【感想・ネタバレ】実はヤバい実験心理学のレビュー

あらすじ

★心理学の実験をわかりやすく紹介するコミックエッセイ★

その心理、全てこんなトンデモ実験で証明されました!

【CONTENTS】
・ラットを見せながら、大きな音で赤ちゃんに恐怖を与える実験
・他人に電気ショックを与え続けさせる実験
・数パターンの物理的距離を取りながら、他人に電気ショックを与えさせる実験
・手術を受ける患者に、他者があなたが治ることを祈るか祈らないか伝える実験
・正解は明らかにCなのに、全員でBと言ってみる実験
・精神科で病のフリをする実験
・他人が苦しんでいる声を1人で聞かせる実験
・子どもに暴力的な言動を見せる実験
・わずかなお金で嘘をつかせる実験
・子ザルを母から引き離し、針金やタオルで作った人形を与える実験
・加害者とされる人物に追加で嘘の罪を伝える実験
・エッチな小説を音読させたあと、退屈な討論会に参加させる実験
・論文をめっちゃバカにする実験
・「吊り橋効果」は誰にでも効果があるのか調べる実験
・何も聞こえないはずの場所で何か聞こえるか調べる実験
・女性にエッチな写真をみせる実験
・ケーキをあげると伝える実験
・【番外編】厳しさとミスの関係性の調査

世にも恐ろしい実験から、偉業を成した実験まで!
★単行本カバー下画像収録★

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Posted by ブクログ

パブロフの犬やプラシーボなど、割と有名な心理学を
ちょっと、深掘りした内容。
どっちかというと、実験結果より過程を描いている感じ。 

気になったのは、自分に指示していいと思う人に支持されると、倫理観に外れた事や暴力的なことまで、
やってしまうミルグラム効果。
新たな知見として、偽医者の明らかに間違った指示を看護師にしたら、1人の場合は間違った指示に従ってしまう。しかし、同僚などがいる場合は相談などで確認し、その指示を拒否したという結果は面白いと思う。

応援や祈りのプラシーボもプレッシャーとなっては、
効果なしといった事も新しい。

また、よく言われている暴力的なゲームをすると暴力的になるってやつ。見るだけならそこまで影響ないが、自身が悪役などになってプレイするゲームは
影響あり。しかし、それよりなにより、影響が強いのは現実の大人が暴力的だとメチャクチャ影響うける。
これは、気をつけた方がよいかもね。

そして、吊り橋効果。これもルックスが良い人がやれば効果ありだが、逆の場合は、効果なしどころか、逆効果らしい。頭でイメージしたらちょっと、わかったかも。。。。

そして、肝に銘じたいの厳しさとミスの関係性。
ミスに厳しい職場は隠蔽や遅延が発生。余計に悪化な上に改善がされにくい。これは、現実にメチャクチャ多いよね。これもわかっちゃいるけど、やめられないって所が多い気がする。

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2025年11月27日

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