あらすじ
駆け出し通訳家の海老原晴希は、中東の王国アルカザスで先輩通訳の江里沢と待ち合わせているところを暴漢に襲われた。必死に抵抗する晴希を助けてくれたのは、猛々しくも理知的な美貌の青年ユーディン。彼は王国の王子であり、晴希がアシスタントを務めることになっていた今度の仕事相手だった。そのまま王宮に連れていかれた晴希は、思わぬ行き違いから「江里沢として」ユーディンの通訳につくことになってしまう。しかしそれは、ユーディンの夜の相手をするということでもあったのだ…!?
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Posted by ブクログ
金髪碧眼アラブの王子様×通訳。
先輩通訳の身代わりを引き受け、別人に成りすますことから関係が始まるため、とにかく両者の思いがすれ違う。
繰り返されるすれ違いに途中中だるみもあるが許容範囲内。
攻めの孤独と受けの苦悩も十分に伝わってくる。
さすとはやや強引にすべてが丸く収まりハッピーエンド
アラブ物全般からみるとまともな部類で楽しめる。