あらすじ
「この本を読めば非効率、非生産性という言葉と無縁になるのではないか」
諏訪中央病院名誉院長 鎌田實氏 推薦
不登校の女子高生が偏差値85を突破!
仕事・勉強・趣味……あらゆる場面で
脳が自然とフルドライブする
診療実績17000人超
マッキンゼーで学んだ脳神経内科医が教える
「無意識」の活用
◎頭の中のノイズが消える
◎意思の力に頼らず没頭できる
◎ぐるぐる思考をかき消す
◎気分の浮き沈みがなくなる
◎ストレスに強くなる
脳の仕組みを理解すれば、どんなことにも集中できる!
【著者からのメッセージ】
本書は集中について書かれた本ではありますが、同じ脳の強化というベクトルでは、
病的なぐるぐる思考の状態から、健康な思考回復をおこなう医学書でもあるのです。
医学書として通底する真のメッセージをまとめると次のようになります。
世界を認知するのは、まずは脳内の現実世界からの予測から始まる。
そして五感を通じて取り入れた外部の事実世界と照合して、
もし誤差があれば「意識」を使って脳内の現実世界を修正してより事実世界に近接する。
適切な現実世界をつくるために、脳の唯一の機能は「予測と予測誤差の修正」である。
つまり、現実世界は、五感と「わたし」を通した脳内の写像である。
私たちは脳内の現実世界に生きている。
その現実世界が生きづらい世界だったら、その現実世界を生み出す「わたし」、その価値観を修正すれば世界は変わる。
その価値観は、正しく高尚な価値観でなく、新しい現実世界を生み出すための適切な、快適な価値観である。それを自ら選択すれば、世界は新たに創造できる。
起こった現象にはすべてに意味がある。症状、病気さえ、その人にとって大きな意味をもつ。
起こった症状でなく、その原因を生み出した世界観を修正することが、私たちの脳機能の本質である。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
意識=ワーキングメモリは少ない エネルギーもデフォルトモードネットワークが大半を使用することになっている
→ 無意識=集中状態 → 脳が予測する通りであれば意識化しない 無意識続く
集中に大事なのは無意識、予測通りの状態を作ること
予測不可能なキッカケ作らない 集中できる環境はシンプル キッカケとなるもの置かない
事実と現実は違う 事実は無味無色無臭 → 自分の五感が入り現実に。非合理=ストレスな現実は自分の五感が作り出す
では五感をコントロールするには
①そもそも自分を消す 瞑想 今ここ 呼吸に集中 外から自分を眺める
②ことば 人間はことばで認識する 青い ということばでその色を認識する
→ ことば は操れる
ありたい姿を予測化しよう 言葉を操ろう
セロトニン “クールな覚醒” を
セロトニン 笑顔 リズム運動 食事
Posted by ブクログ
集中術の関連の本はいくつか読んでおり、本書も気になったので読みました。
やはり集中術関連の本に書いてあることはどれも同じような内容で本書でも
マインドフルネスや運動を推奨していました。
集中に関する本を読んだことがない人にはおすすめです。
過去に集中に関する本を読んだことがある人には新鮮味は薄いかもしれません。
Posted by ブクログ
医学的エビデンスに基づいた文章で信頼性があった。その代わり少し難しい文章や頭に入ってこない文章もあった。
失敗経験を沢山した方がいいという話はとても良かった。