法」であることから、ビジネスにおける次のような局面と相性が良い。
・今後の市場動向の予測に活かす。
・戦略や方針に基づいた企画立案に活かす。
・会議のファシリテーションに活かす。
・企画を提案する際のロジックに活かす。
・ビジネスのKPI設定に活かす。
 
■第3章のまとめ 7つのポイント
・1.演繹法とは「正しいとされているルールに物事を当てはめて結論を出す推論法」のことを指す。
・2.演繹法は「前提となるルール」さえ正しければ、そのルールに対して「当てはまるか?」「当てはまらないか?」の二者択一しかないため、誰もが同じ結論にたどり着きやすい。
・3.演繹法は「前提となるルールが存在し、かつ、正しいこと」が極めて重要となるが「正しい前提を置く」こと自体、必ずしも容易ではない。
・4.演繹法は、目の前の物事をルールに当てはめれば、必然的に結論が導かれるという性質があるため、「意味」や「内容」を吟味しないまま「ただ当てはめる」という思考に陥りやすい。
・5.前提となるルールに物事を当てはめて考える際には、単に機械的に当てはめるのではなく「そもそも、前提は正しいのか?」「前提は、十分に掘り下げられたものなのか?」と疑う習慣が必要となる。
・6.演繹法をマスターするためには、常識を鵜呑みにせずに「その主張が置いている前提は何か?」「その前提から、どのような推論を経て主張に至ったのか?」を考える習慣をつける必要がある。
・7.演繹法の弱点を利用し「前提を疑う」「前提を概念で捉える」「前提を捉えなおす」ことができれば、これまでの当たり前や常識を覆し、新たな側面の発見や価値の創造につなげることができる。
 
■第4章のまとめ 7つのポイント
・1.アブダクションとは、「起こった現象」に対して「法則」を当てはめ、起こった現象をうまく説明できる仮説を導き出す推論法のことである。
・2.「仮説思考」に必要な推論力が「アブダクション」である。
・3.演繹法や帰納法にないアブダクションの大きなメリットは「仮説の可能性を広げることができる」ことである。
・4.アブダクションで多様な仮説を立てられるかどうかは、ストックしている「法則の多さ」にかかっている。
・5.アブダクションで仮説を考え「演繹法」で検証することができれば、再現性の高い「法則」を手に入れることができる。
・6.アブダクションは構造化することで多くの仮説を生み出すことができる。
・7.仮説を生み出す目的が、意思決定やアクションに結びついていくことである以上、現象と原因の間にある「因果関係の強さ」にまで踏み込んで考えていくことが重要である。
 
■第5章のまとめ 7つのポイント
・1.自社を取り巻く環境から方針を策定し、方針と施策を一貫させる際に有効なのが「帰納法と演繹法の合わせ技」である。
・2.方針と施策を一貫させるには、全体方針の策定に帰納法を活用し、演繹法を使って個別方針に落とし込む頭の使い方が必要となる。
・3.事業面と財務面の両面で提案する場合に有効なのが「帰納法と演繹法の合わせ技」である。
・4.ピラミッドストラクチャーで「結論とその根拠」の関係を明確にするには、帰納法と演繹法は欠かせない要素となる。
・5.「アブダクション」「帰納法」「演繹法」の合わせ技は、世の中に存在しているあらゆる物事を学びの対象に変える「方法論」である。
・6.「アブダクション」「帰納法」「演繹法」の合わせ技は、気づきや疑問を通して「法則」や「仮説」を発見し、その発見が新たな気づきを生み出すループをつくることができる。
・7.「アブダクション」「帰納法」「演繹法」を通して「ああなれば→こうなる」という法則を数多く手に入れることができれば「法則の当てはめ」を通して多くの気づきを得ることができ、あなたが見える世界は格段に広がる。

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Posted by ブクログ 2021年01月16日

「知識は、過去の先人からの借り物に過ぎない。自分独自の競争力にはならず、時間が経つに連れて古くなっていくもの」

「真に意味がある成長とは、すぐに陳腐化してしまう《知識》を追いかけることではなく、時代を越えて再現性の高い《法則》をストックしていくこと」

「この《法則》を様々な分野に応用すれば、幅広...続きを読むい分野で精度の高い仮説を導き出せるようになる」

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Posted by ブクログ 2021年01月16日

考える力を身につけるための本。こういう頭の使い方をすればいいのか…!がわかる。

事例が豊富なので自分の頭の中でトレースしやすいので、良いトレーニングになる。

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Posted by ブクログ 2021年01月16日

「推論」と聞くと堅苦しく感じますが、できる人の頭の使い方をマスターしたいビギナー向け。

手順が丁寧に説明されていてわかりやすい。

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Posted by ブクログ 2024年01月22日

今話題の論理的思考関係。

ものごとを考える時に、分かりやすく、順序立てて、論理性のあるようにするためにはどうすれば良いか具体事例を挙げて書かれている。

社会人になり、なんとなくやっていたことも、このように体系的に書かれていれば、より深いものにできる。

自分がこれから取り組むべきことは、普段から...続きを読む疑問を持つこと、より深く観察すること、そして当てはめるフレームの数を増やすために、マーケティングやフレームワークの本を読もうと思いました。

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Posted by ブクログ 2023年05月12日

帰納法、演繹法、アブダクションについて丁寧に書かれていた
類書より具体例が多く挙げられており、実際に自分で考えるときにどうやって考えたら良いかイメージが湧きやすかった
後は自身がどれだけ実践できるかだと思う

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Posted by ブクログ 2023年05月11日

3つの推論法の説明です。

帰納法   インダクション induction
 事実①、②、③ ⇒ 共通点を発見 ⇒ 結論 ⇒ その根拠は ⇒ 事実①、②、③ OK

演繹法   デダクション deduction
 AならばB,BならばC ⇒ ならば AならばC

仮説検証法 アブダクション...続きを読む abduction
 起こった現象をみる⇒法則を当てはめてみる⇒導かれる仮説

言葉がばらばらだったのでそろえてみました。
仮説検証には実際にやってみる、概念実証(POC:Proof Of Concept)というのがあります。

気になったのは、以下です。

■推論力

VUCA:
Volatility  変動性
Uncertainty  不確実性
Complexity  複雑性
Ambiguity   曖昧性

答えが必ずある、絶対的な正解がある ⇒ そんなものはない、絶対的な正解はない ⇒ あるのは可能性だけ

推論力とは 未知の事柄に対して筋道を立てて推測し、論理的に妥当な結論を導き出す力

推論のプロセス
 ① 事実を認識する
 ② 問題意識をもつ
 ③ 推論する
 ④ 仮説を導き出す
 ⑤ 仮説を検証する
 ⑥ 結論を出す

なぜ推論力が必要?
 ① ビジネス思考力
 ② 分析力
 ③ コミュニケーション力
 ④ 生産性
 ⑤ 提案力

VRIO 競争力整理フレームワーク
Value     価値
Rarity     希少性
Imitability  模倣困難性
Organization 運用力

■帰納法

帰納法とは 複数の事実から共通点を発見して結論を導き出す推論法

帰納法の留意点 
 ① 事実に偏りがある
 ② 共通点の発見に飛躍がある
 ③ 結論部分に飛躍がある

なので、精密さ より 納得感 を追え

帰納法のステップ
 ① さまざまな事実に気づく
 ② 複数の事実の共通点を発見する
 ③ 結論や、法則を見出す
 ④ アナロジをつかって「法則」を応用する

帰納法に用いる、問題発見のためのフレームワーク
 事業環境面 ①PEST ②5フォース ③3C ④4P
 組織面 ①7S ②Will,Can,Must ③カッツモデル
 オペレーション、業務プロセス面 ①バリューチェーン ②QCD ③ PDCA
 コスト財務面 ①固変分析 ②直間費

■演繹法

演繹法とは 前提となるルールに物事を当てはめて結論を出す推論法

演繹法のステップ
 ① 前提となるルールを見極める
 ② 前提となるルールに目の前の物事を当てはめる
 ③ 結論を出してチェック

■アブダクション(仮説検証法)

アブダクション(仮説検証法)とは 起こった現象に対して法則を当てはめ、起こった現象をうまく説明できる仮説を導き出す推論法

演繹法とどうちがう
 演繹法 「正しいとされる前提」 ⇒ 「目の前の物事」 を当てはめてみる
 アブダクション 「起こった現象に」 ⇒ 「正しいとされる法則を当てはめて」 ⇒ 「原因となる仮説を導き出す」
 つまり、目的や使う局面が違う

アブダクション(仮説検証法)のステップ
 ①起こった現象に自覚的になる
 ②起こった現象に対して疑問を抱く
 ③さまざまな法則を当てはめて仮説を導き出す
 ④仮説を構造化してさらなる仮説を導き出す
 ⑤仮説と、起こった現象との間にある、因果関係を検証する

道具立て
 ① ロジックツリー
 ② Whatツリー
 ③ Whyツリー

もくじ

まえがき
第1章 可能性を広げる推論力
第2章 「優れた洞察」を生み出す推論法 帰納法
第3章 「予測と検証」を可能にする推論法 演繹法
第4章 「仮説」を生み出す推論法 アブダクション
第5章 成果を倍増させる「推論力の合わせ技」
あとがき

ISBN:9784866800615
出版社:フォレスト出版
判型:4-6
ページ数:296ページ
定価:1700円(本体)
発売日:2021年05月02日5刷

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Posted by ブクログ 2023年01月06日

いろいろなロジカルシンキングの本や思考法の本を読んできましたが、それらの内容の基礎になるような内容だったと感じました。
帰納法、演繹法、アブダクションの言葉の定義から自分の頭で、これらをどのように運用していけば良いのかが例とともに書かれているので今後似たような本を読むときにこの本に書かれた考え方を活...続きを読む用していけばより良い理解が得られると思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月10日

・推論とは、正解のない問いに対して、事実・前提となるルール・法則から答えを導き出すための思考法である。
・多くの前提や事実、法則から推論や仮説を導き、結論を出すことで、戦略立案・方針策定・問題解決などに活かしていく。
【帰納法】
・複数の事実から共通点をみつけ結論を導き出す。
・既に起きている事象か...続きを読むら結論を導くことで、自身の戦略立案・方針・提案事項に説得力と根拠を持たせることができる。
・事実については、疑いを持って一度立ち止まることも必要。また、共通点や結論が飛躍していないか振り返りを行うことで、より精度の高い推論が可能となる。
【演繹法】
・前提となるルールに事象を当てはめ、結論を導く。
・前提となるルールは客観的に捉えても、一般的、不変的な内容になっているかが重要となる。
・ビジネル環境の変化における戦略立案、提案の是非、「法則」から価値を生み出す場面で有効。
・前提となるルールを設定するためには、ビジネスにおける一般論を情報収集する必要がある。100%正しいルールを知っておく。
・前提となるルールに対して「Why」と問いかけることで、新たなルールを見つける契機になる。
【アブダクション】
・起こった事実に対して法則を当てはめ起こった現象を説明できる仮説を導き出す。
・限られたソースで妥当な結論を導くことに有効。
・結果→原因→仮説
・問題の原因究明、トレンド背景のキャッチとキーワードからほかへの応用、他社の成功事例の応用
・フレームワークを活用することでよりエビデンスを確保できる仮説を生み出すことができる(ロジックツリー、PEST、3C等々…)
・上記3つを組み合わせて推論を行うことで、多角的かつ、複数の根拠(事実、ルール、法則)をもとに仮説を導く出すことができる。また複数の根拠が生まれることで、様々な仮説、企画・戦略立案や提案に結びついていく。
・昨今のビジネスにおいては「正解」はない。上記の思考法を多少大まかな粒度でもいいので、高速で検証し、ロジカルかつ確固たるエビデンスを備えた仮説を導くことが重要。

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Posted by ブクログ 2022年06月12日

答えを知る方法ではなく、仮説を導く方法をとても分かりやすく解説している。
日頃、自身がコンサルとして戦略仮説をつくる、もしくはそれを検証するときに、どのような思考フローを行なっているか再確認出来た点が特に有意義。
また、複数の手法のなかで相対的に弱い部分も認識することができた。

日常的に論点思考、...続きを読む仮説思考の環境に置かれている人も、そうでない人も一読の価値がある。

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Posted by ブクログ 2022年03月31日

思考のトレーニングが大事!

●帰納法
複数の事実から共通点を見つけ出し、結論を導き出す方法(限られたサンプルから共通点を見つけ出し、それを全体に当てはめる)
A=C
B=C
→A=B

洞察的帰納法を用いて「法則」を見つけ出すことができれば、それは単なる知識を超えて今後の自分の糧となる。
例)①イ...続きを読むベントAで「旅」をモチーフにしたら集客力が高まった。 ②〃「宇宙」③〃「図鑑」
→共通点は、モチーフを加えたこと
→(法則)イベントにモチーフを加えれば、集客力は高まる。

いかにして、見えない共通点を探し出すかがポイントで、そのためには抽象化と多面的視点が必要。
異なる分野から得られた「法則」をビジネスに生かすことができる。

日常を帰納法を使った思考実験の場にしてトレーニングすること!

●演繹法
前提となるルールに物事を当てはめて結論を導く方法。
例)【前提】身長が伸びれば体重は増える→【当てはめる物事】来年は、身長が伸びる→【結論】来年は、体重が増える。

洞察的帰納法によって得られた「法則」を前提となるルールにおくことで、自らの「提案」に至る結論を導くことができる

前提となるルールを正しく見極めることが大事
ルールの例)目的・目標・方針

会議のファシリテーションへの演繹法の生かし方として、「前提のすり合わせ」がある。(意見のすり合わせよりも先に)。なぜなら、前提が正しくない(=揃っていない)と、演繹法から分かるように正しい結論が導かれない(=意見が嚙み合わなくなる)から。

【前提】判断基準がない限り、ものごとは決められない
【当てはめ】この会議には、判断基準がない
【結論】この会議ではものごとは決まらない

ラテラルシンキング=水平思考
により前提を「捉えなおす」ことで応用できる。
例)エレベーターの待ち時間が長いことによるクレーム→待ち時間を減らすべきという前提を「捉えなおし」、待ち時間を有意義にすべきという前提をおく。

●アブダクション
「起こった現象」に対して「法則」をあてはめ、仮説を導き出す思考法

【起こった現象】
売上が落ちた
【法則】
買う人が減れば売上は落ちる
【仮説】
売上が落ちたのは、買う人が減ったからだ

法則は、洞察的帰納法から導かれるため、これらを組み合わせることが重要。
例)
・集客力が上がった
・イベントにモチーフを加えると、集客力は高まる
・集客力が上がったのは、イベントにモチーフを加えたからだ

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Posted by ブクログ 2022年02月07日

帰納法、演繹法、アブダクションの意味、それぞれの訓練方法、組み合わせることの重要性を学ぶことができる。
例を用いてわかりやすく解説してくれているが、繰り返し読むことで知識を定着させ、しっかりとアウトプットする必要があると感じる。

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Posted by ブクログ 2021年05月27日

目的
人を納得させたい。頭の中を整理したい。解決策を見出したい。

結論
推論を使い物事の整理、論理的に説明する力、仮説を立てを養える。

技術というより考え方が3点。
①複数の事実、目に見えない背景から共通点を発見する洞察的帰納法。
例えば、
水は飲めるもの
水は洗えるもの
水は消せるもの
この3...続きを読むつの共通点は、水を抽象化し、モノをコトとして捉えている。

※見えている事実からではなく、見えない事実から法則を見出す

②洞察的帰納法から得た共通点(法則)を前提となるルールに当てはめて予測、検証につかう演繹法。
例えば、
空は曇りだ(前提となるルール、事実)
雨が降るだろう(解釈)
傘を持って行こう(結論、行動)
となる。

※前提となるルールが必ずしも正しくないこともある。そのため常に前提を疑う。前提を概念で捉える。前提を捉えなおす視点も必要。

③起こった現象に対して共通点(法則)を当てはめ、起こった現象にする原因の把握をし、仮説を立てる、問題発見や解決策を考えるをアブダグション。
例えば、
売上が落ちた。(起こった現象)
買う人が減れば→売上が落ちる。(法則)
よって、売上が落ちたのは買う人が減ったからに違いない(仮説)

※演繹法とアブダグションの違い
演繹法は、今後の推論と妥当性の担保。
アブダグションは、起こった現象に対する原因把握。

①~③の頭の使い方を行き来すれば、
思考の整理から、解決策、発想までつぶしが効く。

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Posted by ブクログ 2024年04月16日

帰納法、演繹法、アブダクションのやり方が分かりやすく書かれている、実践向きで良い本だと思いました。ただ、各方法の例文が読んでもピンと来ないことが多く、せっかくの例文ですが少し読み飛ばしながら読み進めてしまいました。

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Posted by ブクログ 2022年08月11日

帰納法、演繹法、アブダクション、何れも基本的なロジックであるが、それぞれの組み合わせや深堀により、個々の問題を構造化していくことで、問題点を突き詰める方法論は参考になった。
ただ、アブダクションは何となく進次郎構文臭を感じる。

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Posted by ブクログ 2022年05月05日

推論法について、主にビジネスの場面での使い方について書かれている。例が多く、最初は理解しにくくても、段々理解できるようになっており、分かりやすかった。自分はビジネスマンではないが、日常の場面でも応用が効くと感じた。

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Posted by ブクログ 2022年02月06日

行動しないということは、自分を成長させる機会を見送っていることと同じだ。同時に、将来に向けて自らリスクの芽を育ててしまっている。
そして決断を先送りすればするほど、将来に対する選択肢は少なくなり、得られるリターンも少なくなる。

慣性の法則に逆らって新しい一歩を踏みだすために予測するチカラを研かなけ...続きを読むれば。

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Posted by ブクログ 2021年03月07日

3つの方法を駆使して仮説を作り出す術を解説した一冊。帰納法・演繹法・アブダクション。

方法に対する説明はすんなり理解できる。
ただ具体例や応用内容の項目は、頭の回転が必要となる。学んだだけでは意味がなく、アウトプットが欠かせない。

【抽象化による洞察的帰納法→仮説ストック→アブダクションで活用→...続きを読む演繹法で検証】
という流れは勉強になった。

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