【感想・ネタバレ】みんなの秘密のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年07月11日

林真理子のこの手の話はもはやおとぎ話のような。今は色々アウトな男女格差。仕事に打ち込みながら女遊びもして一人前なサラリーマン。ステータス上々な伴侶を得て悠々暮らしながら女としての不満を募らせ不倫に走る専業主婦。
数珠繋ぎでみんなの秘密に触れていく短編が、林真理子好き読者の興味をそそるワイドショー的小...続きを読む説。

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Posted by ブクログ 2020年04月09日

リレー形式に主人公になるスタイルが新鮮で
一気に読めてしまう作品。

幅広い世代の男女の価値観の違いを考えさせられる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年06月10日

そんなにプライドや鬱屈したもの持ってる人って多いのか??あっても激しすぎる感があるよねえ。ここに出てくる人って人と比べたがるたがるよね。そんなことしてたら疲れるなあ。

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Posted by ブクログ 2024年01月17日

まだ本に出てくる人々の大半の年齢より若いため、共感できる部分は少なかったが、今後そう思うような事があるのかと思うと少し怖くなった。人間の本質や汚い面を文字で読むことで改めて考えさせられた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年01月30日

12の短編小説。
一話目の小説に出てきた登場人物の一人が、二話目の主役になって…と繰り広げられます。

爪を塗る女
悔いる男
花を枯らす
母の曲
赫い雨
従妹殺し
夜話す女
祈り
小指
夢の女
帰宅
二人の秘密


凄いですね。こんなお話思いつくなんて。

「祈り」の早川君代の気持ちが少しわかるかな...続きを読む
地方出身で…
実家に娘を連れて行くと、汲み取りトイレをいやがり…
私の父の実家が、汲み取りではないですが、トイレが怖かったなぁ…とか…
自分の実家に夫や子どもを連れてかえるのが、面倒とか…。

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Posted by ブクログ 2022年05月21日

数珠つなぎになっていて、それぞれの視点がすごく面白かった。
円ではなく線でつながっていく感じも、狭い世界を感じずに自然で、次の話で前回の主人公の意外性を感じるところが、リアルで良かったです。

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Posted by ブクログ 2022年02月25日

まずは、筆の力がある方の文章だなと思った。最近読んだ方の小説とのギャップがあって、流石に引き込まれた。内容について。各話の主人公の気持ちに共感できるできないは、人それぞれだし、倫理的道徳的に良し悪しを語るのはナンセンスだと思う。人は誰しも秘密や歪みを抱えていたり、何らかのきっかけで抱え得るものなので...続きを読む。今の自分の立場と年齢だからこそ、理解できる、すっと入ってくる部分もあった。

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Posted by ブクログ 2021年05月18日

短編集のようでいて、物語ごとに主人公が変わっていく。いろんな立場の人達の感情がこれほどまでに上手く表現されているのは林真理子さんの得意とするところである。幸せそうな人達の裏側を覗き見る感じがおもしろい。

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Posted by ブクログ 2016年01月07日

まぁーあれよね、人様の秘密ってのは、知ったところで少なくとも清々しい気持ちにはならないわよね。知る前までは知りたくてわくわくしたりすることもあるけど…

って感じです。
いろんなお話があるのでその都度いろんな気持ちを抱きますが、そこまで読後感ひどくはなく、個人的にはまぁまぁ面白いと思いました。

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Posted by ブクログ 2014年10月23日

男と女。誰もが何かの秘密を抱えて生きている。
林真理子さんて、こういうドロドロの感情をさらっと書く力量は、さすがです。

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Posted by ブクログ 2014年07月11日

男性と女性の違いが実感できる本

作者は女性にもかかわらず、両者の本質を見抜ける素晴らしい眼を持っていると感じた。

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Posted by ブクログ 2013年10月18日

これくらいの歪みって、みなさんお持ちなのでしょうか。
どうなのでしょう。
あるような気もするし、ないような気もする。
そう思うと、手近な小説とも思えるし
こんなドロドロは遠い話とも思える。

そこが林真理子の巧さなのでしょうね。
リレー形式の発想と技術も、さすがです。

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Posted by ブクログ 2012年12月29日

短編集だけどつながっている。前章の主人公と関係がある人が、次の章で主人公になってたりするので、次は誰が主人公になるんだろうー?など期待しながら読めた。

にしても揃いも揃って秘密だらけ」(笑)まあ小説だからね。
浮気、自身の田舎との関係、不倫、近所の確執、拒食症などなど、性に関する描写が多いのも特徴...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年07月15日

リレー形式で繋がっていく短編集。
誰もが持ってる秘密の大きさはソレゾレ。
秘密の1つや2つくらい、誰にでもあるよねぇ( ´艸`)
まぁ、ココに出てくる人達より歪みはマシやとは思いたいけど(笑)

☆爪を塗る女
☆悔いる男
☆花を枯らす
☆母の曲
☆赫い雨
☆従姉殺し
☆夜話す女
☆祈り
☆小指
☆夢...続きを読むの女
☆帰宅
☆二人の秘密

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Posted by ブクログ 2011年05月08日

1話目で脇役だった人が2話目の主人公に、2話目での相手役が3話目の主人公に・・・と、リレー形式で主人公が変わっていく短編集。
短編集の描き方としてはとても面白い。

ただ、林真理子氏の小説は、一人の女性の生き様をじっくり読み耽りたい。なので数十ページで視点が変わってしまう短編集は、やや物足りなさを感...続きを読むじ、中頃はだれてしまった。

最終話は、展開に驚き、緊張を感じ、うまくまとめたな~と嬉しい悔しさがあった。

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Posted by ブクログ 2022年12月09日

オムニバス形式で恋愛絡みの秘密が示されていく。
前の話で出てきた登場人物が他の人の目だとまた異なる人物像に映るのが面白い。
表面の印象と中身って違うものだと感じさせられる。

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Posted by ブクログ 2022年09月19日

女性も男性も、お金持ちでも良い容姿を持っていても、くだらないというか異常なところがあるよな〜(この小説ほどかは分からないけど)あるある、と読んでいて共感しました。

とはいえ、この小説に出てくる、地位や名誉のために生きる事!みたいな価値観にはなかなか共感できませんでした。時代の影響はそこそこあると思...続きを読むいます。それこそスノッブな家の生まれならもう少し共感できたかな。
浮気、不倫が多いので(しかも全て絶妙にリアリティがある)生々しさにちょっと疲れました。

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Posted by ブクログ 2021年08月16日

短編集だと思って購入し、一編目を読み終わった段階では、最後まで読み切る自信がなかった(´・ω・`)

でも、二編目に入ったとき「おや?」と思った。一編目で脇役だった人物が主人公になっている。
この作品はリレー形式で、前編で脇役だった人物が次に主人公になるように進んでいく。

登場人物が、ほんのちょっ...続きを読むとずつ秘密を抱え生活していくことで、最後には…

この作品の登場人物は、年齢、環境、経験など様々だが、何か満たされないものを感じ、それを満たすために抗う。その抗い方も様々だ。

見えない秘密。見えないが存在を感じる秘密。子の作品の続編があるなら、ぜひ読みたい( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧

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Posted by ブクログ 2021年08月16日

登場人物が次々と連鎖しながら、それぞれの持つ秘密に迫っていく短編集。ここまでスキャンダラスな話ばかりではないだろうが、表面からは知り得ないものはきっと誰しもが抱えているのだろう

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Posted by ブクログ 2021年08月01日

もういろんな主人公が連鎖的に登場してくる作品。前の章でのサブキャラがその章ではメインキャラになる。いろんな人目線で書かれてるから、すごく奥が深い。これ読むと、人を全て理解するのって無理なんだなと思う。ある人がある行動をとることは自分の知り得ないような背景や理由があるのかもしれないと思った。
林真理子...続きを読むさんって女性だけど、男性目線がすごくリアルですごい。逆に男が読むと女の人ってこんな風に考えるんだとか、そういうのがわかる。ドロドロしすぎなのである。
面白かった。

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Posted by ブクログ 2021年05月08日

一緒に過ごしているだけでは感じ取れないような、人の秘密って本当におもしろい
男の不倫は目を瞑りなさい系の言葉ってぜんぜん納得いかない

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Posted by ブクログ 2018年08月16日

他人からみてどんなに幸せな家庭でも大抵なにかしらの秘密がある。
この本の面白いところはリレー式に秘密が書かれてること。読めばわかります。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年10月15日

日経新聞での連載を読み、林真理子の著作を探して手に取った本。
脇役が次の主役となる連作短編集。
どれも男女の機敏や欲望をうまく描いており面白い。

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Posted by ブクログ 2017年03月11日

短編の登場人物それぞれが抱える秘密が、しりとりみたいにつながって最後の秘密はちょっと恐い。。。連ドラになったら面白そう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年12月09日

かなり前の本なので、箇所箇所、時代を感じる所もあったけど、男女の本質的なところは、今も昔もそう変わらないのね、という感想。こういう”男女の悟りの境地”を林さんはよく書いておられるけど、これも、そんな1冊でした。

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Posted by ブクログ 2014年09月29日

再読。リレー形式の短編集。吉川英治文学賞受賞。
浮気、田舎との関係、近所の確執等々、みんな秘密を持っているというもの。
なんだか面倒な生き方だな。

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Posted by ブクログ 2014年03月30日

こんなにも、人は秘密を抱えているのかな?
身近な人にも秘密があるのだろうか?と歪んだ目で見てしまいそうだ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年10月28日

主人公がリレー形式で変わっていく。

娘が父親を疎ましく思っているが
それは父親が元気であればこそ、
疎ましく思ったりできる。
その父親が余命がないと分かった時には・・・。

もしかしたら
その辺でありそうなゴッシプなストーリー。

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Posted by ブクログ 2011年08月28日

連作。1つの短編にでてくる脇役が、次に主役になり、
またそれにでてくる脇役が、次に主役に・・・と。
妻→夫→娘となるとき当たり前だけど夫→娘、
ではなく父→娘として変換される。
一人の人が対他人(身内も含め、自分じゃない人)へ、
相手に応じていろんな立場になることが、全部の短編を
流して読むことでや...続きを読むけに「納得」する。

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Posted by ブクログ 2011年07月08日

12話の短編集だが、1話の脇役が2話の主人公になり、リレー形式で話が進むのが面白いし興味深かった。「そんなこと起こらないよ」と言い切れないような、ひょっとしたら、私の周りでも起こってるかもと思うような秘密の話。私の主人は??息子は??娘は??私の知らない秘密あるのかしら??と。。。
不安になったり・...続きを読む・・まさか・・とはねのけたり・・・

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