あらすじ
「お前の甘い香りに、気が狂う」伯爵家の養女・ルジェは淫魔の血が混じっていることを隠して慎ましく生きてきたが、心に反して身体の「飢え」は強くなる一方。想い人で後見人、国家憲兵隊として働く伯爵のアレシュと結ばれることはない。一刻も早く、糧を分けてくれる結婚相手を探さなくてはならなかった。しかし、飢えを収めようとした淫らな姿をアレシュに目撃されてしまって…。「もう逃さないから覚悟しろ」熱く太い楔とともに、道ならぬ運命を共にする約束を、身体の奥にまで刻み付けられる。だがそんな日々も長くは続かなくて…。
※こちらは単話1～6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
自己完結型の典型。二人とも圧倒的に言葉が足りないんだよ。
ヒロインの悲しみや苦しみもヒーローの怒りも伝わってくるから余計もどかしい。
心の距離と物理的な距離。どう縮まるのか不安しか感じなかったが…良かった、本当に良かったよ。
執念深い女の失脚、事の真相。繊細且つドラマティックなストーリーにも大満足です。
すごかった
読み始めた時はファンタジー系要素（？）なんてあると思ってなくて、読み進めていたら、あれ？もしかして。と思いながらドキドキしてました。タイトルから想像つかないこと起きるの楽しい。
ルジェとアレシュ両方とも、素直じゃないからなかなか関係は進展しないけど、そんな経過も愛おしい。
事件はなんとか解決したけど、第二王子殿下は策士で怖いお人と思った。
それとは別な意味で犯人怖すぎたけど。
ルジェもアレシュも想いが通じてからはちゃんと話ができてそうだし、幸せになって欲しいと思った。
